メインイベント終了後、勝ち名乗りを受けたオカダは大きくうなずき、鷹木へ向かって言葉をかける。一方、鷹木はマットを叩き、悔しさをあらわにした。
その直後、オカダは4代目IWGPヘビー級ベルトをリング中央へ置き、「ありがとうございました!!」と叫んで深々と頭を下げる。そして、大きな拍手からベルトを掲げ、4方の客席へ示した。
これで4代目IWGPヘビー級ベルトは本部席へ移動。ついにIWGP世界ヘビー級ベルトを腰に巻いたオカダが、レインメーカーポーズを決めた。
すると、そこへ翌日の1.5東京ドームでオカダへ挑戦するオスプレイが登場。憎々しい笑みを浮かべ、マイクアピールでオカダを挑発していく。
オスプレイ「(※阿部誠リングアナに対し)いまのはひどいアナウンスだったなぁ。こうやってやるんだ、聞いておけ! 『レディース・アンド・ジェントルメン! 新・暫定IWGP世界ヘビー級チャンピオン、オカダ・カズチカ!』こう言うんだよ! (※オカダに対し)2021年も終わって新年になって、お前、なんかすごく安っぽく見えるなぁ。(※リングに上がり)ひとまずおめでとう。ハードファイトだったなぁ。ずいぶん疲れてるように見えるけど、大丈夫か!? 俺は明日の試合が楽しみだよ。なぜなら、IWGP世界ヘビー級王座を獲得できるだけじゃなく、お前へのリベンジを果たせるからな。そしてお前は新日本から去ることになるだろう。新日本プロレスは、俺の元で安泰に成長していくからな。(※日本語で)マタアシタ(※マイクを捨ててリングを降りる)」
するとオカダは、「アイム・ソーリー、フェイク・チャンピオン、シー・ユー・トゥモロー」などと言ってオスプレイを挑発。オスプレイが怒って立ち去ると、改めてファンに向けてマイクアピールを行なった。
■オカダのマイクアピール
「(※手拍子)皆さん、明けましておめでとうございまーす!(※大拍手) やっぱりプロレスファンのみんなは、“今日”が来ないと年が明けないよね(※大拍手)。というわけで、みっつ言わして下さい(※大拍手)。ひとつ! …鷹木さん! あなたは本物のチャンピオンでした。そして今日、本物の闘いができました。ホントにありがとうございました!(※大拍手) ふたーつ! ホントに、自分勝手に、IWGPヘビー級4代目のベルトを取り出して、皆さんにモヤっとした気持ちを、させてしまったかもしれませんけれども、僕はホントに、(新日本プロレスが)50年続いたのは、4代目…いや、IWGPヘビー級(ベルト)があったからだと思ってます(※大拍手)。でも、このIWGP世界ヘビー級(ベルト)ができて、みんなが感謝をすることがなく、お別れをしてしまうというのが、自分の中でもすごく歯がゆくて。でも今日、この東京ドームという場所で、皆さんに感謝の拍手をしてもらって、しっかりとお別れができたと思ってます(※大拍手)。本当にありがとうございました! そして、IWGPヘビー級のベルトにもう1度、大きな拍手をお願いします!(※大拍手) みっつ…特にありません(※大拍手)。と言いたいところですけども、まだ、明日もタイトルマッチ、決まりました。そして、そして50周年イヤー、まだまだ始まったばかりです(※大拍手)。ホントに新日本プロレスは素晴らしい団体で、まだまだ素晴らしい闘いを皆さんにお届けしていきますので、よろしくお願いします!(※大拍手) そして、今日は本当にたくさんのご来場ありがとうございました!(※大拍手) まだまだコロナという大きな敵と戦っていますけども、何度倒れても僕たちレスラーは立ち上がりますので、皆さんも一緒に立ち上がって、コロナに勝ちにいきましょう。そして! 来年の1.4は…もう何度も言ってるけど、いいかげん約束しましょう。この東京ドームを超満員にします!!(※大拍手) それがこの50周年の節目にしたいと思います!! というわけで、50周年、突っ走っていきますので、新日本プロレスをよろしくお願いしまーす!!(※大拍手) というわけで、また明日お会いしましょう。50周年の新日本プロレスに!! カネの雨が降るぞーー!!(※大拍手)」
ここで場内にRAINMAKERが流れ、オカダはIWGP世界ヘビーベルトを腰に巻いたままレインメーカーポーズを披露。そして、4方のコーナーへのぼってファンにアピールしてからリングを降りる。
そしてオカダは本部席に置かれた4代目IWGPヘビー級ベルトの前でもIWGP世界ヘビー級ベルトを掲げ、凛々しい表情で堂々と特設花道を退場。最後は花火でド派手な祝砲が上がった。