第5試合は内藤哲也&SANADAvsジェフ・コブ&グレート-O-カーン。内藤&SANADAとしては11.30後楽園の『WTL』公式戦でオーカーン&アーロン・ヘナーレ組に敗北を喫しているだけに、ここはUNITED EMPIREに対して雪辱を果たしたいところ。一方、オーカーンは『WTL』ではヘナーレをパートナーに台風の目ともいえる活躍を披露。そして、今大会でオーカーンとタッグを組むコブは、今年の『G1 CLIMAX』で怒涛の快進撃。強力タッグがL・I・Jタッグに襲いかかる。
コブ&オーカーンのセコンドにはヘナーレが帯同。
L・I・Jタッグはグータッチをかわすと、ゴングを待たずに奇襲攻撃。内藤はコブを場外に連れ出す。リング上ではSANADAがオーカーンのヒザに低空ドロップキック。
そしてSANADAはオーカーンの辮髪をつかんで引きずり回し、そこに内藤も加勢。続いてSANADAはオーカーンをパラダイスロックで捕獲。その状態で手綱のように辮髪を持ち、拍手を煽る。続いてSANADAはオーカーンの臀部に低空ドロップキックをヒット。
そしてSANADAはローリングエルボーを繰り出すが、オーカーンはかわすと大空スバル式羊殺しで捕獲。SANADAが辮髪を引っ張って脱出を試みようとすると、オーカーンはバックブリーカーを決め、ここからUNITED EMPIREは場外戦に持ち込む。コブは内藤を両足で踏み潰し、オーカーンはSANADAを鉄柵に叩きつける。
SANADAがカウント16でリングに戻ると、オーカーンはフロントネックロックで捕獲し、自軍コーナーに運ぶ。
スイッチしたコブはSANADAの背中にニーを連発し、さらにエルボーを浴びせる。続いてブレーンバスターの体勢で持ち上げ、相手コーナーの内藤を挑発。そしてコブはアバランシュホールドのようにSANADAを自軍コーナーに叩きつける。
続いてオーカーンがSANADAをサイドスープレックスのクラッチで持ち上げ、そのまま下に叩きつける荒技。そしてオーカーンは「靴を舐めろ!」とSANADAの頭部をつかむ。
SANADAは切り抜けてエルボー。オーカーンも負けじとモンゴリアンチョップを繰り出すも、SANADAはディフェンスし、逆にモンゴリアンチョップを食らわす。
オーカーンは地獄突きで反撃するが、続く串刺し攻撃を回避したSANADAはスワンダイブのミサイルキックをヒット。
次は内藤とコブのマッチアップ。内藤はティヘラでコブを場外に追いやり、スライディングキックをお見舞い。そしてコブを場内に戻し、コーナーミサイルをヒット。ここで右腕を突き上げてアピール。
カバーをコブが返すと、内藤はネックブリーカードロップの体勢に。だが、コブは力で切り抜ける。内藤はハンマーパンチを連発して、しつこくネックブリーカードロップを狙うが、コブは切り抜けると内藤を担ぎ上げてコーナーに何度も叩きつける。そして、ここからUNITED EMPIREがトレイン攻撃。さらにサンドイッチ式キックを食らわす。
続いてオーカーンは「フブキ!」と叫び、大空スバル式羊殺し・フブキを狙う。だが、SANADAがコブにドロップキック。さらにオーカーンをスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲。
しかし、切り抜けたオーカーンはエリミネーターで叩きつけ、SANADAを場外に排除。ここを勝機と見たUNITED EMPIREは、内藤に対しIMPERIAL DROPを狙う。だが、内藤は脱出し、オーカーンに低空ドロップキック、コブに延髄斬り。
さらに内藤はコブにトルネードDDTを狙う。これをコブは空中で食い止め、そのままパワーボムの体勢で持ち上げるも、内藤はウラカン・ラナで切り返す。するとコブは返すことができず、内藤が3カウントを奪取。
試合後、敗北に納得のいかないコブは内藤に馬乗りパンチを連発。そしてツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うが、内藤はロープで踏みとどまる。すかさずコブは突進するも、内藤はオーバー・ザ・トップロープで場外に追いやり、空中技を繰り出すと見せかけて寝転びポーズで挑発。
怒りを増したコブはリングに飛び込むも、内藤は場外に下りて「トランキーロ、カブロン!」と言葉を浴びせる。
ダメージの深いSANADAはセコンドのヤングライオンの肩を借りて退場。内藤も花道を下がるが、そのあとをコブが追走し、そのままバックステージへ。