EXPLOSION ’07 – 東京・両国国技館 – 第5試合 30分1本勝負

EXPLOSION '07

日時: 2007年10月8日(月) 16:30開場　17:00開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 7800

第5試合 30分1本勝負
G・B・H遺恨凄惨マッチ

真壁刀義
越中詩郎

境界線

レフェリー｜田山正雄

MATCH REPORT

後から入場してきた越中がエプロンに立つと、真壁がすかさず攻撃。場外に転落した越中は、憮然とした表情でリングインするやヒップアタックで奇襲攻撃。そして、自慢のケツにチェーンを巻き、場外の真壁目掛けエプロンを走ってのヒップアタック。
さらに越中は脚にチェーンを巻いて真壁の顔面を攻撃。うずくまった真壁にナックル、ヘッドバット。だが、真壁もスキを突いた急所パンチから越中を場外に落とし、鉄柱攻撃、ニーリフト。
何とかリングインした越中に真壁は、上から体重をかけて踏みつけ、チョーク攻撃で絞り上げる。これを脱出した越中は自らの頭を打ち付けていくが、これはあえなく玉砕。それでも、越中は立ち上がって果敢にヘッドバット合戦を仕掛けていくが、またしても崩れ落ちる。
そして3度目のヘッドバット合戦でようやく真壁を後退させるが、越中もやはりダウン。
真壁はボディブローの乱れ打ちから、対角コーナーを背にする越中目掛けてダッシュ。しかし、越中はこれを間一髪のところでかわしジャンピングヒップアタック、ダイビングヒップアタック、パワーボムホイップ、ミサイルヒップ連打と怒涛の猛反撃。
続く越中のドラゴンスープレックスを耐えた真壁をスクールボーイで丸め込むも、カウントは２。すると真壁はブレーンバスターで越中に反撃し、2人ともダウン。
そして立ち上がった両者はラリアット相打ちの後、真壁が後ろ、そして正面からのラリアット。だが、越中は真壁のチェーンラリアットを脚で迎撃しジャーマンスープレックスホイップ。そして、コーナーへと上るも、真壁がチェーンを投げてこれを妨害。リングに落ちた越中をラリアットからカバーするも、カウントは２。さらにジャーマンスープレックスホールドで固められた越中だったが、カウント２で返していく。
真壁のラリアットを立ったままで耐えた越中は、ジャーマンスープレックスホールドをなんとカウント１でキックアウト。この裁定に納得の行かない真壁が田山レフェリーに詰め寄る中、チャンスと見た越中はロープへと走る。だが、セコンドの本間がイスで越中の背中を殴打。失速した越中に真壁はラリアットを浴びせると、最後はトップロープからのキングコングニードロップで勝負あり。
真壁が自らの流儀を貫き通し、越中との「G・B・H遺恨凄惨マッチ」を制した。

COMMENT

真壁「オイ、最高だな。最高のう○こち○こタイムだよ。“ピー（音）”入るか？入ったって関係ねぇよ、バカ野郎！ただの1試合で（遺恨）清算（凄惨）も何もねぇだろ。いいか、今日がスタートだ。今日から血みどろのスタートだ。越中、散々デケェ口叩いて、これか？テメェと俺じゃあ背負っているものが違うんだよ。背負ってるもんがよ。言っておくぞ、俺はマジで頭にきてんだ。試合も全部そうだ。レジェンド？クソ食らえだ。レジェンドで1番ノッてるヤツは誰だ？越中だろ。1番ノッてるヤツを潰したんだ。俺がナンバー1だよ。真壁刀義がナンバー1だよ。いいか、レジェンドなんてのはよ、夏の思い出だよ。メモリーだよ、メモリー。レジェンドはよ、さしずめ“リメンバーズ”だよ。オイ、“夏のリメンバーズ”によろしく言っとけ。テメェら、夏の思い出と共にさらばだよ。完全に越中、ブッ潰したな。あとは長州、蝶野、完全にやってやるよ。そして、チャンピオンシップは必ず俺の手に来る。予言してやるよ、必ず手元に来る、あのベルトはな。次はチャンピオンシップだよ」

※越中はノーコメント