第3試合はオカダ・カズチカ&矢野通&後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&YOHvsエル・デスペラード&タイチ&ザック・セイバーJr.&金丸義信&DOUKI。オカダは『NJC』1回戦(3.2武道館)でデスペラードに勝利。2回戦(3.9後楽園)でマスター・ワトを下せば、3回戦(3.14高松)では、2回戦(3.9後楽園)を不戦勝となるタイチと激突することに。また、ザックとDOUKIは2回戦(3.12愛知)で同門対決が決定している。
デスペラードはIWGPジュニアヘビーのベルトと共にリングイン。オカダはIWGP世界ヘビー、後藤&YOSHI-HASHIはIWGP世界タッグ、矢野はKOPWのトロフィーを携え入場。
先発はオカダとデスペラード。オカダはロックアップで押し込みクリーンブレイク。するとデスペラードが胸板に張り手を見舞ってからヘッドロック。ここからショルダータックルを連発で放つも、オカダは仁王立ち。するとデスペラードはサミングからショルダータックルでなぎ倒す。
だが、続くロープワークの攻防ではオカダがリープフロッグからアームホイップを連発。そして両者はピンチェ・ロコ、レインメーカーを互いにかわし合い、一旦距離を取る。
次は矢野とタイチのマッチアップ。タイチは矢野にコーナーパッドを外せと煽る。矢野は外しにかかるが、タイチは背後から襲いかかり、鈴木軍総出でストンピングを浴びせる。そして全員で矢野を金具むき出しのコーナーにハンマースルー。
すかさずタイチはカバーするも、矢野はカウント2でキックアウト。するとタイチは喉輪で矢野を自軍コーナーに押し込み、軍団総出で矢野の顔面を踏みつける。
スイッチした金丸は矢野の顔面にエルボー。続いてデスペラードが矢野にストンピングを見舞い、オカダを挑発。
鈴木軍はすばやいスイッチワーク。次はDOUKIが矢野に低空ドロップキックからラ・ランツァ。そしてイタリアンストレッチNo.32を決めるが、YOHがカットに入る。
次は金丸が矢野を金具むき出しのコーナーに叩きつけ、膝に低空ドロップキック。劣勢の矢野だったが、金丸のうしろ髪をつかんで引き倒す。
ようやくスイッチした後藤は金丸に村正、さらにブルドッキングヘッドロックで叩きつけてカバー。金丸がカウント2ではね返すと、後藤は牛殺しを狙う。
金丸は脱出してロープに走るが、後藤&YOSHI-HASHIがダブルのショルダータックル。さらにざんまい。続いてデスペラードに対し、オカダとSHOも加わり太鼓の乱れ打ち。
続いて後藤&YOSHI-HASHIは金丸にトレイン攻撃から後藤ごとハントを狙うも、デスペラードが場外から足を引っ張って妨害。ここから鈴木軍が反撃。金丸は後藤に延髄斬りを決める。
スイッチしたザックは後藤にエルボーを連発しロープへ。だが、後藤は追走式ラリアット。次はYOHがザックに串刺しエルボー。これはザックがかわすも、YOHは技の読み合いからドロップキックをヒット。
さらにYOHはブレーンバスターの体勢に入るが、ザックは腕関節で切り返す。しかし、YOHも巧みな動きからのカニバサミ、そして低空ドロップキックをお見舞いする。
YOHはザックにドラゴンスープレックスを狙うも、ザックは切り抜けて左腕にオーバーヘッドキック。さらにYOHの肘をマットに固定してストンピング。続いてザックはスタンディングのアームロックを決めるが、YOHは跳ね除けてファルコンアロー。
YOHは気合いの雄叫びから、DIRECT DRIVEの体勢に。ここでタイチがカットに入ったのを皮切りに、両軍入り乱れる混戦模様に。オカダはデスペラードにフラップジャックを決め、YOHに「決めろよ!」と喝を入れる。
YOHはトラースキックを繰り出すが、ザックは蹴り足を取る。だが、YOHは逆さ押さえ込みを連発。ザックは返して突進するも、YOHは低空ドロップキック。そしてラ・マヒストラルからファイブスタークラッチを繰り出すが、ザックは回避して一気に腕ひし逆十字へ。YOHはたまらずギブアップ、鈴木軍に凱歌が上がった。
試合後、タイチはレフェリーに左上手投げを食らわす。そして、DOUKIは『NJC』2回戦(3.12愛知)で対峙するザックを、背後から鉄パイプで殴りつけようとする。しかし、ザックが振り向くと、DOUKIはグータッチをかわした。