因縁深いジュース&フィンレーとジョナ&ティト激突する注目のタッグマッチ。両チームはエピソード78でも同一カードで闘っており、攻め込まれていたジュース&フィンレーが最後に逆転勝ちを収めている。
ゴングを待たずに乱闘で試合がスタートし、ジョナ&ティトがラフプレーで優位に立つ。そして、そのままフィンレーを自軍コーナーへ連れ込み、代わるがわる痛めつけていく。
さらにジョナがボディスラムでフィンレーを投げると、即座にティトがトップロープ越えのセントーンアトミコをお見舞い。そして、ティトがチョーク攻撃、2人がダブルショルダータックル、ジョナがスリーパーホールドなどで追い討ちをかける。
続いてジョナは、リフトアップでフィンレーを持ち上げる。しかし、フィンレーがDDTへ切り返し、ようやく赤コーナーに帰還。ここからジュース対ジョナとなり、エルボー合戦からジュースがスパインバスターを食らわせる。
さらにジュースは、串刺しラリアット、キャノンボールでティトへ追撃。そして、場外へ向けてプランチャを敢行するも、ジョナが軽々と受け止め、背中を鉄柱へ叩きつける。
これでジュースの動きが鈍ると、ティトがトラースキック→延髄斬りの連続攻撃をお見舞い。だが、ジュースが追撃から逃れ、フィンレーとタッチする。
その直後、ジュースがティトにバックブリーカーを食らわせ、フィンレーがダイビングエルボードロップで突き刺す。続いてジュース対ティトとなるが、控えのジョナがフィンレーの足を取って合体河津落としを妨害。
これをきっかけにジュースが孤立し、ティトがカウンタージャンピングエルボーアタックでなぎ倒す。そして、ジョナが滞空式ブレーンバスターで持ち上げ、ティトのランニングフロントハイキックからマットへ突き刺す。
それでもフィンレーがフォールを妨げると、ジョナが強烈なヘッドバットをお見舞い。そして、横からのタックルでフィンレーを吹き飛ばすと、ティトがそれを空中でキャッチしてパワーボムホイップを食らわせる。
その直後、ジョナが串刺しボディアタックでジュースに追撃し、ティトと共にダブルインパクト式ネックブリーカーを敢行。それでもジュースがフォールを返し、フランケンシュタイナーの要領でジョナをコーナーへ激突させる。
そこへティトが襲いかかるも、ジュース&フィンレーが合体フェースバスターで叩きつける。そして、ジュースがジョナに顔面パンチを食らわせ、即座にフィンレーがPrima Noctaで続く。
これでジョナがひまざずくと、ジュースが再び顔面パンチをお見舞い。そして、フィンレーが後頭部へスライディングラリアットを食らわせる。
続いて2人はダブルインパクトを狙い、ジュースがティトを肩車する。そして、フィンレーはニュートラルコーナー最上段へのぼるが、ジョナが脚を引っ張って妨害し、ティトは脱出に成功。
その直後、なんとシェイン・ヘイストがリングへ乱入し、変型バックドロップでジュースを叩きつける。そして、ティトがニュートラルコーナー最上段からフロッグスプラッシュを炸裂させ、片エビ固めで3カウントを奪った。
【試合後コメント】
ジョナ「ハッハッハッ…。(※カメラと自分を指さし)俺がなんて言ったか覚えているか!? バッド・デュード・ティトは1番悪いヤツだって言っただろ。今日はあいつがやってくれた。フロッグスプラッシュでフィンジュースから1、2、3(3カウント)をもぎ獲ったんだ。だが!」
ヘイスト「(※ジョナの背後で話を聞きつつ)バッド・デュード…」
ジョナ「(※ヘイストと自分を指さし)俺たちはフィンジュースとは終わっていない。ジュースともデビッド・フィンレーともあいつの弟ともまだ終わってはいないんだ。(※ヘイストと向き合い)3月の大会でTMDK(The Mighty Don’t Kneel)を再結成し、タンパでフィンジュースの相手をしてやる。(※左手をヘイストの肩かけて右手を広げ)シェーン・ヘイスト、自己紹介してやれ」
ヘイスト「TMDKのシェイン・ヘイストが新日本に帰ってきたぞ! 久しぶりだな。これ以上は待てないぜ。フィンジュース、お前たちがやってきたことは見ていた。(※ジョナの体を触り)いいか、ジョナ。お前は新日本に初参戦したとき、強烈なインパクトを残した」
ジョナ「(※大きくうなずき)そのとおりだ」
ヘイスト「お前たちは世界最高にはなれないくせに、個人的な恨みを持ちやがって。(※自分を指さし)俺が黙って見ていると思ったら大間違いだぞ! 誰がこの抗争を始めたかなんてどうでもいい。TMDKがお前たち2人を終わらせてやる!
ジョナ「(※カメラを指さしてカメラへ近づき)なぜならTMDKは日本で最も恐れられたユニットだったからだ。そして、それはいまも変わらない。新日本プロレスでも最も恐れられたユニットとしてあり続ける! (※自分を指さし)俺たちこそがThe Mightyだ」
ヘイスト「The Mighty Don’t Kneel! (※不敵な笑みを浮かべてジョナの腹を軽く叩き、2人でカメラに向かってポーズを決める)」
※ティトはノーコメント
フィンレー「お前は俺のタッグパートナーに攻撃しやがった。まずそれがひとつだ。そして、俺にも攻撃した。さらに、俺の19歳の弟にも手を出しやがった!! お前は一線を越えたんだ。俺は新日本で7年間やってきたが、何度も何度も俺のあとから来たヤツらがチャンスをつかんでいった。もうウンザリなんだよ。(※左肘のサポーターを足元へ投げ捨て)ウンザリだ。(※カメラを指さし)お前は俺の弟に攻撃したんだ。新日本に来たことを後悔させてやる。(※両手を広げながら)シェイン、お前がどこに行っていたのかなんて知ったことじゃない。ジョナ、これでTMDK再結成だというのか!? バッド・デュード・ティト、3対1でやりたいのか!? それとも3対2か!? 人数差を利用したいのか!? いいだろう。だが、これだけは約束する。次にお前に会ったときには場所がどこであれ、デビッド・フィンレーと対戦することを後悔させてやる。次にお前と闘うときには互角の闘いをしてやるからな」
※ジュースはノーコメント
RIVALS
- 日時
- 2022年3月6日(日) 開場 10:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第3試合 30分1本勝負