新日本プロレスSTRONG SPIRITS Presents NEW JAPAN CUP 2022

日時
2022年3月20日(日)   15:30開場 17:00開始
会場
新潟・アオーレ長岡
放送
バナー
観衆
1,707人

第8試合 時間無制限1本勝負
『NEW JAPAN CUP 2022』準々決勝戦

VS

  • オカダ・カズチカ

    結果

  • 結果

    CIMA

境界線

※オカダがトーナメント準決勝戦へ進出
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 メインイベントはエル・デスペラード、マスター・ワト、タイチを破ってきたオカダ・カズチカと、TAKAみちのく、金丸義信、後藤洋央紀を倒して勝ち上がってきた#STRONGHEARTSのCIMAの『NEW JAPAN CUP 2022』準々決勝戦だ。ウルティモ・ドラゴンの闘龍門をルーツとし、その13期生のオカダにとって、CIMAは1期生の大先輩。これまで交わることがなかった二人が、ついに『NEW JAPAN CUP』の大舞台で激突する

 ゴングが鳴るとしばらく見合ってからロックアップ。まずはCIMAがリストを奪うと、オカダはグラウンドに持ち込んでいく。CIMAがエビ固めに入ると、これを返してスリーパー。ならばとCIMAもヘッドロックを仕掛けるが、オカダもこれを切り返してグラウンドでヘッドロックだ。
 CIMAはこれをヘッドシザースで切り返す。オカダは足首をヒザで押さえながら脱出し、再びヘッドロックだ。思いっきり締め上げるとCIMAはたまらずロープエスケープ。一旦ブレイクしてから手四つで組み合う。
 ここはオカダがロープに押し込み、チョップを打つと見せかけてクリーンブレイクだ。ならばとCIMAはチョップ。オカダはすぐにビッグブーツでやり返し、フライングメイヤーで倒すと側頭部に低空のドロップキックだ。
 たまらず場外に転落したCIMAを追いかけたオカダ。CIMAの首筋にエルボーを落とし、自らリングに戻す。そしてフェースロックで締め上げていく。ここもCIMAはロープエスケープ。そしてボディにチョップを打ち込んで反撃していく。
 オカダはエルボーでやり返しコーナーへスロー。しかし、CIMAはこれを切り返して逆にコーナーに叩きつける。オカダは突進してきたCIMAをショルダースルーでエプロンに放り出すが、CIMAは着地。そして自身は場外に落下するようにしながらトップロープを使ってのスタンガン攻撃だ。
 リングに戻ったCIMAはすぐにオカダの後頭部にニードロップ。続けてエルボードロップを食らわせるとチンロックで痛めつけ、首を押さえてのエルボースタンプだ。さらにネックツイストで追撃すると、サードロープにオカダの首を引っ掛ける。そしてギロチンドロップを投下してから、場外からドロップキックで首に一撃だ。
 続いて場外に落とすとエルボーで首に一撃。さらに鉄柵に叩きつけ、続けてDDTを食らわせると、場外に倒れているオカダにエプロンを走ってのメテオラだ。ダメージを負ったオカダはカウント18でリングに生還。そのオカダにCIMAはストンピングで追撃だ。
 そして首筋にエルボースタンプを連打。続けて十字架固めでフォールを狙う。ここはオカダもカウント2でキックアウト。そして立ち上がってエルボーで反撃するが、CIMAはエルボースタンプを連打して黙らせる。
 だが、オカダはCIMAがロープに走ったところをフラップジャックで迎撃。立ち上がるとエルボーを連打すると、ロープに飛ばされながらもバックエルボーを食らわせる。そして串刺し式バックエルボーアタックからDDTだ。
 オカダはCIMAを場外に放り出すと先程のお返しとばかりに鉄柵に叩きつけ、連続してDDTを炸裂させる。そして倒れているCIMAにリング下を1周して助走をつけての低空ドロップキックだ。さらにCIMAをリングに戻すとマネークリップに捕獲する。
 ここはCIMAもロープエスケープ。ブレイクしたオカダはコーナーに移動したCIMAに突進だ。だが、CIMAはビッグブーツで迎撃。セカンドロープからのミサイルキック、セントーンを連続で放って畳み掛ける。そしてパーフェクトドライバーを仕掛けたCIMA。
 オカダに阻止されるとロープに走ったところを追走してドロップキック。続けてバックドロップだ。しかし、オカダもドロップキックで反撃。ボディスラムで叩きつけてからコーナートップからダイビングエルボードロップを投下だ。
 そしてレインメーカーポーズからレインメーカーの態勢に。だが、CIMAはこれを阻止するとバックを獲ってクロスアーム式のスーパードロル。続けてヒザ立ちのオカダに低空のラリアットを食らわせると、スワンダイブ式の後頭部へのメテオラを発射だ。
 続けて正面からスワンダイブ式のメテオラを発射したCIMA。しかし、これを避けたオカダはCIMAを捕まえてツームストンパイルドライバー。そして立ち上がるとエルボースマッシュを食らわせていく。だが、CIMAも倒れない。
 そしてコーナーに突進してきたオカダを自爆させると、客席方向にオカダをコーナーに張り付けてスーパードロル。さらに隣のコーナーに上がってトカレフを食らわせてから、もう一度コーナートップに上がってメテオラ気味にオカダの両肩にフットスタンプを投下する。
 続いてヒザのサポーターを外してメテオラを発射したCIMA。しかし、オカダはこれを避けて自爆させる。そしてCIMAを捕まえてマネークリップだ。オカダはその状態からバックブリーカーを食らわせ、改めてマネークリップで絞め上げる。
 ロープに足を伸ばそうとするCIMAをリング中央に引きずり戻すオカダ。しかし、CIMAも必死に体を動かしてロープエスケープだ。ならばとオカダはツームストンパイルドライバーの態勢に。しかし、CIMAも体をばたつかせてこれを阻止。スクールボーイから低空の延髄斬りだ。
 そしてシュバインを仕掛けたCIMA。だが、これを逆さ押さえ込みで切り返したオカダは手首を掴んだままラリアット。その状態でもう1発ラリアットを食らわせてから、レインメーカーを発射だ。しかし、CIMAはこれを脱出してトラースキックを炸裂させる。
 ならばとオカダもローリングレインメーカーを狙うが、CIMAは飛びついて正面からのスーパードロルだ。しかし、オカダはこれを許さない。開脚式のツームストンパイルドライバーで叩きつけると、最後はレインメーカーを食らわせて3カウントを奪取した。CIMAに勝利したオカダは準決勝進出が決定。3.26大阪城ホール大会で内藤哲也と対戦することになった。

