第6試合の『NJC 2022』2回戦は、CIMA(GLEAT/#STRONGHEARTS)と金丸義信の百戦錬磨のテクニシャン対決。CIMAは3.2武道館の1回戦ではTAKAみちのくをメテオラで粉砕。その試合でCIMAは左腕を痛めるも「この腕の痛みを背負って、これまた同世代、後楽園ホールで待ってる金丸選手にすべてをぶつけます。ベンチャーのGLEATは、突撃しか知らない。腕の1本、2本、首の一つ、ユニットごと、新日本プロレス、持っていってくれ! 全身全霊や!」と闘志をムキ出しに。2回戦から出場する金丸としては、鈴木軍が2タテを食らうわけにはいかない。金丸が左腕を狙ってくるのは必至だが、CIMAは試練の2回戦をどう乗り越えるのか?
先にCIMAが入場すると、金丸は自身の入場口と反対側のコーナーから登場し、CIMAに奇襲攻撃。
金丸はストンピングの連打から、膝に低空ドロップキック。さらに膝をマットに打ち付け、追撃のストンピング。
金丸はCIMAを場外に連れ出し、鉄柵にハンマースルー。そして腰にストンピングを浴びせる。続いて鉄柵を用いてCIMAの左足を痛めつける。
金丸はレフェリーの注意を引きつけると、スキをついてCIMAの足にイスで一撃。そして先にリングに戻る。
CIMAがリングに生還すると、金丸はレッグバー。さらに足にエルボーを落としレッグロック。戦前予測された腕ではなく、徹底的に足を痛めつける。CIMAはなんとかロープに手をかける。
勢いに乗る金丸はニークラッシャーを狙うも、CIMAは切り抜けて胸板に張り手。そしてハンマースルーを狙うも、金丸は巧みにカニバサミ。そのままレッグロックで締め上げる。続いて金丸は逆片エビ固めへ。CIMAは必死にロープエスケープ。だが、金丸はなかなか離さない。
金丸は低空ドロップキックでCIMAを場外に落とし、膝を蹴りつける。さらにサミングから、ニークラッシャーをお見舞い。ここで金丸はウイスキーを一飲み。
そして金丸はCIMAのヒザで場外マットに叩きつけてから、リングへ戻る。CIMAはカウント17でリングに生還。CIMAは逆水平チョップを見舞うも、すぐに金丸は左足へのストンピングで動きを止める。
金丸はCIMAを引きずり起こし、串刺しフロントキック。さらに「どうした、オラ!」と挑発しながら蹴り上げる。CIMAは意地でチョップを返す。だが、CIMAは顔面かきむしり。そしてボディスラムを狙うも、CIMAは回避。そしてロープワークの攻防から、スーパードロルをお見舞い。
続いて技の読み合いから、CIMAは河津落とし。そしてCIMAは串刺しのダブルニーからDDT。そこから巧みに丸め込むも、金丸はカウント2でキックアウト。
CIMAは金丸を起こし、フライングメイヤーからセカンドロープに上ってダブルニー。そしてコーナー最上段からメテオラを繰り出すも、これは金丸にかわされてしまう。
金丸は先に立ち上がると膝に低空ドロップキック。そして4の字固めでギブアップを迫る。CIMAは必死の形相でロープに手をかける。
続いて金丸はボディスラムからムーンサルトプレスを炸裂。しかし、CIMAはカウント2でなんとかはね返す。すると金丸は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してカバー。これもCIMAはカウント2で意地のキックアウト。
ならばと金丸はディープインパクトを狙うも、CIMAはドロップキックで迎撃。そしてパーフェクトドライバーで叩きつけるが、膝を押さえカバーにいけない。
CIMAは突進するが、金丸はキックで迎撃。続く旋回式DDTをCIMAがこらえると、金丸はレフェリーを突き飛ばしてCIMAの動きを止める。そして膝に低空ドロップキックをお見舞い。
ここで金丸はウイスキーをダウン状態のCIMAに浴びせ、口に含む。すると、CIMAが立ち上がり、スキをついてスーパーキックをヒット。金丸はウイスキーを上空に噴射。
続いてCIMAはシュバインを決めてカバーするが、金丸も必死にカウント2ではね返す。だが、最後はCIMAがコーナー最上段からのメテオラを炸裂し、逆転の3カウントを奪取した。これで3.14高松の3回戦で後藤洋央紀と対戦することに。
CIMAは勝ち名乗りを受けると、足を引きずりながら自力で退場。