第5試合の『NJC』2回戦はタイガーマスクvsチェーズ・オーエンズ。オーエンズは3.7大田の1回戦で邪道との同門対決に勝利。この2回戦から登場するタイガーとしては、階級差をはねのけて勝利を目指す戦いとなる。
オーエンズにはセコンドとしてバッドラック・ファレが帯同。タイガーは入場すると、ファレを指差して牽制する。
開始のゴングが鳴ると、タイガーはローキックを繰り出す。かわしたオーエンズはバックに回ってグラウンドに持ち込むも、タイガーはリストを捕獲。オーエンズも切り返すが、タイガーは腕固めに持ち込む。
オーエンズはマスクをつかんで回避。するとタイガーは飛びつき腕ひしぎ十字固め。オーエンズがロープに手をかけると、タイガーはキックを連発する。オーエンズが腰から崩れると、タイガーは即頭部にキックをお見舞い。オーエンズはたまらず場外へ。タイガーは空中技を狙うも、オーエンズはエプロンに上って回避。ここから技の読み合いとなり、オーエンズがタイガーをコーナーパッドに叩きつける。
しかし、タイガーも同じ攻撃をやり返し、オーエンズを場外に落とすとトペ・スイシーダを炸裂。
オーエンズはリングに戻るとCトリガー。これはタイガーが切り抜けて横入り式エビ固め。オーエンズは返すと、突進してきたタイガーをカニバサミでロープに激突させ、続いてスウィングショットバックブリーカー。
そしてタイガーの背中にキックを連発し、さらに背中にニーを押し当てて痛めつける。続いてバックブリーカーからカバーを連発するが、タイガーはカウント2でキックアウト。
するとオーエンズはカンパーナのような体勢に持ち込むが、タイガーはロープに手をかける。続いてオーエンズはコーナー最上段からダブルアックスハンドル。さらに腰にエルボーを浴びせ、首元を踏みつけていく。さらにチョーク攻撃を見舞う。レフェリーが注意すると、オーエンズはその胸ぐらをつかむ。
オーエンズはタイガーをボディスラムで叩きつけ、コーナー最上段へ。だが、タイガーが食い止め、雪崩式ダブルアームスープレックスを狙う。オーエンズはこらえてエルボーを繰り出すが、タイガーは雪崩式のアームホイップで叩きつける。
タイガーはオーエンズを引きずり起こしてタイガードライバーの体勢に。オーエンズがこらえると、タイガーはリバースダブルアームバーで捕獲。しかし、オーエンズは足をロープにかける。
ならばとタイガーは技の読み合いからサムソンクラッチ。返したオーエンズは丸め込みと見せかけ、顔面にトラースキック。さらに後頭部にニーを突き刺し、ロープに足をかけてカバー。これはレフェリーが注意。
タイガーは突進してきたオーエンズにカニバサミを仕掛け、コーナーに激突させる。そして今度こそタイガードライバーを炸裂。だが、カバーはカウント2。
今度はタイガーがコーナーに上ってダイビングヘッドバット。しかし、オーエンズはかわすと、プリンスズスロウンを炸裂。カバーをタイガーがカウント2で返すと、オーエンズはとどめのパッケージドライバーの体勢に。
タイガーは脱出し、十字架固めへ。だが、返したオーエンズはカウンターのCトリガー。そして最後はパッケージドライバーで突き刺して3カウントを奪取した。オーエンズは3.18後楽園の3回戦で、このあと行なわれる鷹木vsタンガ・ロアの勝者と対決することに。
試合後、ファレと勝利のToo Sweetサイン。