COMMENT


 
オカダ「まぁ、こうやってね、他団体の選手とも……ジュニアヘビーで闘ってる選手と闘ったり、ヘビーの選手と闘ったり、他団体の選手と闘ったり、まぁヤングライオンと闘ったけども、50周年らしい『NEW JAPAN CUP』を楽しめてるんじゃないかと思います。まぁそれはしっかり結果が出てるからこそ、こうやって楽しめてると思いますし。まぁ、まだ終わりじゃないですから。3年前、ここで優勝でしたけども、まだ終わりじゃない。あと2つありますんで、優勝に向かってやっていきたいなと思います。いやぁでも、なんか、こうやってCIMAさんとね、まぁ僕がプロレスの世界に入った時、何年だ? 20年ぐらい前になんのかな? 

その時も、僕がほんとのペーペーなんかじゃないですよ、ただの練習生。そん中でね、トップでいたのがCIMAさん。そのあと、ドラゴンゲートになったり、僕が新日本プロレス(所属)になったり、ま、CIMAさん、ドラゴンゲートを離れたり、そんないろんなことがあってできた一戦だと思いますんで。また、面白い闘いが……もうこの闘い見られないでしょうっていうような闘いが、またあんのかなっていう、そんな希望も持つことができましたし、やっぱりプロレス界ってのはね、どこで何が起きるかわからないものだなと、あらためて思いました。まぁ、自分の人生の、これは伏線と言っていいのかわからないですけど、いろいろ回収していってですね、面白い物語を、レスラーとしてですね、僕も物語を創っていきながら、その物語を皆さんに楽しんでいっていってもらえるようにやっていきたいなと思います。

次は内藤さんですか? まぁ『50周年にふさわしいでしょ』ってこの前やって。ま、内藤さんの強さを知ってるのは、一番の強さを知ってるのは俺だと思いますから、全然ね、気を抜くことなく、次もまた勝って、その次も勝って、チャンピオンとして『NEW JAPAN CUP』優勝したいと思います。ありがとうございました」
 

CIMA「(※大の字になる。大きく息を切らせながら)高い。高い遠い。デカイ。分厚い。そして、なにより強い。25年の、プロレス人生ではなくて、44年の、人生を俺は懸けたつもりやけど、足元が見えたかどうか、わからんレベルや。いやぁ、オイGLEAT! オマエらが……俺らか、目指す壁は、とてつもなく高くて、とてつもなく分厚くて、そしてとてつもなく強いぞ。いやぁ、マイクでしゃべってるやろ。1月4日、東京ドームで……ものすごいもう、忘れたぶりぐらいに、GLEATから#STRONGHEARTS、CIMAが、1月のサプライズ、ダークマッチに出て、今日はこれだけ、コロナ禍の中、これだけたくさんの、新潟・長岡という街、これ(自分にとって)何年ぶりかこれもわからん、日本最高峰、いや、やっぱり世界最高峰の一つやな。オカダ・カズチカとメインイベントまで、2カ月半でくることができました。でも……想像以上にデカくて、想像以上に高くて、想像以上に分厚くて、想像以上に強い。


