新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN TRUTH 〜G1 TAG LEAGUE〜

日時: 2007年10月28日(日) 15:30開場　16:00開始
会場: 兵庫・神戸ワールド記念ホール
観衆: 7000

第5試合 30分1本勝負
G1タッグリーグ公式戦

境界線

（4勝3敗＝8点）
（3勝4敗＝6点）

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

試合前、尾崎リングアナウンサーより本日の公式戦で勝ち点8となったチームが出た場合、最終戦の11月2日後楽園大会で棚橋組、後藤組との抽選による決勝トーナメントが行なわれる事が発表された。

G・B・H対決は、真壁と邪道のマッチアップで幕を開ける。両者はショルダータックルを浴びせ合った後、力比べに突入。真壁優勢の中、邪道が盛り返すと、走ってきた真壁にカウンターのラリアット。
矢野対外道となり、ロープへと走った両者の背中を真壁、邪道が蹴り、外道は矢野を強引に倒す。
タッチを受けた邪道はトップロープに矢野の顔面をこすりつけ、コブラツイスト。だが、矢野も出てきた外道にスピアーを見舞うと、場外エスケープした外道を真壁が鉄柵に叩き付け、矢野とのハイジャックパイルドライバー。
動きの止まった外道に真壁はボディブロー、金具が剥き出しの対角コーナーにハンマースルー。矢野も木槌攻撃、ブレーンバスターで追い討ち。さらに真壁がチョーク攻撃、ボディスラムで続き、トレイン攻撃へ。これを避けて2人を直撃させた外道は、真壁にコンプリートショット。
タッチを受けた邪道はラリアットで2人を蹴散らし、矢野にチョップ連打。突進してきた真壁をかわして再度矢野に衝突させ、矢野にジャーマンスープレックス3連発。
さらに邪道は矢野をクロスフェースオブJADOで捕獲。しかし、これは真壁がカットする。
すると、邪道は矢野をカニ挟みで倒し、外道がエルボードロップを落とす。さらにスイングネックブリーカードロップからスーパーフライを狙うも、真壁がこれを妨害。外道はコーナーに急所を打ち付けてしまう。
今度は真壁、矢野が外道にトレイン攻撃を浴びせ、真壁がラリアットから外道をフォール。邪道がカットすると、真壁と矢野は外道に合体バックドロップ。
ピンチの続いた外道はソバットで矢野をストップ。だが、邪道の杖攻撃は矢野がかわしたため外道に誤爆。今度は矢野が杖攻撃を見舞うも、外道にかわされて真壁に誤爆。そして、外道が真壁を、邪道が矢野をスクールボーイで同時に丸め込むが、どちらもカウント2でキックアウト。
ここで邪道が真壁のスキを突いて急所パンチ。すかさず外道が首固め。これを真壁が返すと、場外から矢野がロープへと走った外道の脚を引っ張る。
その後、場外から邪道が真壁にイス攻撃。そして、外道がコンプリートショットからスーパーフライでダイブ。
だが、矢野がタイガー服部レフェリーのカウントを妨害。そして、矢野の鬼殺しと真壁のダイビングラリアットの合体攻撃が外道に炸裂。
最後は真壁がトップロープからのキングコングニードロップで外道に降下し、3カウント。勝ち点を8に伸ばした真壁組が11月2日後楽園大会での決勝トーナメントへと進出した。

COMMENT

矢野「オイ！（イスに書かれたG・B・Hの“G”を叩きながら）後藤でもよぉ、（“B”を叩きながら）バーナードでもボノ（曙）でもよぉ、（“H”を叩きながら）ヒロシ（棚橋弘至）でもよぉ、何でも来いよ、バカ野郎！ここ（決勝トーナメント）まで来たら、お前ら終わりだよ。俺たちの勝ちだ！」
真壁「テメェら見たか、これが現実だ、この野郎！オイ、怖ぇな、怖ぇな、俺たちの実力は怖ぇな、オイ！次は決勝だ。決勝でベルトを獲る（優勝する）からな！フカシでもなんでもねぇからな！次だ！次は根性かけんぞ！」

邪道「最後の最後に持っていかれたよ。ここで勝てば決勝トーナメントだったのによ。最後の最後で底力出されたわ。でも、今回だけだよ。俺たちはアイツらよりも（頭を指しながら）こっちが勝っているからよ。むしろアイツらが優勝して、トムコ、バーナードから（IWGPタッグ）ベルトを獲ってくれよ。それで、邪道、外道とタッグマッチをやろうぜ」
外道「（11/11）両国で確実に獲るからよ。その時は俺らは（IWGP）Jr.（タッグ）のチャンピオンだ。Jr.のタイトルとヘビー級のタイトルで、ダブルタイトルで賭けてやってやるよ」
邪道「言っておくけど、獲る自信がなかったら、俺は言わねぇよ。いいか、いつも言っているのはよ、たわ言でもなんでもねぇ。予言だよ、予言！」
外道「このリーグ戦の結果は、俺たちは“健闘”じゃねぇぞ。俺たちは失敗したんだ」
邪道「たまたまだよ、たまたま」