第5試合の『NJC』1回戦は田口隆祐とNEVERシングル&6人タッグの二冠王であるEVILが激突。。昨日の3.6郡山の前哨戦では、試合後の田口のオーマイアンドガーアンクルの前に、EVILがタップアウトする一幕も。さらに田口は追撃の顔面騎乗を敢行し、EVILに大きな屈辱を与えることに成功。バックステージで田口は「場外でEVIL、ギブアップしたからね。いまのEVILは本当のEVILじゃない。俺がNEVER6人タッグで鍛えた、ロスインゴの頃のEVILを思い出してもらいたい。明日、本当のEVILを思い出させる試合をして、なお勝つ」と必勝を宣言。一方のEVILは「田口! 二度とふざけた真似できねぇようにな、事務所総出で潰してやるからな、よく覚えとけ!」と圧力をかけるように怒りをあらわに。異色のシングル対決、最後に勝利の女神が微笑むのは?
田口はロス・インゴ時代のEVILのような出で立ちで入場。EVILはディック東郷を帯同し、NEVERの二本のベルトを手にリングイン。田口がコーナーに上ってマスクを取ると、そこにはかつてのEVILのようなメイクが施されている。
そして田口はドラゴンリングインから飛びかかるも、EVILはかわしてEVILを狙う。田口は切り返し、掟破りのEVILを繰り出すが、EVILは力づくでマットに叩きつけて不発。ここでゴングが鳴らされ、EVILがカバーするが、田口はカウント2ではね返す。
EVILは田口にストンピングを連発。そしてロープに走るが、田口はカウンターのヒップアタック。さらにヒップバットを連発し、串刺し攻撃を狙う。EVILは逆に投げ返すが、田口は串刺し攻撃を切り抜け、ヒップアタックのフェイント。そして独特な掌底の連発からロープに走り、ヒップアタックを発射するが、これはアッサリかわされてしまう。
EVILは田口を場外に連れ出し、鉄柵に叩きつけるとその勢いで本部席が崩壊。リングアナが巻き添えを食らう。
EVILは田口をリングに戻し、タオルでチョーク攻撃。そしてカバーするが、これはカウント2。EVILは田口をもう一度場外へ。すると東郷がパンチを浴びせてから、リングに投げ入れる。ここからEVILはカバーを連発するが、田口はなんとかカウント2ではね返す。
EVILは田口の顔面を蹴り付け、「終わりか?」と挑発。田口はゾンビのように起き上がると、気合いの入ったチョップを連発。だが、EVILは顔面かきむしり。そしてローリングラリアットを繰り出すが、田口はかわしてヒサシ・ヤマダ。
さらにEVILのローブローをヒサシ・ヤマダで叩き落とし、スミ・ミツオをお見舞い。そして田口はエプロンの東郷をリングに上げると、顔面に臀部をすりこむ。そしてEVILと東郷に交互にランニングヒップを連発。そして場外に降りて、EVILにヒップアタック。続いてミサイルヒップを決めてカバーするが、EVILはカウント2ではね返す。
ならばと田口はスリーアミーゴスを成功させる。さらに三度目の正直でネックアップを決めると、オヤァイポーズからケツイェへ。しかし、EVILはレフェリーを盾にして田口の動きを止め、ヒップアタックにアトミックドロップをあわせる。
続いてEVILを繰り出すが、田口は二度にわたり切り抜けて横入り式エビ固め。EVILは返してロープに走るも、田口は延髄斬り。そしてケツイェからカバーするが、EVILはカウント2ではね返す。
すると田口はオーマイアンドガーアンクルで捕獲。だが、EVILはレフェリーをつかみ、そのスキに東郷がスポイラーズチョーカーで襲いかかる。しかし、田口は東郷もオーマイアンドガーアンクルで捕らえる。
ここでEVILは花道を指差し、まるでH.o.Tの仲間が登場したかのようなジェスチャー。これに田口が気を取られて振り向くと、EVILはスキをついてEVILを炸裂。この一撃で田口から3カウントを奪取した。EVILは3.13尼崎ではタマ・トンガとBULLET CLUB同門対決を行なうことに。
試合後、EVILは二本のベルトを手に勝ち誇ると、東郷とToo Sweetサインをかわした。