第3試合はL・I・JとUNITED EMPIREの6人タッグ、内藤哲也&SANADA&BUSHIvsウィル・オスプレイ&ジェフ・コブ&グレート-O-カーン。明日の1.5東京ドームの内藤vsコブ、SANADAvsオーカーンのダブル前哨戦となる。また、オスプレイにとってこの試合は、昨年の5.4福岡以来、ひさびさの日本でのファイト。1.5東京ドームでのIWGP世界ヘビー級王座戦(王者・鷹木信悟vs挑戦者オカダ・カズチカの勝者と対戦)を前に、オスプレイがどのような動きを見せるのか気になるところだ。
UNITED EMPIREはオーカーン、コブ、オスプレイ、そしてセコンドのアーロン・ヘナーレの順で花道を進む。オスプレイは3本のベルトを携えて入場。そのうちの一本はIWGP世界ヘビーと同じデザインのベルト。オスプレイはリングアナに対し、強引に「リアルIWGP世界ヘビー級チャンピオン」とコールさせる。L・I・JはBUSHI、SANADA、内藤の順で登場。内藤は寅年バージョンのオーバーマスクを装着。
コブとオーカーンはゴングを待たずに奇襲攻撃。だが、内藤はコブに対してマンハッタン・ドロップからコーナーミサイルへ。しかし、コブは内藤をキャッチするとコーナーパッドに突進して叩きつける。さらに強烈なショルダータックルを食らわせ、内藤はたまらず場外へエスケープ。
だが、コブは内藤を場外で捕らえ、鉄柵に叩きつける。オスプレイは場外でイスに座って、その戦いぶりに拍手を送る。
スイッチしたオーカーンは、内藤にモンゴリアンチョップを連発。そして片膝でカバーするが、内藤はオーカーンの辮髪をつかんでキックアウト。するとオーカーンは内藤の髪をつかみ、オスプレイにスイッチ。
だが、オスプレイは内藤をコーナーパッドに叩きつけ、すぐにコブにスイッチ。内藤はエルボーで反撃するも、コブはヘッドバット。続いて串刺しエルボーを放つが、かわした内藤はヒザに低空ドロップキック。さらに延髄斬り、ジャンピングエルボーをヒット。
内藤は自軍コーナーに戻ろうとするが、コブは阻止。そしてブレーンバスターで持ち上げるも、切り抜けた内藤はBUSHIとの連携攻撃を狙う。コブがこらえると、SANADAがドロップキックでアシスト。すかさず、内藤もコブのヒザに低空ドロップキックをお見舞い。
次はSANADAとオーカーンのマッチアップ。SANADAはエルボー、アームホイップ、アトミックドロップを決め、続いてパラダイスロックで捕獲。そして臀部に低空ドロップキックをヒットする。
SANADAは場外にエスケープしたオーカーンにプランチャを繰り出す。だが、オーカーンはかわしてリングに戻ると、逆にプランチャの体勢に。しかし、飛ばずにSANADAに手招き。
SANADAがリングに入ると、オーカーンは相手の頭部を捕獲。そしてココナッツクラッシュから便座を決めるが、SANADAはキックアウト。
するとオーカーンはキックを食らわせてから便座。そこから相手のお株を奪うオコーナーブリッジのようにカバーするが、SANADAはキックアウト。
ならばとオーカーンは肩固めで捕獲。そのまま立ち上がり、コーナーにハンマースルー。SANADAはうまくエプロンに降り立ち、スワンダイブのミサイルキックをヒット。
スイッチしたBUSHIはオーカーンにDDT。カバーを返したオーカーンに対し、BUSHIはフィッシャーマンズスクリューを狙う。これを切り抜けたオーカーンは一本背負い。
交代したオスプレイはBUSHIにピッピー・チェリオ。そしてストームブレイカーを狙うも、内藤がカット。コブがリングに入ると、内藤はコリエンド式デスティーノへ。だが、コブはバックドロップで切り返す。
するとSANADAがコブのヒザに低空ドロップキック。ここでオーカーンがSANADAに襲い掛かり、両者は激しい技の読み合いを展開。SANADAはスタンディングのドラゴンスリーパーで捕らえるが、オーカーンはサムソンクラッチで切り返す。
SANADAは返してローリングエルボーを繰り出すが、かわしたオーカーンは大空スバル式羊殺しからのエルボードロップ。そして、突進してきたBUSHIに王統流二段蹴りを炸裂。
ここでオスプレイがBUSHIをストームブレイカーの体勢で捕らえる。BUSHIは回避してロープに走り、ウラカン・ラナを狙うも、オスプレイはパワーボムで叩きつける。続いてオスプレイはBUSHIにヒドゥン・ブレイド。そのままカバーし、3カウントを奪取。UNITED EMPIREに凱歌が上がった。