1年前も抗争を繰り広げた第3世代とUNITED EMPIREだが、今シリーズのビッグマッチでもUNITED EMPIREのグレート-O-カーンにベテラン勢がシングルマッチで立ちはだかる。この仙台大会は小島聡が登場。昨年の10.18横浜武道館大会で行なわれたシングルマッチではオーカーンが勝利している。
オーカーンはゴング前に小島を奇襲。小島の盟友である天山の得意技のモンゴリアンチョップを連発だ。だが、小島もロープ際に追い詰められながらこれを避けると、逆にラリアットでオーカーンを場外に叩き落とす。そしてプランチャで追撃だ。
さらに小島はオーカーンを鉄柵に叩きつけていたぶると、リングに戻してストンピングを連打。さらにパンチで殴りつけていく。ならばとオーカーンは立ち上がると右ヒジのサポーターを外してエルボーで一撃。この強烈な一撃を食らって、小島はたまらずダウンだ。
オーカーンは強引に立ち上がらせてロープに振るが、小島は走ることが出来ずに倒れ込んでしまう。ならばとオーカーンは俵返しで投げ飛ばし、ニーリフトを連打する。そして一本背負いの態勢に入ったオーカーン。
だが、小島はこれを踏ん張ると後頭部にショートレンジのラリアットで一撃。ようやく反撃に移る。そしてコーナーにオーカーンを追い詰めると逆水平チョップを連発。マシンガンチョップでたっぷりといたぶると、対角線のコーナーに振ってイッちゃうぞエルボーだ。
だが、コーナー最上段に上がったところでオーカーンが追いかけてきてストマッククロー。逆に雪崩式ブレーンバスターの態勢に入る。小島が踏ん張ってエプロンに着地すると、自身はコーナーから落下しながら小島に対してロープを使ったスタンガン攻撃だ。
そしてエプロンで小島をファイヤーマンズキャリーの態勢で持ち上げたオーカーン。だが、これを回避した小島は逆にオーカーンの首を捕まえると、断崖式のDDTでオーカーンの顔面をエプロンに叩きつけてみせた。そしてオーカーンをリングに戻すと改めてダイビングエルボードロップだ。
続けてエルボーの連打で攻撃する小島。だが、オーカーンはローリングエルボーをかい潜るとバックを奪ってコブラツイスト。さらにアイアンクローも極めてアイアンコブラツイストだ。そして、自ら技を解くとジャーマンスープレックスを仕掛ける。
しかし、これを防いだ小島はそのまま半回転してオーカーンの首を捕まえるとDDT。続けてコジコジカッターを炸裂させる。そしてヒジのサポーターを外してラリアットへ。しかし、これを読んでいたオーカーンは小島の攻撃をかわして大空スバル式羊殺し。続けてエルボードロップだ。
そして、オーカーンはブレーンバスターの態勢に。だが、小島はこれを切り返して、逆に垂直落下式気味にブレーンバスターでオーカーンを叩きつける。そしてもう一度ラリアットを発射だ。
ならばとオーカーンもこの攻撃をかい潜り、ラリアットで対抗。だが、これに打ち勝ったのは小島だ。倒れるオーカーンに右腕を上げて仁王立ちした小島は、トドメのラリアットを放つためロープに走る。
しかし、オーカーンはカウンターのアイアンクローで小島の顔面を捕獲。そのままエリミネーターで叩きつけて、3カウントを奪ったのだった。