第7試合の『NJC』2回戦はタマ・トンガと、HOUSE OF TORTUREのEVILの一騎打ち。タマはアメリカのIMPACT WRESTLINGで弟のタンガ・ロアと共に、インパクト世界タッグ王者のGOOD Brothers(カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ)と対戦。しかし、終盤にジェイ・ホワイトが乱入し、なんと仲間であるタマに裏切りのブレードランナーを炸裂。
BULLET CLUBで内紛騒ぎが勃発した中で実現する、今回のタマとEVILの一戦。両者は昨年の『G1』公式戦で対戦し、EVILがダーティーファイトで勝利を収めている。EVILは3.12愛知の試合後、タマに対して「明日、テメー逃げんなよ。地獄見せてやるからな」とコメント。危険な匂い漂う対決の結末は果たして……?
タマの入場時、邪道が姿を表しセコンドとして帯同。EVILはNEVERシングルと6人タッグのベルトを手に、ディック東郷を伴って花道を進む。
タマはゴングを待たずに、入場時のEVILに襲いかかる。ここから激しい場外戦に突入。タマはEVILの頭部をエプロンに叩きつける。だが、EVILもハンマースルーで鉄柵に叩きつけ、さらにチョーク攻撃。しかし、タマはその状態でEVILを鉄柵に激突させ、その衝撃で本部席が崩壊。リングアナが巻き添えを食らう。
EVILは顔面かきむしりでタマをひるませ、背中にハンマーパンチ。さらに鉄柵に叩きつけ、Tシャツでチョーク攻撃。そして先にリングに戻る。タマはカウント19でリングにギリギリ生還。
EVILはもう一度場外戦に持ち込み、タマに顔面かきむしり。そしてコーナーパッドを外し、タマに近づく。するとタマは不意打ちのドロップキックをお見舞い。
今度はタマが近づいてきたところに、EVILがコーナーパッドをフルスイング。さらにダウンしたタマにコーナーパッドを振り下ろす。そしてパイプイスをタマの喉に押し当てる拷問攻撃。
EVILはタマを引きずり起こし、先ほどのお返しとばかりに本部席に叩きつける。そしてマイクコードでチョーク攻撃。
EVILはタマをリングに投げ入れ、リストをつかむ。その状態でタマはエルボーを返すも、EVILは金具むき出しのコーナーにハンマースルー。もう一度金具むき出しのコーナーに飛ばすが、タマは踏みとどまり、突進してきたEVILを自爆させる。続いてネックブリーカードロップをお見舞い。
タマは雄叫びを上げ、鮮やかなドロップキックを3連発。そして串刺しボディプレスからカバーするも、これはカウント2。するとタマはコーナー最上段へ。東郷が妨害しようとするが、これは邪道が阻止。
ここでEVILが立ち上がると、タマは頭上を飛び越えて着地し、EVILにパンチ。さらにエルボーを重ねてロープへ。だが、EVILはレフェリーを盾にしてタマを食い止め、レフェリーを利用してのマジックキラーを炸裂。続いてEVILはタマにSCORPION DEATHLOCK。タマは必死にロープに手をかける。
EVILはタマを引きずり起こし、豪快なダークネスフォールズを炸裂。しかし、カバーはカウント2。するとEVILは首切りポーズからEVILへ。タマがこらえると、EVILはサミング。さらに金具むき出しのコーナーに叩きつける。
だが、タマは雄叫びを上げ、EVILに強烈なラリアット。ここでダブルノックダウン状態に。タマは足を押さえながらも立ち上がり、EVILに串刺し攻撃を狙う。
EVILは切り抜けてラリアットへ。だが、回避したタマはトンガンツイストを食らわす。そして気合いを入れ、とどめのDSDを狙うも、東郷がエプロンに上がる。
タマが東郷を蹴散らすと、EVILが背後から捕らえてEVILの体勢に。こらえたタマはガンスタンを狙うも、EVILはレフェリーに突き飛ばしてローブロー。しかし、タマは切り抜けてSRCを炸裂。
さらにタマはシュプリーム・フローを決めてカバーするが、EVILはカウント2なんとかでキックアウト。ならばとタマはマットを叩いて手拍子を煽り、狙いすましたガンスタンを炸裂。しかし、カウント3寸前で東郷がレフェリーの足を引っ張って妨害。
ここで邪道がレフェリーに近づくと、スキをついて東郷がタマの首をスポイラーズチョーカーで締め上げる。すると、邪道がタッチロープで東郷にチョーク攻撃。
しかし、SHOと裕二郎が乱入し、邪道を蹴散らしてしまう。そして裕二郎とSHOはタマにストンピングを見舞うが、ここで石森&ファンタズモが駆けつける。すかさずSHOと裕二郎は場外へ。
そして石森がタマを抱き抱えて立たせると、なんとファンタズモがサドンデスをお見舞い。そして、石森&ファンタズモはレフェリーをリングに戻す。
リング上、起き上がったEVILはタマを引きずり起こし、最後はEVILで叩きつけて3カウントを奪取。EVILは3.18後楽園の3回戦で、鈴木みのると高橋ヒロムの勝者と対峙することに。