現地時間11月13日のサンノゼ大会に出現し、ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーと乱闘したジョナが登場。新日本プロレス初登場となるライリーとシングルマッチで対決。
ゴング直後、ライリーがバックを取るが、ジョナが軽々と吹き飛ばす。するとライリーは片足タックルにいくが、ジョナが簡単に持ち上げ、パワーボムホイップで投げ捨てる。
それでもライリーはヘッドロックを繰り出し、ロープワークのフェイントからカウンターキックを見舞う。そして、ドロップダウンからジャンプするが、ジョナが両腕で突き飛ばす。
これでライリーの動きが鈍ると、ジョナはパンチ攻撃、逆水平チョップ、ヘッドバット、チョップなどで一方的に攻め立てる。そして、ライリーを軽々と持ち上げ、滞空式ブレーンバスタースラムで無造作に放り捨てる。
ライリーも逆水平チョップとダブルチョップを繰り出すが、ジョナが平然と受け流し、強烈なエルボーをお見舞い。そして、ライリーを踏みつけ、ガッツポーズを決める。
追い込まれたライリーは、ロープワークでフェイントをかけ、ジャンピングニーアタックで反撃。そして、ヘッドシザースホイップを繰り出すが、ジョナが受け止めてパワーボムの体勢に入る。
そこからライリーが脱出し、打撃コンビネーションで挽回。これでようやくジョナの動きが鈍ると、追撃を狙ってロープへ走る。ところが、ジョナがカウンターラリアットでなぎ倒し、強烈なバックドロップで叩きつける。
その直後、ジョナは体固めでフォールにいくが、わざとライリーの体を起こしてカウントを中断。そして、セントーンから2回目のフォールにいくが、またもや自分でカウントをやめてしまう。
ここでジョナはニュートラルコーナー最上段へのぼり、TSUNAMI(ダイビングボディプレス)からの体固めで今度こそ3カウントを奪った。
【試合後コメント】
ジョナ「何度やったって結果は同じ。(※指折り数え)ワン、ツー、スリーだ。今日はあのガキを倒してやったが、少なくともあと7回は連続で倒すことができる。別にあいつの評価を下げたいわけじゃない。ルーカス・ライリーはトリッキーなヤツだった。だが、お前がどんな技を持っていようが、ハイフライヤーであろうが、テクニカルなグラップラーであろうが、俺みたいなスーパーヘビー級であろうが、ジョナに敵うやつは誰1人として存在しない。俺はいま新日本にやってきた。これからはここで勝利を積み上げ続ける。(※カメラを指さし)そして、次はお前だ、フィンレー。俺の前に姿を現しただけで俺と闘って勝てるとでも思っているのか!? いまは俺の時代なんだ。なぜなら俺は“トップ・ドッグ”だからだ! 新日本だけじゃない。俺がプロレス界すべてを牛耳っているんだ! ジョナが新日本プロレスにやってきたぞ(※と言って両腕を広げる)」
ライリー「(※後頭部を押さえて苦しみ)ちょっと待ってくれ……。(※インタビュースペースへ座り込み)ジョナ、お前は本当に強かった。俺はどんな相手にでも立ち向かう。相手がどれだけ大きかろうが、切れ者だろうが、俺は立ち向かう。世界最高峰の闘いが繰り広げられている新日本のリングに上がっているんだ(※と言ってインタビューバックのライオンマークを指さす)。今日はただの自己紹介だ。俺の名前はルーカス・ライリー。俺の持っているものをまったく見せることができなかった…。クソッ…」
フィンレー「ジョナ、お前と俺は最悪のスタートを切っちまったな?(苦笑) お前は新日本に来た! (※自分を指さし)俺がホームと呼ぶ場所にだ!! 俺が7年間も引っ掻き回してきた場所だ!! 俺のタッグパートナー(ジュース・ロビンソン)を襲いやがって。俺の“アニキ”だぜ!? 俺の“ファミリー”を攻撃しやがった。(※両手の人差し指で自分の鼻スジを押さえ)俺は彼を守るために出てきたが、お前は俺の鼻を潰して自分が最強だと言いやがったな! そうは思わないね! まったくもって思わない!! (※両手で拳をにぎって息を整え)……何ヶ月も前からずっと闘いを求めていたが、ようやくお前という相手を見つけたよ、ジョナ。ハリウッドの『NEMESIS』(現地時間12月9日)で会おうじゃないか…。誰が最強なのかハッキリさせてやるよ!!」