プロレス界の未来を担う新鋭がシングル対決する第0試合の第1弾。新日本プロレスの藤田は2002年7月14日生まれで、2021年8月24日にデビュー。ノアの矢野は2000年8月10日生まれで、2020年10月28日にデビューしている。藤田は愛媛県新居浜市、矢野は愛媛県今治市の出身で、同郷対決でもある。
序盤、藤田が巻き投げを繰り出して腕を取ると、矢野も腕を取って対抗。それを藤田が切り返してヘッドロックを狙うが、矢野が素早く脱出し、両腕を固めてフォールしていく。
さらに矢野はチキンウィングアームロックで藤田をロープエスケープさせる。その後、両者がロープ際でもつれあい、藤田が離れ際に張り手を食らわせる。
その直後、矢野が両脚タックルで藤田をなぎ倒し、マウントエルボー連打から張り手をお返し。さらに、ストンピング連打を浴びせる。
矢野の攻勢は続き、カウンターバックエルボー、ボディスラム、チキンウィングアームロック、ブレーンバスターで藤田に追撃。そして、ニュートラルコーナー最上段からダイビングボディアタックを敢行する。
苦しくなった藤田は、ショートレンジドロップキックで逆転に成功。さらに、矢野をロープへ振り、再びドロップキックを見舞う。
続いて藤田はエルボー連打から逆エビ固めを仕掛けるが、矢野が体を捻って丸め込む。だが、藤田がキックアウトし、ランニングドロップキックから今度こそ逆エビ固めで捕獲。
これを矢野がロープエスケープし、両者がエルボー合戦を展開。そこから藤田がショートレンジドロップキックで撃ち抜き、再び逆エビ固めで絞り上げたところで試合終了のゴングが鳴った。
試合後、両者は額を突きつけて激しく睨み合い、藤田の張り手に対してすぐに矢野も張り手を返す。
これで2人はさらにエキサイトするが、仲間たちが止めに入る。これで矢野はリングを降りるが、リング上の藤田と一触即発で睨み合った。