新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN TRUTH 〜G1 TAG LEAGUE〜
- 日時
- 2007年10月28日(日) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 兵庫・神戸ワールド記念ホール
- 観衆
- 7000
-
第2試合 20分1本勝負
レフェリー|田山正雄
MATCH REPORT
飯塚対内藤となり、グラウンドでの攻防で果敢に挑んでいく内藤。だが、飯塚に腕を極められてしまい、中西とのタッチを許す。
中西対平澤となり、平澤がエルボー連打で中西をぐらつかせるも、カウンターのフロントハイキックを浴びて後退。中西はチョップ連打、フロントスープレックスで追い討ちをかける。
中西と山本は平澤に2人がかりでストンピングを落とし、山本がボディスラムから逆片エビ固め。自力でロープを掴んだ平澤だったが、ここから捕まる時間が続く。
動きの止まった平澤は、飯塚の突進をかわすと起死回生のジャーマンスープレックスホイップ。
タッ チを受けた裕次郎は飯塚に水車落とし、俵返しからのサイドスープレックス。さらにエルボー合戦からショルダータックルで飯塚を倒す。だが、飯塚も突進して きた裕次郎をキャッチしブリザードスープレックス。だが、続いてのスリーパーホールドは平澤がカット。すかさず、裕次郎が飯塚にラリアットを炸裂させる。
内藤対中西となり、内藤は中西にエルボー連打。中西は受け切ってクロスチョップで反撃。だが、内藤も中西の突進をかわすと、待ち構えていた平澤がスパインバスター。そこからトレイン攻撃へ。
だが、中西は裕次郎と平澤をブレーンバスターでいっぺんに投げて、内藤のミサイルキックを受け止める。しかし、内藤もジャンピングエルボーアタックで逆襲し、回転エビ固めへ。
返した中西はカウンターの野人ハンマーから内藤を担ぎ上げるとヘラクレスカッターへ。大の字となった内藤をフォールし、中西組が勝利した。
COMMENT
中 西「勇敢ですよ、アイツらは。チャンスあれば、誰でもいいから獲ってやろう、とにかく勝つ(という気持ちを感じた)。今日よりも明日、明日よりも明後日の 方が、俺らは進歩している。それを証明するために、どんどん挑戦してくれ。あの体の小さい内藤が、あそこまで躍動して俺にぶつかってきた。下の者が(上の 者に)ぶつかっていく。小さい者が(大きい者に)ぶつかってくる。このシチュエーションは、最高やね。熱いものを感じたよ。器用なヤツもおるし、不器用な ヤツもおるし、パワーファイターなヤツもおる。アイツらは面白いよ」
※山本はノーコメント
裕次郎「新日本プロレスのストロングスタイル、生え抜きの6人が黒パンはいてリングでやるって、ストロングスタイルの原点の試合をしたなって。負けたのは悔しいけど、そういった意味ではさばけた気分です」
平澤「(『3人が連携して先輩の中西選手を追い詰める場面もありましたが?』)そんな綺麗事なんていらないですよ。勝ったか、負けたかなんですよ! アイツらの首獲らないと、俺らはその上に行けないんですよ!」
内藤「俺はキャリアっていう言葉が、1番大嫌いだから。負けたかもしれないけど、そんな差はねぇよ!」