第1試合は遺恨深まるYOHとSHOが一騎打ち。両者はROPPONGI 3Kとしてジュニアタッグ戦線で活躍してきたが、昨年8月にSHOが三行半を突きつけ空中分解。その後、9.4メットライフドームでのシングル対決ではSHOが無法殺法でYOHを下した。だが、YOHは『BEST OF THE SUPER Jr.』の最終公式戦でSHOに雪辱勝利。そして、12.15両国の優勝決定戦(vs高橋ヒロム)に進出するも、その試合をぶち壊そうとSHOが乱入。試合後のバックステージでもSHOはYOHを襲撃した。いまや怨敵同士となった両雄による因縁の対決、YOHはSHOのダーティーファイトをどう攻略するのか?
SHOはNEVER6人タッグのベルト、そしてトーチャーツールが入った黒い袋を手に入場。YOHは真っ白なコスチュームに身を包み、まっすぐリングを見つめながら花道を進む。
ゴングを待たずにYOHは奇襲攻撃。フライングフォアアームでSHOを場外に落とすと、いきなりノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。そしてYOHは気合いの雄叫びを上げ、SHOを花道に連れ出す。
YOHは花道でのDIRECT DRIVEを狙うが、これはSHOが回避。そしてSHOはヤングライオンをYOHに突き飛ばす。続いてSHOはYOHをボディスラムで花道に叩きつけると、さらにヤングライオンを捕獲し、YOHの上にボディスラムで叩きつけていく。
YOHはカウント15でリングに戻ろうとするが、SHOはストンピングで蹴落とす。そして空中技と思いきや、そのままリングを下りてYOHを鉄柵にハンマースロー。続いてリングに戻してカバーするが、YOHはカウント2でキックアウト。
SHOはストンピングを乱打し、YOHの首元を踏みつける拷問攻撃。しかし、YOHはSHOの足をつかんで立ち上がる。だが、SHOは顔面かきむしり。そしてキックを放つも、YOHはドラゴンスクリューで切り返す。
続いてYOHは串刺しエルボーから馬乗りで左右のエルボー。そして両足をつかんでストンピングを乱打。YOHはSHOを引きずり起こすが、SHOはスキをついてYOHの指をねじまげる。
そしてSHOはロープに走るが、YOHは攻撃をバク転で切り抜ける。続くロープワークの攻防で、YOHはドロップキックをヒット。さらにジャーマンスープレックスを決めるが、SHOはカウント2でキックアウト。
ならばとYOHはDIRECT DRIVEの体勢に入るが、SHOは切り抜けると腕を掴んだまま胸板と背中にキックを連打。YOHは蹴り足を捕らえるも、SHOは顔面かきむしりで脱出。
YOHはエルボーからロープに走るが、SHOはレフェリーを盾にして動きを食い止め、スピアーを炸裂。続いてSHOは串刺しラリアット。そして馬乗りでの左右のエルボーから、相手のリストをつかんでストンピングをお見舞い。
SHOはスネークバイトを狙うも、YOHはジャックナイフ式エビ固め。しかし、SHOは跳ね返すと、ラリアットを炸裂。そしてYOHを引きずり起こしてパワーボム。続いてクロスアーム・パイルドライバーを決めてカバーするが、YOHはカウント2でなんとかはね返す。
するとSHOは弓を引くポーズからショックアローの体勢に。だが、YOHは切り抜けてスターゲイザーで捕獲。SHOは悲痛な声を上げる。ここでディック東郷がエプロンに上がり、レフェリーの注意を引きつける。
SHOはマットを叩いてギブアップするが、レフェリーは気づかず。するとYOHは技を解き、レフェリーに近寄るも、その背後からSHOが投げっぱなしジャーマンを炸裂。
SHOはYOHを起こしてラリアットを食らわすと、とどめのスネークバイトを決める。しかし、YOHはなんとか足をロープにかけてエスケープ。すると、またも東郷がレフェリーの注意を引き付ける。
ここでSHOはレンチを手にYOHに襲いかかる。だが、YOHはかわしてSHOを東郷に激突させると、ファイブスタークラッチへ。この妙技で見事SHOから3カウントを奪取した。
試合後、納得の行かないSHOはレフェリーに猛抗議。そしてYOHにストンピングを乱打。さらにレンチを手に突進するも、YOHはカウンターのトラースキックを炸裂。SHOは東郷の肩を借りて退場。YOHは勝利の雄叫びを上げた。