第6試合はオカダ・カズチカ&矢野通vsタイチ&ザック・セイバーJr.のタッグマッチ。オカダは3.20長岡の『NJC』準々決勝でCIMA、ザックは3.21長岡の準々決勝でウィル・オスプレイとの対戦を控えている。
タイチ&ザックにはデスペラードが帯同。そのままデスペラードは放送席に解説として着席。オカダはIWGP世界ヘビー、矢野はKOPWのトロフィーを携えて入場。
先発はオカダとタイチ。ロックアップで組み合うと、オカダはタイチをロープに詰める。だが、タイチは体勢を入れ替えてクリーンブレイク。
続いてロープワークの攻防となり、互いにすばやい技の読み合いを展開。ここでタイチは笑顔を見せ、一気に喉輪を仕掛ける。だが、オカダもキックで反撃。
スイッチした矢野はコーナーパッドを外す。するとタイチがハンマースルー。しかし、矢野はロープにもたれかかって「ア~ア~ア~」と雄叫び。そしてタイチの後頭部を叩く。怒ったタイチは矢野を喉輪で金具むき出しのコーナーに追い詰める。
続いてタイチ&ザックが矢野にトレイン攻撃。そしてザックが矢野にネックツイスト。次はタイチが矢野の背中にサッカーボールキック。そして喉輪かチョークか、ギリギリの攻撃を繰り出していく。
スイッチしたザックは矢野のアゴをつかんで痛めつけてから、グラウンドでヘッドシザーズ。矢野は足を必死にロープにかける。
ザックは矢野を引きずり起こす。矢野はエルボーで反撃し、マンハッタン・ドロップを狙う。だが、ザックは耳をつかんで回避。しかし、矢野はザックの髪をつかんで引き倒す。
交代したオカダはザックにランニングのバックエルボー。そして串刺しエルボーからDDTをお見舞い。カバーをザックが返すと、オカダはスタンディングのジャベで痛めつける。
だが、ザックは切り抜けてサーフボードストレッチ。オカダは切り返すも、ザックは流れるような動きでコブラツイストで捕獲。するとオカダは腰投げ。
ここから両者はエルボーの応酬。ザックはスキをついて相手の腕を捕らえ、そこ目掛けてオーバーヘッドキック。スイッチしたタイチはオカダの顔面にステップキック。オカダもエルボーを返すが、タイチはローキックで反撃。
激しい打ち合いとなり、タイチはソバットで動きを止めてパワーボムの体勢に。しかし、オカダはこらえるとリバースネックブリーカーを炸裂。
スイッチした矢野はタイチのうしろ髪をつかんで引き倒すとカバー。タイチが返すと、金具むき出しのコーナーに自爆させて横入り式エビ固め。タイチがこれも返すと、矢野は金具にもう一度叩きつけようとするが、タイチはリストをつかんでスピンキック。
続くタイチのバズソーキックをかわした矢野は、パンタロンを脱がせて横入り式エビ固め。しかし、ザックがカット。パンタロンを脱がされたタイチは動揺を見せる。
矢野はタイチのアックスボンバーをかわしてフロントスープレックスの体勢に。こらえたタイチは上手投げを狙うも、矢野はファイヤーマンズキャリーで切り返す。
そして突進するが、タイチは金具むき出しのコーナーに自爆させると、すかさず上手投げ。続いて横綱式カチ上げエルボーを叩き込んで、矢野から3カウントを奪取した。
試合後、ザックは場外のオカダを挑発。両者は共に『NJC』を勝ち進めば、ファイナルで対戦することになる。タイチは勝ち名乗りを受けると、佐藤レフェリーに左の上手投げを決めてから退場。