試合後、清宮は悔し泣き。するとオカダは「こんなんで泣いてんじゃねえぞ! 帰れ、邪魔だ、オラ!」と厳しい言葉を浴びせる。武藤も「泣くな!」と清宮に言葉をかけ、抱き抱えるようにして退場。
リング上では棚橋とオカダが言葉をかわし、ガッチリと握手。そしてベルト姿で勝利の決めポーズを見せる。ここでオカダがマイクを握る。
■オカダのマイクアピール
「どうも、みなさん、こんばんは!(場内拍手)。まあ、『WRESTLE KINGDOM 16』、1.4、1.5、そしてこの1.8、本当に応援、どうもありがとうございました!(場内拍手)。新日本プロレスファンのみなさん、本当に応援ありがとうございます(場内拍手)。プロレスリング・ノアのみなさん、プロレスリング・ノアのファンのみなさん、どうもありがとうございました!(場内拍手)。
プロレスって、いいですね(場内拍手)。こうやって対抗戦、まあ、各団体、各チーム、いろいろとあると思いますけれど、しっかりと応援してくれたおかげで、こういうリング上の熱い戦いにつながったと思います。本当に今日はどうもありがとうございました!(場内拍手)。
まだ、50周年、始まったばっかりですよ。4、5、8しかやってないんですよ。それでこんだけ盛り上がってくれています。これが本当の“プロレスのチカラ”だと思います(場内拍手)。まだまだ、たいへんなこと、あると思いますけど、この“プロレスのチカラ”で、コロナよりもその先、僕たちがどんどんパワーを届けていけるよう そしてみなさんの応援をパワーにして、僕たちが熱い戦いをしていけるよう、しっかりと戦っていきますので、引き続き新日本プロレス、いや、プロレス界の応援をよろしくお願いします!(場内拍手)。プロレス界に感謝ということで、プロレスファンのみなさん……(と右腕を上げながら隣の棚橋を見やり、何やら言葉をかわす)。“プロレスファンのみなさん”からの“プロレス界に”。(棚橋を見て)いいっすね(笑)」
ここでオカダからマイクを受け取った棚橋は、「じゃあ、最後、元気よく締めましょう! 会場のみなさ~ん!! 愛してま~す!!!!」とシャウト。続いて「そして!」と、オカダにマイクを渡すと、最後はオカダが「プロレス界に!! カネの雨が降るぞ~!!!!」と叫び、豪華なマイクリレーを披露。
そして、両雄はコーナーに上って、場内の大きな拍手に応え、共に花道を堂々と引き上げた。