試合開始に先駆けて、『新日本プロレス旗揚げ50周年記念セレモニー』を開催。
まずは『ワールドプロレスリング』の番組テーマ曲
『ザ・スコア』が流れる中、新日本の本隊とCHAOSの選手が登場してリングの周囲を取り囲み、続いて往年のリングアナウンサー、田中ケロ氏がリングイン。そして田中リングアナが「2022年3月1日、新日本プロレス旗揚げ50周年記念セレモニー。そのときが来た! 50周年、歴史を作りしOBたちの入場です!」とコールすると、新日本の歴史を彩った歴代のOBたちが、それぞれの入場テーマと共に以下の順番で入場した。
1.井上亘/2.獣神サンダー・ライガー(試合コスチューム)/3.小林邦昭/4.坂口征二/5.保永昇男/6.タイガー服部(マサ・サイトーさんのテーマ曲『ザ・ファイト』で入場)/7.北沢幹之/8.ミラノコレクションA.T.(透明犬ミケーレと共に)/9.田中稔/10.垣原賢人/11.山崎一夫/12.藤原喜明/13.前田日明/14.越中詩郎/15.木村健悟/16.蝶野正洋(放送席から登場)/17.武藤敬司/18.長州力/19.藤波辰爾
全員がリング上のイスに着席すると、田中リングアナが「本日来場予定でしたが、体調不良のため来場できなかったこのかたから、メッセージが届いています。初代タイガ~マスク~!」とコールし、場内ビジョンに初代タイガー(佐山サトル)のメッセージVTRが映る。
■初代タイガーのメッセージVTR
「新日本プロレス50周年おめでとうございます。新日本プロレスは私の“母体”になります。『佐山さんにとってタイガーマスクとは何か?』と聞かれることがよくありますが、それは“新日本プロレスの結晶”であるといつも私は答えています。
猪木さんをはじめ、新間さん、坂口さん、山本さん、それぞれの先輩たち、藤波さんや長州さん、みんなの仲間たち、その人たちが作ってきた結晶が新日本プロレスです。50周年を記念して、みなさんが引き継いでいる新日本プロレスが永遠の輝きがあるはずです。私は新日本プロレスがある限り、タイガーマスクがあると思っています。いま現代のタイガーマスクにとにかくがんばってもらいたいと思います。がんばれタイガーマスク! がんばれ新日本プロレス! がんばれ新日本プロレスのみなさん! がんばってください!」
続いて田中リングアナが「ここで坂口征二相談役よりみなさんにご挨拶を申し上げます」とアナウンス。
■坂口相談役の挨拶
「本日はご来場、誠にありがとうございます(場内拍手)。新日本プロレスも創立50周年を迎えました。長いあいだ、みなさんのご声援をもって、こうしてたくさんの選手が生まれ、いまや日本プロレス界のリーダーとしてがんばっています。こうして現役を去った人、また現役中のみなさん、ますます今後もがんばりますので、何卒今後も新日本プロレス、ご声援のほどよろしくお願いします」
次は阿部リングアナが「続きまして、新日本プロレスを代表して、IWGP世界ヘビー級チャンピオン、オカダ・カズチカ選手よりご挨拶を申し上げます」とアナウンスし、コスチューム姿のオカダがリングイン。オカダはOBに向けて一礼してからマイクを握る。
■オカダの挨拶
「みなさん、こんにちは! 本日は『旗揚げ記念日』にご来場、誠にありがとうございます!(場内拍手)。じつはメチャクチャ緊張してます(場内拍手)。オカダ・カズチカ、50周年を背負うと言っておりましたが(OBのほうを振り向いて)、こんなにも大先輩の前でお話するとは、とても緊張しておりますけど、やっぱり新日本プロレス、この先輩がたがいたからこそ、50周年、こうやってやってくることができました(場内拍手)。僕たち必ずストロングスタイルで、闘魂を背負って真のプロレスに励んでいきたいと思いますので、まだまだこれからも熱い声援、よろしくお願いします!(場内拍手)」
オカダは会場とOBに一礼してからリングを下りる。そして田中リングアナが「以上を持ちまして『新日本プロレス旗揚げ50周年記念セレモニー』を終了いたします」と告げると、場内に往年の『ワールドプロレスリング』のテーマ曲が流れる中、OBたちが記念撮影。そして、OBが花道を退場した。