第2試合は12.24後楽園の『KOPW 2021』争奪戦の前哨戦として、保持者の矢野通と挑戦者の金丸義信が、それぞれ藤田晃生、DOUKIを引き連れて激突。

　鈴木軍タッグはゴングを待たずに奇襲攻撃。金丸は矢野にウィスキーを浴びせかける。そして場外で鉄柵に叩きつけ、ストンピングを連発。
　金丸は矢野をリングに投げ入れ、さらに追撃のストンピング。そして頭部をつかんでシェイクすると、矢野は「オエッ！」と嘔吐く。
　続いて金丸はハンマースロー。だが、矢野はロープにもたれかかって「ア～ア～ア～」と雄叫び。そして金丸の攻撃をかわし、後頭部を叩いてから、藤田にスイッチ。
　次は藤田とDOUKIのマッチアップ。藤田はショルダータックル、さらにヒップトスをお見舞い。さらにエルボーを連発してロープへ。だが、DOUKIはスタンガンをお見舞い。
　ここから鈴木軍タッグは場外戦に持ち込む。金丸は藤田を鉄柵にハンマースロー。そして、矢野にストンピング、エルボーと打撃を浴びせる。DOUKIは藤田に鉄パイプでチョーク攻撃。
　藤田がリングに戻ると、金丸は雄叫びと共にブレーンバスターで叩きつける。そしてボディスラムを食らわせてからDOUKIにスイッチ。
　DOUKIは藤田をボディスラムで叩きつけてカバー。藤田が返すと、DOUKIはキャメルクラッチを決める。藤田は必死にロープエスケープ。
　次は金丸が藤田にストンピングの連発。そして相手コーナーの矢野にもキック。藤田もエルボーを返していくが、金丸は顔面かきむしりで動きを止めてストンピング。
　続いて金丸は串刺しフロントキックからブレーンバスターへ。だが、藤田はこらえ、エルボーを連発。金丸はヒザ蹴りを返しロープに走るが、藤田はドロップキックをヒット。
　スイッチした矢野はコーナーパッドを外し、金丸を金具むき出しのコーナーにハンマースルー。だが、金丸は踏みとどまり、突進してきた矢野を自爆させる。
　金丸は矢野に低空ドロップキック。そしてウィスキー瓶で殴りかかるが、矢野は切り抜けて金丸を金具むき出しのコーナーにハンマースルー。
　矢野はウィスキー瓶を手に取るも、それを投げ捨て、金丸を場外に連れ出す。そして鉄柵にハンマースロー。
　ここで矢野は日本酒の瓶を取り出し、金丸に強引に浴びせかける。これには金丸も「オエッ！」と嘔吐く。
　金丸はなんとかリングに戻るが、矢野は「もう一回飲ませるぞ！」と瓶を口に押し付ける。そしてストンピングを浴びせ、引きずり起こす。すると、金丸は口に溜めてた酒を噴射。だが、矢野もひるみつつ、金丸のうしろ髪をつかんで引き倒す。
　次は藤田とDOUKIのマッチアップ。藤田はドロップキックから串刺しエルボー。そしてボディスラムで叩きつけてカバーするが、DOUKIはカウント2でキックアウト。
　ならばと藤田はDOUKIを逆エビ固めで捕らえる。しかし、DOUKIはロープに手をかける。
　そしてDOUKIは藤田に対し、地獄突きから延髄斬りで反撃。さらにボディスラムからラ・ランツァをお見舞い。
　続いてDOUKIはブレーンバスターの体勢に入るも、藤田は丸め込みで切り返す。DOUKIが返すと、藤田はエルボーからロープへ。しかし、DOUKIはラリアット。カバーを藤田が返すと、DOUKIはすかさずイタリアンストレッチNo.32で捕獲。そのまま締め上げると、藤田はギブアップ。鈴木軍タッグが勝利を収めた。

矢野「オイ！　よく聞けオマエらオイ！　金丸のバカ、あの野郎、オイ！　日本酒が嫌いだって分かったなあのバカ、オイ！　ウワサどおりだったな、オイ！　だからなぁ、もう一回、オマエらなぁ、頭から考え直して、日本語サイトも英語サイトも、日本酒に投票しろバカヤロー！」

※藤田はノーコメント。

金丸「（※顔をしかめて）アーッ！　何だあの野郎、今日は考えて持ってきたじゃねぇか日本酒を！　オイ！　相変わらず薄いの飲んでんなぁオイ！　24日はウィスキーだろオイ！　分かってんのか！　これで決まりだろオイ！　矢野通、覚えとけよコノヤロー！」

DOUKI「矢野と叔父貴、何かやってんなぁ。面白そうだなぁ。忘年会？　笑っちゃうね。
藤田！　名前覚えたよ」