 
たぶん日本でも、メキシコでもアメリカでもヨーロッパでも、台湾でもシンガポールでも出したことない(※ヒザをパンパンと2度叩いて)生メテオラ……生メテオラで、周りのみんなが抱いてくれた夢をつかみにいこうと思ったけど、もう一つ、二つ、足らなかった。44歳の春、ここで終わりやけど、CIMAはまだ終わらん。あぁ……プロレス人生、どうなるかわからんよ。アップサイドダウン、アップサイドダウン……逆さになっても、また立ち上がればええよ。それは、普通の人生でも一緒やと思う。ここから、新日本プロレスとCIMA、#STRONGHEARTS、GLEAT、どういう形になってくか。新しい人生の課題が見つかった。今日、オカダ選手、打ち砕いてくれて、ある意味、今のCIMAのスタイルは終了やと思う。

(※立ち上がって)最高峰、経験さしてくれて、ありがとうございました。次こそ、次の次こそ、そう思てもらえるレスラーを、あらためて目指します。CIMAです……」

  • facebook
  • twitter

出場選手

  • シリーズ画像 オカダ・カズチカ
  • シリーズ画像 CIMA

EVENT CALENDAR

2024年4月
  •  大会日程
  •  各種イベント

イベントカレンダー

SHOP
闘魂SHOP
闘魂SHOPプラス
闘魂SHOP水道橋店
シンニチプレミアム
SOUL×NJPW×MID
しんにちコラボラボ
アスマート
MOVIE
NJPW WORLD
テレ朝CH_CS
サムライTV
ワープロリターンズ
COLLABORATION
ロリクラほーるど
SPONSOR
LAWSON ticket
MIC
SSLIVEくろうま
OTHER
CMLL
JAPAN WRESTLING FEDERATION
魚沼市観光協会
新日コレクション
新日本プロテイン

チュートリアルを閉じる

試合を観戦したい

下記よりこれから開催される予定の大会情報を確認できます。各大会のチケット情報ページに記載されているプレイガイドからチケットを購入することができます。
公式ファンクラブ『Team NJPW』に入会すると、チケットの先行予約ができる特典もあります。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

スケジュール / チケット

試合結果をみたい

これまでに開催された試合の結果を確認できます。

試合結果へ

試合の動画を観たい

新日本プロレス公式動画サイトNJPW WORLD(有料)にて新日本プロレスの主要大会を完全配信しております。
また、新日本プロレス45年分のアーカイブから試合映像を観ることができます。

NJPW WOLRDへ

選手に会いたい

選手の握手会や撮影会などのイベントの情報はこちらより確認できます。

NEWS イベント情報へ

選手について知りたい

選手のプロフィールや必殺技、また選手ごとのSNS情報などを確認できます。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

選手プロフィールへ

選手のテレビなどメディア出演情報を知りたい

選手のテレビなどメディア出演情報はこちらより確認できます。

NEWS メディア情報へ

新日本プロレスの歴史を知りたい

新日本プロレスの歴史、またIWGPチャンピオンなどの各タイトルの王座変遷を確認できます。

HISTORYへ

試合のチケットを買いたい

観戦したい大会のチケット情報ページに記載されているプレイガイドからチケットを購入することができます。
公式ファンクラブ『Team NJPW』に入会すると、チケットの先行予約ができる特典もあります。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

スケジュール/チケットへ

オフィシャルグッズを購入したい

新日本プロレスオフィシャルグッズは闘魂SHOPより購入できます。

闘魂SHOP

ファンクラブに入会したい

Team NJPW(新日本プロレスリングオフィシャルファンクラブ)では新規会員を募集中!
Team NJPWの会員になると様々な特典がいっぱい!
詳しくは以下より確認できます。

ファンクラブページへ

スマホでもオフィシャルサイトを楽しみたい

スマホサイトであれば最新NEWSから大会情報・大会結果がいつでもどこででも見れます。
毎日更新、選手自身が執筆した日記もスマホサイトで購読できます。

スマホ紹介ページへ

新日本プロレス公式プロレスゲーム『プロレスやろうぜ!』

新日本プロレス公式、スマホで遊べるプロレスゲーム!
自分だけの選手を育てて、新日本プロレスのレスラーと対戦しよう!

『プロレスやろうぜ!』

トレーディングカードゲーム『キングオブプロレスリング』

新日本プロレスレスラーたちのカードを集めて、ネット対戦に挑め!!
パソコン、スマホで遊べる新感覚トレーディングカードゲーム!

『キングオブプロレスリング』

新日本プロレスの歴史を知りたい

新日本プロレスの歴史、またIWGPチャンピオンなどの各タイトルの王座変遷を確認できます。

HISTORYへ