Windy City Riot

日時
2022年4月17日(日)   18:00(CT)開場 19:00(CT)開始
会場
アメリカ・Odeum Expo Center(イリノイ州シカゴ)
観衆
2,277人(札止め)

第8試合 60分1本勝負
スペシャルシングルマッチ

VS

境界線

レフェリー|ジェレミー・マーカス

MATCH REPORT

 メインイベントはジョン・モクスリーvsウィル・オスプレイのスペシャルシングルマッチだ。このシカゴ大会への参戦を表明したモクスリーに名前を出されなかったことで、プライドを傷つけられたオスプレイが3.17静岡大会で逆挑発。モクスリーも翌日には動画で受け立つことを表明し、実現した全米注目の一騎打ちだ。

 先に入場のオスプレイはUNITED EMPIREのメンバーが入場口の前で並んだところに姿を現し、メンバーを引き連れてリングインだ。そして一旦ポーズを決めてからリングを降りて、客席方向を見ながらモクスリーの入場を待ち受ける。モクスリーはオスプレイの予想通り、客席から観客たちをかき分けての入場だ。
 そのモクスリーにオスプレイもゆっくりと近づいていく。そして通路で額を突き合わせるとゴングを待たずにエルボーの打ち合いを開始だ。両者譲らずに場外で乱闘を展開。モクスリーはボディブローの連打から鉄柵越しにラリアットを決めてみせる。
 そしてモクスリーがオスプレイをリングに入れたところでゴング。モクスリーはパンチ、チョップ、ヒザ蹴りでオスプレイを攻め立て顔面をかきむしっていく。コーナーホイップされ、オスプレイが突っ込んできても足を突き出して防御したモクスリー。
 だが、オスプレイはモクスリーがコーナートップに上がったところで逆水平チョップを食らわせて場外に転落させる。そして自身はコーナートップから体を捻りながらのコークスクリューのムーンサルトアタックだ。続けてオスプレイはビッグブーツから鉄柵攻撃。そして鉄柵越しに本部席目がけてバックドロップを狙う。
 これを阻止したモクスリーは逆にハンマースローでオスプレイを本部席に投げ飛ばしてしまう。ならばとオスプレイはイスを投げつけて反撃。この1発でオスプレイは額から大量の出血だ。そしてオスプレイはモクスリーをリングに戻すと、傷口に対してパンチを連打だ。
 オスプレイは容赦なくモクスリーの傷口にパンチを打ち込み痛めつけていく。さらにエルボースタンプでダメージを与え、噛みつき攻撃まで繰り出してみせる。モクスリーもオスプレイが逆水平チョップを打ってくると、やはり逆水平チョップで反撃するが、傷口をかきむしられてまたもダウンだ。
 オスプレイは容赦なくパンチを打ち込んでからヘリコプターで背中に一撃。左のリストを握ったまま逆水平チョップを連打していく。しかし、モクスリーもエルボーで反撃。オスプレイのハンドスプリングをキャッチして投げっぱなしのジャーマンだ。
 これで大ダメージを負ったオスプレイ。なんとかエプロンでロープに寄りかかりながら立ち上がったものの、背中にモクスリーのドロップキックを食らって場外に転落。鉄柵に激突し、オスプレイも出血だ。そのオスプレイが戻ってくるとモクスリーはリーガルニーを発射する。
 そしてコーナーに追い詰めてパンチを連打してから噛みつき攻撃。さらにブレーンバスターの状態で無造作に放り投げる。そしてパラダイムシフトの態勢に入ったモクスリー。オスプレイが踏ん張るとエルボーで攻撃だ。
 ならばとオスプレイもエルボーで反撃。モクスリーにロープに飛ばされたところをハンドスプリング式レッグラリアットを食らわせてみせた。そしてコーナーのモクスリーに串刺し式のビッグブーツ。続けて、ピッピーチェリオを後頭部に炸裂させる。
 オスプレイは必殺のストームブレイカーの態勢に。モクスリーが踏ん張るとステップキックを連打してから少し距離を取って蹴り上げる。しかし、モクスリーはこれをかわしてハーフネルソンスープレックスを2連発だ。
 しかし、オスプレイは3発目をバックエルボーで振り切り、モクスリーに突進。これをスカされてもエプロンに着地して、ピッピーチェリオを発射だ。しかし、モクスリーはこれをカウンターのエルボーで迎撃してみせる。
 そしてエプロンに出るとドリル・ア・ホール・パイルドライバーを仕掛けたモクスリー。オスプレイがエルボーを振るって抵抗してくると、自身もエルボーで対抗。オスプレイの額の傷口をかきむしり、さらに背中を引っ掻きながらパラダイムシフトを狙う。
 だが、オスプレイも許さない。頭突きを一撃見舞ってから、コーナーに飛び乗るとオスカッターでモクスリーの顔面をエプロンに叩きつける。そして鉄柵の外にあるテーブルにモクスリーをセット。自身はコーナートップに上がって、長距離のダイビングエルボードロップ・オン・ザ・テーブルだ。
 さらにオスプレイはモクスリーがリングに戻るとコーナーから長距離のミサイルキックを発射。続けてシューティングスタープレスを投下して追撃してから、オスカッターを発射だ。しかし、これを阻止したモクスリーはパラダイムシフト。ならばとオスプレイはこの大技を食らいながら、ヒドゥンブレイドを1発叩き込んで、両者ダウンとなった。
 モクスリーとオスプレイは座ったままお互いの額に拳を叩きつける。さらに立ち上がるとエルボー合戦だ。モクスリーはワンツーエルボーからショートレンジのラリアット。しかし、オスプレイはカウント1で立ち上がる。
 ならばとモクスリーはラリアット。しかし、オスプレイは倒れない。モクスリーのラリアットを受けながら、自身もラリアットを打ち返すオスプレイ。両者相打ちとなり再びダウンとなった。しかし、先に立ち上がったモクスリーはドリル・ア・ホール・パイルドライバーだ。
 ならばとオスプレイはラリアットで突っ込んできたモクスリーを一回転して態勢を入れ替えて、シットダウン式のパワーボム。そしてヒドゥンブレイドを発射したオスプレイ。しかし、これっを避けたモクスリーはオスプレイを捕まえて胸板にエルボースタンプを連打していく。
 そしてスリーパーホールドで絞め上げてからスリーパースープレックス。だが、オスプレイは着地するとハイキック。続けてロープに飛んでオスカッターだ。モクスリーがキックアウトすると後頭部にエルボーを連打。そしてヒザ立ちにして正面からヒドゥンブレイドを発射する。
 しかし、モクスリーはこれをラリアットで迎撃。オスプレイが立ち上がりかけたところで、ロープに走って後頭部を片足で踏みつけていく。そして高角度のパラダイムシフトへ。しかし、後方に着地したオスプレイはサイレントウィスパー。だが、モクスリーはすぐさまラリアットで応戦だ。
 それでも倒れないオスプレイは、モクスリーが続けて突っ込んできたところをスパニッシュフライで迎撃。さらにヒドゥンブレイドで顔面を打ち抜くと、ストームブレイカーへ。しかし、モクスリーは着地。ガットショットを食らわせてから、すぐさまパラダイムシフトだ。
 そして、続けて高角度のパラダイムシフトで一撃。オスプレイもキックアウトしたが、微妙なタイミングながらこれでカウント3。しかし、モクスリーは分からなかったのか、すぐさまスリーパーホールドに入る。
 これにたまらずタップするオスプレイ。しかし、3カウントで決着がついており、ゴングが打ち鳴らされる。やっと自身の勝利だと分かったモクスリーはなぜかレフェリーにもパラダイムシフト。顔面血まみれのままコーナーに上がってポーズを決めたのだった。

