現GHCタッグ王者の丸藤とGHCジュニアタッグ王者の小川が、ユニットの枠を越えてタッグを結成。対するは、元ノアでGHCジュニア王座の最多戴冠記録(7回)と最多通算防衛記録(28)を持つ金丸と、かつてノアを主戦場にしていたザックのコンビ。ザックと小川はかつてタッグパートナーで、第19代&21代のGHCジュニアタッグ王者に就いたこともある。
ザック対小川で試合開始となり、切り返しの応酬で一歩も譲らず。ザックがサイドネックロックを仕掛けるも、小川がスルリと切り抜ける。
金丸対丸藤となり、丸藤がフロントハイキックからリープフロッグを繰り出す。しかし、金丸がロープワークでフェイントをかけ、場外へエスケープする。
さらに金丸は、丸藤を場外戦へ引き込み、鉄柵を悪用して左膝に大ダメージを負わせる。そしてリングへ戻ると、低空ドロップキックでさらに膝を攻める。
これで丸藤は動きが止まってしまい、ザックがレッグスプリットで追い討ち。そして、インディアンデスロックを極めると、カットに来た小川をグラウンドコブラツイストに捕らえて2人をまとめて痛めつける。
その後も丸藤のピンチは続き、金丸がニークラッシャー、ザックがレッグスプリットなどで攻め込む。しかし丸藤は、ショートレンジドロップキックでザックに逆襲。
ここでタッチを受けた小川は、アームホイップを連発し、ザックと金丸を何度も投げる。そして、金丸を突き飛ばし、ザックと衝突させる。だが、ザックは小川と切り返しの応酬を繰り広げ、脚を捻り上げて赤コーナーへ戻った。
金丸対小川となり、小川が低空ドロップキックを回避してフットスタンプを投下。それでも金丸はコーナーからダイブするが、小川が脚を立ててブロックし、急所にダメージを与える。
しかし、金丸は後ろ脚で小川の急所を蹴って逆転。ここから金丸対丸藤となり、丸藤が逆水平チョップ、串刺しジャンピングバックエルボー、カウンターラリアット。
それでも金丸はカウンター低空ドロップキックで丸藤を黙らせ、膝裏にも低空ドロップキックをお見舞い。そして、足4の字固めで強烈に絞り上げるが、小川がカットへ入る。
すると金丸は、ブリティッシュフォールとムーンサルトプレスで丸藤を追い詰める。そして、タッチアウトを仕掛けるが、丸藤がこらえてトラースキックを見舞う。
次に丸藤は不知火にいくが、金丸が背後から突き飛ばしてレフェリーと激突させる。そして、延髄斬りで追い討ちをかけると、ウイスキーを口に含んで噴射しようとする。
ところが、丸藤が手で金丸の口を塞ぎ、フックキックを見舞ってウイスキーを吹き出させる。その直後、丸藤はキックのコンビネーションで追い討ちをかけるが、金丸はサムソンクラッチで逆襲。
しかし、丸藤がボディにニーリフトを食らわせ、虎王→真・虎王の連続攻撃をお見舞い。そして最後は、今度こそ不知火を炸裂させて金丸を葬った。
試合後、ザックは丸藤と小川を挑発し、リングをあとにした。