メイン(第7試合)では1.4東京ドームのIWGP世界ヘビー級王座戦の前哨戦として王者・鷹木信悟と挑戦者オカダ・カズチカが、それぞれ高橋ヒロム、IWGPジュニアタッグ王者のロビー・イーグルスをパートナーに激突。
12.15両国の前哨戦ではオカダが鷹木に見せつけるように、BUSHIをレインメーカーで撃沈。今回は『BEST OF THE SUPER Jr.』二連覇を果たしたヒロムをパートナーに、両国の雪辱勝利を狙う。
鷹木はIWGP世界ヘビー、オカダは挑戦権利証代わりの4代目IWGPヘビーのベルトを携えて入場。ヒロムは『BEST OF THE SUPER Jr.』の優勝トロフィーを手に、イーグルスはジュニアタッグのベルトを腰に巻いてリングイン。
先発は鷹木とオカダ。まずはロックアップで組み合い、そこからバックの取り合いに。続いてリストを巡る攻防を経て、オカダがカニバサミでグラウンドに持ち込む。そして両者は一旦離れる。
今度は手四つから力比べの体勢に。そこからオカダはヘッドロックで固めるが、鷹木はハンマースロー。するとオカダはショルダータックルでなぎ倒す。
ならばと鷹木はヘッドロックで反撃。オカダは脱出を試みるも、鷹木は離さず。するとオカダはロープに押し込むが、今度は鷹木がショルダータックルでダウンを奪う。両者、一歩も譲らぬ重厚な攻防を展開。
次はヒロムとイーグルスのマッチアップ。いきなりすばやいロープワークの攻防から技の読み合いとなり、イーグルスがロープを用いたアームホイップ。さらにティヘラでヒロムを場外に追いやる。
ヒロムはすぐにリングに入るも、イーグルスはニールキックでもう一度場外に落とす。そしてエプロンからダイブして、ヒロムのヒザ裏にエルボーをヒット。ここからCHAOSタッグは場外戦に持ち込み、オカダは鷹木を鉄柵にハンマースロー。
続いてイーグルスがヒロムに対し、フライングメイヤーから背中に低空ドロップキック。スイッチしたオカダがヒロムをコーナーに力任せに叩きつけると、ヒロムは頭を押さえて昏倒。するとオカダはもう一度同じように叩きつけてカバー。ヒロムはカウント2でキックアウト。
オカダはチンロックで捕らえるが、ヒロムはバックエルボーで脱出。しかし、オカダは重いハンマーパンチ。そして自軍コーナーに運んでイーグルスにスイッチ。
イーグルスはヒロムのヒザ裏にストンピングを連発。さらに変形のヒザ固めから丸め込むが、ヒロムはカウント2でキックアウト。ヒロムも張り手で応戦するも、イーグルスは強烈なキック。
次はオカダがヒロムをボディスラムで叩きつけ、踏みつけてレインメーカーポーズ。そして「カモン、スーパージュニア!」と後頭部をひっぱたいて挑発。怒ったヒロムは打撃を繰り出すが、オカダはビクともせず。
続いてオカダは重い打撃からロープに走るが、ヒロムは軽快な動きでハサミワザ。
ようやくスイッチした鷹木はオカダにショルダータックル、さらにボディスラム。そして鷹木は追走式キチンシンクからブレーンバスターで叩きつける。
鷹木は「来た、来た、来たー!」と叫び、バックドロップの体勢に。オカダは切り抜け、エルボー合戦に突入。
続いて鷹木はバックエルボー、ナックル、そして龍魂ラリアットのフェイントからDDTを食らわす。さらにスライディングラリアットを繰り出すが、かわしたオカダはマネークリップで捕獲。これはオカダが足でロープエスケープ。
続いてオカダは技の読み合いからリバースネックブリーカーを決めてカバー。鷹木が跳ね返すと、オカダはツームストンパイルドライバーを狙う。
鷹木は切り抜けるが、オカダはマネークリップで捕獲。鷹木はオカダをコーナーに押し込んで逃れると、ナックルから龍魂ラリアットをお見舞い。
次はヒロムとイーグルスのマッチアップ。イーグルスはスワンダイブの低空ドロップキックをヒロムのヒザにヒット。そしてロン・ミラー・スペシャルにつなぐも、ヒロムは必死にロープエスケープ。
するとヒロムはレッグブリーカーからロン・ミラー・スペシャルを狙うが、ヒロムは丸め込みで返す。ここから技の読み合いとなり、イーグルスがソバットからアサイDDTへ。だが、ヒロムは空中で捕獲し、ターンバックル・デスバレーボムを炸裂。
ヒロムは雄叫びを上げ、エプロンのオカダにエルボー。そしてイーグルスにTIME BOMBを狙うも、イーグルスは切り抜けてジャックナイフ式エビ固め。
返したヒロムはビクトリー・ロイヤルを狙う。イーグルスは回避するも、目まぐるしい技の読み合いからヒロムがコーナーにフロントスープレックスで叩きつける。
スイッチした鷹木に対し、イーグルスはエルボーを連発。しかし、仁王立ちの鷹木は強烈なエルボーで動きを止める。さらに串刺しラリアットからバックドロップで叩きつけてカバー。これはイーグルスがカウント2でキックアウト。
ここでL・I・Jタッグはイーグルスにトレイン攻撃。そしてヒロムのトラースキックから鷹木がラリアットを食らわせてカバーするが、これはオカダがカット。すかさずヒロムがオカダを分断する。
鷹木は「オイ! オイ! オイ!」と気合を入れ、とどめのラスト・オブ・ザ・ドラゴンの体勢に。しかし、イーグルスは脱出してロープへ。だが、鷹木がカウンターのデスバレーボムを炸裂。
そしてラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うも、オカダがカット。続くオカダのツームストンパイルドライバー狙いを切り抜けた鷹木は、オカダのドロップキックを読むと、スライディングラリアットを炸裂。
スキをついてイーグルスは鷹木を丸め込む。返した鷹木に対し、イーグルスはキックの波状攻撃。そしてアサイDDTを狙うも、鷹木は切り抜ける。そして、ウラカン・ラナのように飛びついたイーグルスを空中で捕獲すると、一気にラスト・オブ・ザ・ドラゴンで突き刺して撃沈。鷹木がオカダとの前哨戦を制した。