メイン(第7試合)では『NJC』』2回戦として、IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカがIWGPジュニアタッグ王者のマスター・ワトと激突。オカダは3.7大田で「次はワト。誰も俺が負けるとは思ってないでしょう。俺に何かを残してみなさい。残せるもんだったら」と貫禄のコメント。この2回戦から出場するワトは3.6福岡の試合後、IWGP世界ヘビー級王者との階級差を超えた対決を前に「凄く、凄く、楽しみ。新しい快感を味わいたいと思います」と意気込みを見せている。
オカダは世界ヘビー、ワトはジュニアタッグのベルトを携えて入場。
開始のゴング、ロックアップで組み合うと、オカダがロープに押し込む。するとワトはすばやく距離を取る。
ワトはオカダをヘッドロックで捕らえるが、オカダはロープに押し込む。今度もワトはすばやく離れる。
続いてワトはバックに回るが、オカダはリストを捕獲。ワトは取り返すも、オカダはヘッドロックへ。そこから首投げを決めてグラウンドでヘッドロック。
その状態でオカダは立ち上がり、グイグイと締め上げていく。ワトは切り抜けるも、オカダはヘッドシザーズ。ワトはブリッジで脱出し、ロープに逃れる。
ワトはオカダにロープを背負わせて、攻撃すると見せかかてクリーンブレイク。オカダはニヤリと笑って近づくと、ワトはアームホイップ。そして左腕を固める。
そこからハンマースルー。そして打撃のコンビネーションから低空ドロップキック、ショットガンドロップキックとたたみかける。続いて胸板と背中に蹴りを打ち込むも、カバーはオカダがカウント1ではね返す。
ならばとワトはフルネルソンを決めるも、オカダは足でロープエスケープ。するとワトはロープに走るが、オカダはカウンターのフラップジャック。
オカダはワトを引きずり起こし、ボディスラムで叩きつけてセントーン・アトミコ。オカダはワトが立ち上がるのを待つ。ワトはチョップを繰り出すが、オカダはビクともせずネックブリーカードロップ。そしてチンロックを決めると、ワトは悲痛な叫びを上げながらロープエスケープ。
ワトはさらにエルボーを返すも、オカダは仁王立ち。そして強烈なエルボー一発でダウンを奪う。劣勢のワトだったが、まずはドロップキックで反撃。さらに左のミドルキックを連発し、ゼロ戦キックをヒット。
続いてワトは突進。オカダはエプロンに追いやるも、ワトはスワンダイブ式のエルボー。オカダが場外に出ると、ワトはノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。
ワトはオカダをリングに戻し、コーナー最上段からミサイルキックをヒット。そしてカバーするが、オカダはカウント2ではね返す。
ワトは気合いを入れてからバズソーキック。だが、オカダはかわしてバックを取る。ワトは振り切ると、ロープに飛んで回転エビ固め。オカダが返すと、ワトはベンダバールへ。しかし、オカダは足をロープにかける。
オカダは場外に下りて一旦間を外すが、ワトはオカダにキックを連発。しかし、オカダはワトの蹴り足を捕らえると、エルボーを落としてからDDTで突き刺す。
オカダはワトをリングに戻し、ショットガンドロップキックで大きく吹っ飛ばす。そして引きずり起こしてマネークリップで捕獲。ワトは必死に足をロープにかける。
オカダはワトを起こしリバースネックブリーカーの体勢に。ワトは回避するが、オカダはエルボー。そして串刺しエルボーへ。ワトはかわすも、オカダはリバースネックブリーカーを狙う。だが、ワトは空中の状態でベンダバールで捕らえる。そこからヨシタニックを決めるも、オカダはカウント2でキックアウト。するとワトはすばやくベンダバールへ。しかし、オカダは足をロープにかける。
ワトは気合いを入れ、レシエントメンテの体勢に。だが、オカダはこらえてラリアットへ。ワトはかわしてバックを取る。オカダが切り抜けると、ワトはキックの波状攻撃。そしてハイアングルのジャーマンを決めるが、カウントは2。
ならばとワトはコーナー最上段に上るも、オカダはデッドリードライブ。そしてワトを引きずり起こす。ワトはミドルキックを連発するが、オカダは仁王立ち。
ワトの動きが止まると、オカダは「来い、オラー!」と喝を入れる。ワトは必死にエルボーを繰り出し、ロープに走るが、オカダはものすごい高さのドロップキックをヒット。
そしてオカダはコーナー最上段からエルボードロップを炸裂し、レインメーカーポーズを見せる。続いてオカダはレインメーカーを繰り出すが、ワトはかわしてラ・カレテラへ。オカダが返すと、ワトはバズソーキックをお見舞い。
そしてワトはレシエントメンテを狙うも、オカダは切り抜けて開脚式ツームストンパイルドライバーを炸裂。最後はレインメーカーでねじ伏せ、最後は片膝の状態でワトの胸板に手を置いて貫禄のピンフォール勝ち。オカダは3.14高松でタイチとの3回戦に臨むことに。