第3試合は『KOPW 2022』決定戦4WAYマッチ、矢野通vs鈴木みのるvsCIMA(GLEAT)vsチェーズ・オーエンズ。前日の「KOPW 2022」進出権争奪ニュージャパンランボーで最後まで勝ち抜いた4人が、同時に試合を行ない、いずれかの1選手が勝利した時点で決着。乱戦必至の一戦、最後に勝利の女神が微笑むのは?
CIMAは所属ユニット「STRONG HEARTS」のメンバーでああるエル・リンダマン、T-Hawkと共に入場。オーエンズはテキサスヘビーのベルトを腰に花道を進む。鈴木はリングインすると、CIMA、オーエンズをにらみつけて挑発。多くの肩書きグッズを身につけた矢野は最後にリングへ。
すると、鈴木がいきなり矢野の腹部にパンチ。さらにCIMAとオーエンズもストンピングを浴びせ、ここで開始のゴング。矢野は早くも場外に落ち戦線離脱。
続いて鈴木はオーエンズも張り手で排除。ここから鈴木とCIMAが胸板への張り手合戦を展開。そして技の読み合いから、CIMAがミサイルキックをヒット。
だが、鈴木もスリーパーでCIMAを捕らえ、さらにエルボー。そしてロープに走るも、場外から矢野とオーエンズが足を引っ張って妨害。すると、CIMAがロープ間を抜けて3人めがけてトペ・スイシーダを炸裂。
CIMAはオーエンズをリングに戻し、ここからロープワークの攻防に。技の読み合いからオーエンズはランニングニーをヒット。
そのオーエンズの後頭部を矢野がはたく。そして矢野はコーナーパッドを外しにかかる。怒ったオーエンズがうしろを振り向くと、そこには矢野ではなく鈴木の姿。オーエンズは恐れつつも、エルボーを繰り出す。だが、仁王立ちの鈴木は強烈なエルボーでダウンを奪う。
続いて矢野が鈴木を金具むき出しのコーナーにハンマースルー。さらにCIMAにも狙うが、逆にCIMAが投げつける。さらにCIMAは矢野にリバースインディアンデスロック。その体勢で、オーエンズをブレーンバスターで投げつける。その反動で矢野は悲鳴を上げる。今度は鈴木がCIMAに張り手、エルボー、フロントキック。倒れるたびに、その反動で矢野はダメージを食らう。
続いて鈴木はCIMAにスリーパー。その鈴木をオーエンズがスリーパーで捕らえる。3人の力がかかり、矢野は悲痛な声を上げながら、必死にロープエスケープ。
オーエンズは矢野に打撃のコンビネーション。さらにマンハッタン・ドロップを切り抜け、ニーをヒット。だが、とどめのパッケージドライバーはCIMAが阻止。
そしてCIMAはオーエンズにシュバインを炸裂。さらにメテオラを決めてカバーするが、鈴木がスリーパーでカット。
すると、矢野が鈴木とCIMA、二人まとめてローブロー。そして鈴木を丸め込むも、これはカウント2。
矢野はロープに走るが、鈴木は追走式のドロップキック。そしてスリーパーから一気にゴッチ式パイルドライバーを決め、3カウントを奪取。鈴木が乱戦を制し、KOPW2022保持者に。
試合後、鈴木はKOPWのトロフィーを手に、矢野にストンピング。さらにスリーパーで締め上げるが、矢野は隠し持っていた手錠で鈴木の腕をトップロープに固定してしまう。矢野はフラフラした足取りながら、満足気な表情で退場。すると、ヤングライオンがリング下にあった鍵で、鈴木の手錠を外す。
鈴木はヤングライオンにエルボーを見舞い、リングサイドで怒りを爆発。そして矢野を探しながらバックステージへ。