NEW JAPAN BEST 〜FLY AWAY〜

日時: 2007年12月23日(日) 17:00開場　17:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1995

第1試合 20分1本勝負

ミラノコレクションA.T.
内藤哲也

稔
裕次郎

境界線

11分36秒　ヴィクトリア・ミラネーゼ

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

握手を求めるそぶりを見せた稔は、中指を立てて内藤を挑発。すると、会場からブーイングが飛び、内藤はアキレス腱固め極める。ロープに手を伸ばした稔は、場外エスケープし内藤に声援を飛ばすファンに「反則だろう」とぼやいた。
ミラノと裕次郎の場面になると、裕次郎はショルダータックル、スピアーでミラノを場外へ追いやる。そんな裕次郎の力技に押されるミラノだったが、走ってきた裕次郎を上手く転ばせ、顔面をロープへ痛打させる頭脳プレーで対抗。
これで裕次郎はペースを落とし、稔から串刺しドロップキック、急所蹴り、ミラノからロープパラダイスを見舞われ、苦しい時間が続く。だが、稔のブレーンバスターを逆に投げ返し、なんとか自軍コーナーへ生還。
タッチを受けた内藤は、コーナー最上段からトペコンヒーロの要領でリング内の稔目掛けてダイブ。そして、アバランシュホールド、ミサイルキックと連続して稔を攻め立てる。
続いて内藤は、ミラノにジャンピングエルボーアタックを食らわせ、裕次郎を踏み台した串刺しドロップキック。そして、裕次郎はラリアットをミラノにぶち込み、内藤をアシストする。
ミラノを追い込んだ内藤は、フランケンシュタイナーでミラノを押さえ込む。しかし、ミラノはブリッジで抜け出し、ジャンピングエルボーアタックも開脚で回避。そして、トラースキックからヴィクトリア・ミラネーゼで一気に勝負を決め、内藤から3カウントを奪った。

試合後、稔とミラノが来年1月4日東京ドーム大会で対戦する、クリスチャン・ケイジ、AJスタイルズ、ピーティー・ウィリアムスから届いたメッセージVTRが流された。
「（デヴィットに対して）プリンス？何を言っているんだ」、「ロッポンギで大勝利を祝う盛大なパーティーを開く。代金は全てニュージャパンに払ってもらう」など、VTRに登場したクリスチャンとAJスタイルズは言いたい放題（2人が喋っている中、ピーティーはチューブを使って体を鍛えていた）。
これを聞いたミラノは、「負けたらAJ スタイルズは“A.T.スタイルズ”、クリスチャン・ケイジは“タカヤマ・ケイジ”。これは外道の本名（高山圭司）だから。これに改名させてやる。みんな、リアル・インターナショナル・スーパー・エリート（略してRISE）について来い！」と、ファンにアピール。
そして、稔は「あのクソAJにRISE、新日Jr.、稔の怖さを叩き込んでやる。このスットコドッコイ！」と、一度敗戦を味わったTNA勢との“戦争”に勝利すると誓った。

COMMENT

ミラノ「オイ、1月4日東京ドーム、TNAvs（バーサス）ニュージャパン、そんなの関係ねぇ！ TNAvsRISE。覚えておけよ。ドームの1発目で、第1試合から爆発させてやる」
稔「新日本プロレス、IWGP Jr.タッグの挑戦者をとっとと発表しちまえよ。誰がアピールしてる？獣神さん（ライガー）とAKIRA、今やった内藤とジャ○アン（裕次郎）、稔とデヴィット。何をどう考えたって稔、デヴィットしかねぇだろ。迷わず行けよ。行けば分かるんだよ。それとTNA。この間（12/21）、東京ドームホテルで記者会見をやった時に、AJ（スタイルズ）がえらい剣幕で突っかかって来たけど、俺がアルマーニジーンズを物凄くカッコよく着こなしていたから、アイツも悔しかったんでしょう。大人気ないんだよ、AJ。リング上で言った通りだ。東京ドーム、RISEの怖さ、新日Jr.の怖さ、そして稔の怖さをオマエに叩き込んでやるよ」

内藤「俺と裕次郎、なんも問題ねぇよ！ただ結果がついて来ねぇだけだよ」
裕次郎「新日本のJr.は俺と内藤が変えるよ」
内藤「俺らに任せろって！」
裕次郎「Jr.は俺らに任せろ！」