COMMENT

モクスリー「お前はこの3年間ずっと俺から逃げ回ってきた。俺はずっとヒロシ・タナハシを尊敬し、ヒロシ・タナハシのことを羨望の眼差しで見てきた。誰よりもヒロシ・タナハシの対角線に立ちたいとずっと思ってきた。タナハシがニュージャパンのエースで世界最高のレスラーの一人だからだ
タナハシと戦って自分の実力を試したいと思っていた。だが、アイツは俺が思っていたような男ではなかった。ずっとあいつがこっちを振り向いてくれるように努力してきたが、アイツのやることといえば、笑顔を振りまいてエアーギターだ。俺のことなんか全く眼中にないって態度でな。タナハシは俺と同じリングに上がることをビビっているんだ!


 
(今日戦って今は)オスプレイに対してはリスペクトの気持ちを持っている。アイツは何度も俺の名前を出し続けた!そして散々痛めつけてくれた!
耳をかっぽじって聞くんだ。5月14日、ヒロシ・タナハシの身に何が起こるのかここでハッキリと教えてやろう。この俺がアイツをぶっ潰す!アイツを(先週のRampageのメインの)ユータと同じぐらいボロボロにしてやる!(隣のユウタが笑う)
タナハシ、5月14日ちゃんとワシントンDCに来いよ!さもなければお前のポニーテールを引っ張ってでもリングに上がらせるからな!」
 


 
オスプレイ「(憤慨しながら)恥をかかされた!怒りが収まらない!今夜の主役は俺になるはずだったのに!ノー!ノー!こんな結果で終われるわけがない!聞け! お前(モクスリー)のダチ、敵、お前の周りにいる人間を一人残らず始末し、最後に残るのは俺とお前の2人だ!そしてこの俺がお前の息の根を止める!」

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