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今年8月に本格的にヘビー級転向した“イタリアの伊達男”と“暴走コング”による異色のシングルマッチ。
ゴングを待たずに、真壁がラリアットでミラノを奇襲。すると、軽々と避けたミラノは、入場時に着用していたガウンを広げ、まるで闘牛士になったかのように、突っ込んできた真壁を華麗に回避。ガウンを真壁の頭に被せ、トラースキックをクリーンヒットさせる。
怒った真壁が場外からイスを持ち出すと、ミラノは制止に入った浅見レフェリーごと場外へ突き落とす。しかし、場外戦を得意とする真壁は、ミラノを鉄柱へ激突させて逆転。リングに戻ると、ナックルでミラノの腹部を殴打しまくる。
その後、真壁に試合の主導権を握られ、苦しい展開を強いられたミラノだったが、ラリアットをなんとか避けて場外エスケープ。真壁を場外へ引き込むことに成功すると、プランチャ、串刺しバックエルボー、ダイビングボディアタックで一気に反撃。
さらにミラノは、浅見レフェリーを突き飛ばすと、股間を押さえて真壁から急所攻撃を食らったフリをする。そして、真壁が浅見レフェリーに詰め寄り抗議している隙に、ラウンドハウスキック、トラースキックでカバーへ。これはカウント2に終わる。
勝負に出たミラノは、エンポリオ・アルマニッシュを繰り出すが、真壁に回避され、代わりに真壁が設置したイスの上へ自爆してしまう。すると、真壁はミラノにイスをフルスイングし、続けざまにダイビングキングコングニードロップ。この一撃でミラノを轟沈させ、勝利を収めた。
