第5試合の『NJC』2回戦はザック・セイバーJr.が、DOUKIとの鈴木軍同門対決を迎える。18年の『NJC』覇者のザックは、3.6郡山の1回戦でヤングライオンの大岩陵平に貫禄勝ち。そして、この2回戦から登場するDOUKIとは、3.10山梨でタイチを含めトリオを結成。しかし、その試合後にDOUKIがザックに奇襲攻撃。そして、DOUKIはバックステージで「オマエが世界最高のテクニカルレスラーだってことはわかってるよ! けど、オマエはオレのスタイルをわかっちゃいねえ! オマエにオレのスタイルってものを教えてやった上で倒す」と宣言。危険な匂い漂う同門対決の結末は?
DOUKIは入場時のザックがリングに入ろうとしたところを、スライディングキックで奇襲。さらにトペ・スイシーダを決めると、リングに投げ入れてミサイルキック。続いてティヘラで場外に落とし、またも空中技を狙うも、ザックはすばやくリングへ。
そしてザックはエプロンのDOUKIに突進するが、DOUKIは食い止めてロープ越しの前方回転エビ固め。さらに逆さ押さえ込み、ラ・マヒストラルを繰り出すが、ザックは三角締めで捕獲。これはDOUKIがロープエスケープ。
ザックはエルボーを連発し、続いてロープワークのすばやい攻防から、DOUKIがアームホイップを繰り出す。ザックは切り抜けるも、DOUKIはロープを用いてアームホイップ。さらに飛び蹴りを決める。
DOUKIはエルボーを連発するも、ザックは腹部へのヘッドバットでひるませハンマースルー。DOUKIはカサドーラの体勢から、カンパーナを決める。さらにルチャ式のロメロスペシャル。
だが、ザックはDOUKIのリストをとらえて、そこ目掛けてストンピング。さらに足関節を仕掛けるが、DOUKIはロープエスケープ。
劣勢のDOUKIは張り手を繰り出すが、ザックは仁王立ち。そして足を刈ってレッグロック。続いて足を踏みつけながら手首と肘を固定し、そこ目掛けてストンピングをお見舞い。
ザックは挑発するようにDOUKIを蹴りつける。DOUKIはエルボーで反撃するが、ザックは両腕を捕らえて締め上げる。そしてサーフボードストレッチで固め、DOUKIをコントロール。DOUKIは前方回転して脱出。
そして、ザックが突進してきたところにフライングクロスチョップ。そして低空ドロップキック、ラ・ランツァとたたみかける。だが、カバーはザックがカウント2でキックアウト。
続いてDOUKIは土遁の術を狙うも、ザックは回避してバックを取る。これをDOUKIは延髄斬りで切り抜けようとするも、ザックは足を捕らえて逆片エビ固め。そして逆エビ固めに移行するが、DOUKIは必死にロープエスケープ。
ザックはDOUKIを蹴りつけ、ランニングキック。だが、DOUKIは受け止めて飛び起きると、土遁の術を炸裂。しかし、カバーはザックがカウント2でキックアウト。
DOUKIはザックをコーナー付近に設置しダイブ。ザックがかわすと着地し、ウラカン・ラナのモーションからイタリアンストレッチNo.32につなごうとするも、ザックは変形の4の字固め。DOUKIはなんとかロープエスケープ。
するとザックはDOUKIのヒザと頭部を踏みつける拷問攻撃。そして蹴りつける。DOUKIは必死に立ち上がりエルボーを見舞っていくが、ザックは一発のエルボーで吹っ飛ばす。
それでもDOUKIはエルボーを連発し、ロープに走ってラリアットを連発。だが、ザックは仁王立ち。するとDOUKIは地獄突きから延髄斬り。そして三発目のラリアットでダウンを奪う。
ここでDOUKIはデイブレイクを炸裂。しかし、カバーはカウント2。DOUKIは雄叫びを上げ、スープレックス・デ・ラ・ルナを狙う。しかし、ザックは回避しアンクルホールドへ。しかし、DOUKIは切り抜けてイタリアンストレッチNo.32で捕獲。
だが、DOUKIは切り抜けて腕ひしぎ逆十字。DOUKIは押さえ込みで返し、続いて何度も丸め込んでいくが、ザックはカウント2でキックアウト。
そしてDOUKIが飛びついて丸め込みを狙うと、ザックは切り返して両足で相手の両腕を捕獲。その状態でドラゴンスリーパーのように締め上げる。そこから両手でDOUKIの両足を捕らえて締め上げると、DOUKIはたまらずギブアップ。ザックが関節地獄でDOUKIを葬った。ザックは3.17静岡の3回戦で、今大会の第6試合で行なわれる石森太二とグレート-O-カーンの勝者と対決。
試合後、ザックはダウン状態のDOUKIの頭を撫で、健闘を称えてから退場した。