BULLET CLUBの石森&外道が、STINGERのHAYATA&吉岡と対決するタッグマッチ。石森はかつてノアを主戦場としており、GHCジュニアヘビー級王座の連続防衛記録10をマーク。一方、HAYATAは現GHCジュニア&ジュニアタッグの2冠王に君臨している。
石森対吉岡で試合開始となり、控えの外道が後ろから吉岡の髪を引っ張る。だが、吉岡は石森を突き飛ばし、外道と激突させて報復。
その後、吉岡が高速のロープワークで石森を惑わせ、ランニングサイドキックを食らわせる。しかし、石森はリング内とエプロンを行き来して吉岡を惑わせ、スワンダイブフライングボディシザースドロップで逆転。
これで吉岡が場外へ追いやられると、外道がコスチュームのベルトで背中を滅多打ちにする。そして、リング上では石森が背中を引っかき、吉岡の動きを完全に停止させる。
その後も吉岡の劣勢は続き、外道が顔面踏みつけ攻撃、フィストドロップ、スリーパーホールドなどで攻め立てる。それでも吉岡はゼロ戦キックを見舞うが、石森がタッチを妨害し、スライディング式ジャーマンスープレックスで叩きつける。
しかし吉岡は、ジャンピングハイキックで石森に逆襲し、ようやく青コーナーへ帰還。スイッチしたHAYATAが、マンハッタンドロップからランニングフロントキックを石森に見舞う。
だが、石森はハンドスプリングオーバーヘッドキックをHAYATAに逆襲。ここで外道が登場し、チンクラッシャー、トラースキックでHAYATAに追い討ちをかける。
続いて外道は外道クラッチにいくが、HAYATAが回避。それでも外道が顔面をかきむしると、延髄斬りですぐに報復していく。
ここでHAYATAはフィニッシュを狙うが、石森がカット。その石森を吉岡が場外へ追い出し、外道にスタナーを見舞う。
その直後、吉岡が場外の石森にラ・ケブラーダを敢行する中、HAYATAは外道をクロス式403インパクトで突き刺す。そして最後は、ヘデックでとどめを刺した。
WRESTLE KINGDOM 16 in 横浜アリーナ
- 日時
- 2022年1月8日(土) 15:00開場 17:00開始
- 会場
- 神奈川・横浜アリーナ
- 観衆
- 7,077人
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第3試合 30分1本勝負
レフェリー|西永秀一
MATCH REPORT
COMMENT
吉岡「これが、ノア・ジュニア、STINGERだ」
※HAYATAは横にいたが、カメラを一瞥して無言で立ち去る
石森「試合前、俺ん中で、“NOAHの人”と、“NOAHに出てる人”は、違うから。それで、今日やった相手、圧倒的後者だから。やっぱ俺が感じてるNOAH感っていうのは、感じねぇ。最後の最後まで、俺はこれが、対抗戦なのか、交流戦なのか、まっっったくわかんなかったけど、どうせやるんだったら、本物のNOAHとやりたかった……」
※外道はノーコメント。