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日米タックル自慢対決は、威風堂々と入場して来たライノに矢野がペットボトルの水をぶっかける。すると、ライノは猛然と矢野に突進し、パンチ連打。さらに場外で矢野をいたぶり続け、矢野にガウンを脱ぐスキすら与えない。
いきなり劣勢となった矢野だったが、ライノのラリアットをかわして、スピアーからカバー。これはカウント2。
さらにロープへ走ろうとするライノの後ろ髪を掴んで倒し、場外でイス攻撃、客席へとスローイング。さらに国技館の壁にぶつけて、場外を引きずり回すと、助走を付けてペットボトルの水を浴びせる。
場外戦でペースを掴んだ矢野はリングインしてからも、紐を使ってのチョーク攻撃、木槌攻撃、パンチ連打とやりたい放題。さらに矢野は、金具をむき出しにした対角コーナーにライノを叩き付け、ブレーンバスターからフォール。ライノが返すと、矢野は執拗なスリーパーホールドでライノの体力を奪う。
なかなか試合の主導権を握れないライノだったが、ロープワークからフライングラリアットで逆襲。そして、金具剥き出しの対角コーナーにハンマースルーし、串刺しのゴアからフロントスープレックス。
ここで、矢野はライノが突進してくると近くにいたタイガー服部レフェリーを引き込んで巻き添えにし、ダメージを軽減させる。ライノのボディアタックを浴びた服部レフェリーがダウンする中、矢野は背後からの急所パンチ。場外から机を持ち出してリングに入れると、イスと机を対角コーナーに立てかける。
だが、ライノは矢野のハンマースルーを切り返してイスコーナーに直撃させる。しかし、矢野も続くライノのゴアをかわしてイスコーナーに直撃させ、電光石火のスクールボーイ。これは惜しくもカウント2。
すると、矢野はイスを持ち出し、ライノ目掛けて振り下ろす。しかし、ライノはこれを間一髪のところでかわし、矢野は勢い余って転倒。机コーナー付近にいた矢野にライノの串刺しのゴアが炸裂。ピクリとも動かない矢野をフォールし、ライノが3カウントを奪取。
全面対抗戦第1ラウンドは、TNAの2連勝という結果で幕を閉じた。
