試合後、鈴木はリングを下りると「アーッ!」と叫んで鬼の形相。リング上ではレフェリーが勝利チームの手を上げる。そして、藤波はあらためてオカダを中央にし、棚橋と共にIWGP世界ヘビー級王者の両手を上げる粋な計らい。オカダと棚橋は、藤波に両手で握手し敬意を示す。そして今度は藤波を真ん中に勝利の記念撮影。
続いてオカダがマイクを握る。
■オカダのマイクアピール
「みなさん、本日も熱い熱い熱い声援、本当にありがとうございました!(場内拍手)。藤波さん、ありがとうございました(場内拍手)。棚橋さん、ありがとうございました(場内拍手)。本当に50周年、そうそうたる先輩たちが今日来ていただいて、新日本プロレスの重さをあらためて感じることができました。俺も背負う背負う言ってたけど、それなりの覚悟がないと背負えないことがわかったので、まだまだ新日本プロレス50周年、まだまだ盛り上げてプロレス界を背負っていきます!
まあ、たくさんのかた、来ていただきましたけど、まだ猪木さんが来ていません(場内拍手)。本当に猪木さんが踏み出したその一足っていうのが、この新日本プロレスにつながってると思います。どんだけ迷っても、いろんなものと戦っても、この新日本プロレスにつながって、最終的にはここに、このリングに戻ってくると思います。それまで! まだまだ俺たちが新日本プロレス盛り上げていきますので、応援よろしくお願いします!(場内拍手)。というわけで、棚橋さんにしゃべってもらいます」
オカダは棚橋にマイクを手渡す。棚橋はオカダと言葉をかわしてから、以下のアピール。
■棚橋のマイクアピール
「みなさん、今日はありがとうございました!(場内拍手)。50年という新日本プロレスの歴史を受け継いで、これからもしっかり、新日本プロレスを飛躍させていきます! ということで、じゃあ、最後に! 会場のみなさん、愛してま~す! そして!」
ここでオカダにマイクを戻すと、オカダは「新日本プロレスに! カネの雨が降るぞ~! そして!」と叫び、棚橋と共にうしろを振り返ると、「猪木さんにエールを送ってもらいましょう! 藤波さん、お願いします!」と藤波にマイクを渡す。
■藤波のマイクアピール
「新日本プロレス50周年にご来場いただき、本当にありがとうございました!(場内拍手)。オカダくん、棚橋くん、ありがとう!(場内拍手)。いま、猪木さんの名前が出ましたけど、猪木さんを次回は必ず、みなさんで呼びましょう。エールを送るために“例のヤツ”を元気よくいきましょう!(場内拍手)。(放送席を見て)蝶野選手、長州選手、一つお願いします!(場内拍手)。(蝶野と長州が立ち上がると)それではいきます! 元気よくいきましょう! 1、2、3、ダー!!」
そして3人は場内の声援に応えると、まずオカダと棚橋がロープを空けて藤波を送り出す。続いてオカダが棚橋を送り出し、最後にリングを下りると、花道をあとにした。