因縁渦巻くCHAOS vs HOUSE OF TORTUREの「NEVER 6人タッグ選手権試合」。前日の1.4東京ドームでは、YOHがシングルマッチでSHOに勝利。後藤&YOSHI-HASHIはタイチ&ザックを破り、第92代IWGPタッグ王者となっている。
CHAOSがゴングを待たずに襲い掛かり、いきなり乱闘で試合がスタート。後藤がEVILにエルボー連打を浴びせ、串刺しニールキック、ブルドッキングヘッドロックへ繋ぐ。
そこへSHOが飛び込むも、YOHが場外へ落とし、プランチャをお見舞い。ところが、EVILが後藤を青コーナーへスローイングし、むき出しにされた金具へ激突させる。
その直後、EVILが後藤を場外へ落とすが、セコンドの石井智宏がしっかりとガード。しかし、後藤の劣勢は変わらず、SHOの金具攻撃から裕二郎がフロントハイキックを食らわせる。
しかし後藤は、裕二郎が仕掛けたフィッシャーマンバスターを回避し、ローリングラリアットで逆転に成功。そして、EVILとSHOの同士討ちを誘発し、バックドロップでEVILを投げ捨てた。
ここからYOSHI-HASHI対裕二郎となり、YOSHI-HASHIが裕二郎をスローイングしてEVILを串刺しにする。そして、裕二郎をトップロープへ乗せ、低空ドロップキックで撃ち抜く。
だが、裕二郎はYOSHI-HASHIの手を噛んで動きを止め、低空ランニングフロントキックで追撃。そして、インカレスラムで叩きつけるが、YOSHI-HASHIはラリアットで巻き返した。
YOH対SHOとなり、YOHがランニングエルボーで先制。そして、顔面攻撃に怯むことなく、カニばさみから低空ドロップキックを食らわせる。
さらにYOHは、左右のエルボー連打からロープへ走るが、SHOがカウンタージャンピングニーアタックで迎え撃つ。
それでもYOHはすぐに同じ技を返すが、EVILが場外からロープワークを妨害。たちまちHOUSE OF TORTUREがYOHにトレイン攻撃を敢行し、SHOがパワーボムホイップで叩きつける。
ここでSHOがレンチを持ち出すと、佐藤レフェリーが厳しくチェック。その隙を突いて東郷がYOHの首を絞めるが、石井がカットする。
その直後、後藤がSHOを担ぎ、YOSHI-HASHI&YOHが頭にダブルトラースキックをお見舞い。そして、後藤が牛殺しで叩きつける変型激烈一閃が炸裂する。
続いてYOHはDIRECT DRIVEの体勢に入るが、SHOが抵抗してリバーススープレックス。だが、YOHがカウンタートラースキックでなぎ倒し、変型牛殺しを食らわせる。
ここでYOHは再びDIRECT DRIVEにいくが、裕二郎がステッキを持って佐藤レフェリーの注意を引きつける。すると、EVILが背後からYOHの急所を殴り、レンチをSHOにパス。そして、SHOがレンチでYOHの頭を殴り、そのまま片エビ固めで3カウントを強奪してしまった。
試合終了のゴングが鳴った直後、HOUSE OF TORTUREの4人はストンピング連打でYOHに暴行。
これに石井が激怒すると、EVILはNEVER無差別級(シングル)ベルトを掲げて激しく挑発した。
一方、YOSHI-HASHIはIWGPタッグベルトを持ち、場外の裕二郎と激しく言い争う。そこへEVILたちも加わり、両陣営が互いに再戦を要求した。