第4試合は高橋ヒロム&内藤哲也&鷹木信悟&BUSHIのL・I・Jと鈴木みのる&タイチ&エル・デスペラード&TAKAみちのくの鈴木軍が6人タッグマッチで対戦。明日の3.31尼崎大会で『NEW JAPAN CUP』の2回戦を戦うヒロムと鈴木の注目の前哨戦だ。
先に入場してきたL・I・Jだったが、後から入ってきた鈴木がエプロンに上がりロープを潜ろうとした瞬間にヒロムが襲撃。そのまま場外にもつれ込んで試合開始だ。奇襲を食らった鈴木だが、すぐさま反撃。チョップとエルボーでヒロムをいたぶっていく。
リングに戻るとヒロムもエルボーとチョップで反撃。それに対して鈴木もチョップとエルボーで迎え撃つ。強烈なエルボーを食らってヒザをつくヒロムだが、立ち上がって何度も反撃だ。さすがに足がふらつき始めると鈴木はコーナーへスロー。
それでもヒロムはチョップで反撃。ショットガンドロップキックを食らわせると、コーナーに鈴木を追い詰めてエルボーで滅多打ちだ。ここはさすがにレフェリーが止めに入る。一度引き離されたところでBUSHIにタッチだ。
しかし、鈴木はBUSHIを相手にすることなく場外に放り投げると、タイチにタッチ。自身はヒロムに向かって一目散に襲いかかる。そして場外にヒロムを連れ出して鉄柵に叩きつけ、ゴングを叩く木槌を使ってのサミング攻撃だ。
一方、リング上ではタイチがBUSHIを攻撃。背中にサッカーボールキックを食らわせてからチョーク攻撃だ。さらにマスクを剥ごうとするタイチ。続いてTAKAが登場。TAKAもBUSHIのマスクに手をかけていたぶっていく。
さらにデスペラードがタッチを受けて登場。デスペラードはBUSHIの左ヒザにボディプレスを食らわし、ストンピングを連打。しかし、立ち上がったBUSHIは蹴り足を獲らせてのスピンキックだ。
ここでTAKAが入ってきてBUSHIを攻撃してくるが、BUSHIはTAKAをデスペラードに叩きつけ、二人まとめてティヘラだ。そして内藤にタッチ。デスペラードもタイチにタッチしたが、内藤は両手をリングにつけて立ち合いの構えだ。
タイチは構わず蹴りで襲いかかるが、内藤はこれをキャッチしてロープに振ると、返ってきたところをアームホイップ。さらにバックエルボーで倒してから、後頭部に低空のドロップキックを炸裂させる。
ここでリングに鈴木が戻ってくるが、内藤は左の太ももに蹴りを食らわせると、低空のドロップキックで左ヒザを撃ち抜いて排除。そして立ち上がってきたタイチにはショルダーネックブリーカードロップだ。
タイチも喉輪で反撃してくるが、内藤も喉輪で対抗。ならばとタイチは両手で喉輪だ。内藤はこれを振りほどいてタイチをロープに振ろうとするが、タイチはダンシングドールキックを炸裂させる。
続けてタイチはバズソーキック。しかし、これを避けた内藤はタイチに組み付いていく。これを受け止めたタイチはすぐさま左上手を奪取。内藤も右の下手を引き、左からおっつけて対抗するが、タイチはそのまま上手投げだ。
これに勝ち誇った顔をしたタイチだったが、すぐさま立ち上がった内藤はマンハッタンドロップ。続けてコーナーに押し込み蹴りながらロープを越えると足払い。そしてロープを飛び越えて一旦着地すると、両手をついて立ち合いの構えから低空のドロップキックを炸裂させる。
ここでようやく鷹木が登場。鷹木はエルボーとチョップで痛めつけてからタイチをコーナーに振ると、タイチのフロントキックをキャッチ。串刺し式のパンピングボンバーをお見舞いだ。ならばとタイチは両手の喉輪で鷹木を押し倒し、アックスボンバーを発射だ。
鷹木はこれをパンピングボンバーで迎撃し、相打ちだ。しかし、続けてジャーマンを狙う鷹木にタイチはジャンピングハイキック。ここでTAKAにタッチすると、鈴木とデスペラードもリングに入ってきて鷹木にトレイン攻撃だ。
そしてデスペラードのスパインバスターからTAKAと鈴木のサンドイッチキックを食らわせる。TAKAは必殺のみちのくドライバーⅡを仕掛ける。鷹木が持ち上がらないと見るやサミングからロープに飛ぶ。しかし、鷹木はバックエルボーで迎撃し、パンチから龍魂ラリアットの得意のコンビネーションだ。
そして今度は内藤とBUSHIがリングに入ってきてTAKAにトレイン攻撃。内藤のマンハッタンドロップ、BUSHIのコードブレイカーが連続して炸裂。最後は鷹木がパンピングボンバーでなぎ倒し、TAKAから3カウントを奪って勝利を飾った。