試合後、ヒロムは勝ち名乗りを受け、リングに倒れこむ。すると、ここで12.15両国の優勝決定戦で対峙するYOHが登場。そしてマイクをつかんで以下のアピール。
■YOHのマイクアピール
「苦しみました。もがきました。真っ暗になりました。自信をなくしました。時間をもらいました。時間を返しに来ました。這いつくばりました。何かが、吹っ切れました。そして、ここまで来れました(場内拍手)。(ヒロムを見て)両国であなたを必ず倒します(場内拍手)」
続いてヒロムがマイクを握る。
■ヒロムのマイクアピール
「YOH、やっと、自分の口から自分の気持ち、言えたじゃねえか。でもなあ、そんなこと、オレにはまったく関係ねえんだ!(場内拍手)。苦しんだ? 苦しんでない? そんなこと、全員同じなんだよ。オマエだけ苦しんだ気になってんじゃねえぞ。でもなあ、いいぞ。その気持ち、すべて! 決勝戦で、このオレにぶつけてこい!(場内拍手)。その上で、このオレが二連覇だ!(場内拍手)」
そして両者は額を突き合わせてにらみ合いを展開。YOHがリングを下りると、ヒロムはその背中を見届けてから、あらためてマイクを握りアピール。
■ヒロムのマイクアピール
「オイ! みんな! この『BEST OF THE SUPER Jr.』、開幕戦からずっと観てただろ? ジュニアは俺とデスペラードだけじゃねえって、とことん理解しただろ!?(場内拍手)。それぞれ、いろいろ観ていて、思うことあるだろ? 悔しいこと、悲しいこと、うれしいこと、つらいこと! そういった思いをよ、オレとYOHの優勝決定戦におもいっきりぶつけてこいよー!(場内拍手)。そして! また、また、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、みんなでー! 楽しもうぜー!!(場内拍手)」
魂の咆哮を見せたヒロムは、リングを下りると「いけるぞ、いけるぞ、いけるぞ、二連覇!」と叫びながら花道を引き上げた。