NJPW連合軍vsTEAM FILTHYの10人タッグマッチ。
前回の対戦でロッサーの髪の毛を刈り取ったローラーは、ハサミを首にかけて入場。そして、ロッサーはなんとスキンヘッドになって登場し、そのままフレドリックスたちと共にTEAM FILTHYへ襲いかかる。
これで試合開始となり、ロッサーがエルボー合戦でローラーに競り勝つ。そして、着ていたTシャツで首を絞めて挑発するが、直後にクレイトスがフライングラリアットを食らわせる。
すかさずローラーがマウントエルボー連打でロッサーに追撃し、TEAM FILTHYが勢揃いしてポーズを決める。そして、そのままロッサーを逃がさずに集中攻撃を仕掛け、クレイトスが串刺しジャンピングエルボー、串刺しローリングラリアット、サイドスープレックス、ネルソンがジャンピングニーアタック、アイザックスがジャーマンスープレックス、ライムライトがジャンピングフットスタンプなどで攻め立てる。
その後、ロッサーは場外へ落とされるが、鉄柱攻撃でクレイトスに報復。さらに、ダブルハンドラリアットでアイザックス&ネルソンをなぎ倒すと、ライムライトをショルダースルーで投げてクレイトスに激突させる。そして、ロッサーにはファイヤーマンズキャリーダブルニーガットバスターを食らわせ、ようやく成田とタッチした。
成田対アイザックスとなり、成田がエルボー連打、串刺しジャンピングバックエルボー、ハーフハッチ。そこへネルソンが入るも、DKCがジャンピングサイドキックで吹き飛ばし、アイザックスには逆水平チョップ&袈裟斬りチョップ連打、ツバメ返しを浴びせる。
その直後、成田がDKCのアシストを受け、カウンターフロントスープレックスでアイザックスを投げ捨てる。そして、連合軍がアイザックスにトレイン攻撃を敢行し、フレドリックスがジャンピングエルボードロップ、DKCが手刀を同時に投下する。
フレドリックス対ライムライトとなり、ライムライトがローリングソバットからロープへ走る。だが、フレドリックスがカウンタースパインバスターで叩きつけ、ロメロとタッチ。
そのロメロは、ライムライトに顔面パンチを食らわせ、スライスロッキーを仕掛ける。だが、ライムライトが脱出し、ハーフネルソンスープレックスで逆襲。
ここから両軍の選手が次々とリングへ入り、DKCがライムライトに変型回転十字固め、ネルソンがDKCにポップアップ式パワーボム、成田がネルソンにランニングローキック、アイザックスが成田にバックドロップ、フレドリックスがアイザックスに変型バックブリーカー、ローラーがフレドリックスにアングルスラム。
その後、ロッサーとローラーがボディブロー合戦を繰り広げ、押し込まれたロッサーがヘッドバットを2連発でお見舞い。そして、前後のショートレンジラリアットを連打していくが、背後からクレイトスが忍び寄る。
しかし、ロッサーがロープ際のラリアットで場外へ落とし、加勢に入ったロメロがローラーに延髄斬りとラリアットを見舞う。そこへライムライトが来てシンビオートDDTを繰り出すが、ロメロが回避して腕ひしぎ逆十字固めを極める。
ところが、そこへマスクを被った黒づくめの男が乱入し、竹刀でロメロを殴打。即座にレフェリーがゴングを要請した…。
【試合後コメント】
※ロッサー&フレドリックス&ロメロ&成田&DKCはノーコメント
クレイトス「(※スタッフを威嚇しながら登場し)道を開けろ! あいつをどけろ!」
ライムライト「最高の反応だな(笑)」
クレイトス「(イスで暴れることは)今日もやらないぞ! フィリー(フィラデルフィア)。あいつの反応見たか!?」
ライムライト「フィリーのヤツはこんな感じなんだな」
クレイトス「ファ○ク・ユー、フィリー!」
ネルソン「こっちに来いよ(※と言ってローラーを招き入れる)」
ライムライト「トムが来たぜ」
クレイトス「お前から言ってやれ」
ネルソン「トミー、トミー!」
ローラー「俺は1人で来たわけじゃない。あいつにも来てもらおう(※と言ってブラックタイガーを招き入れる)」
クレイトスたち「Woooo!!(※と歓声をあげてブラックタイガーとフィストバンプ)」
ライムライト「俺たちの勝ちだ」
ローラー「スポンサーが高い金を払ってブラックタイガーを現代によみがえらせてくれた。いいか、俺はロッキー・ロメロに心底ウンザリしている。20年ものあいだ、ほかのヤツを蹴落として自分の評価だけを上げてきた」
ライムライト「俺もだ」
ローラー「TEAM FILTHYこそ『NJPW STRONG』の頂点だ」
ネルソン「そのとおりだ」
ローラー「TEAM FILTHYが毎週この番組を盛り上げているんだ!」
ネルソン「続けてくれ」
ローラー「なのにアイツは俺達の功績を横取りしようとしている。本当にウンザリだぜ」
クレイトス「でも今日は違うぜ!」
ローラー「お前らからも言ってやれ!」
ライムライト「アスーカ~~! いいかロッキー、よく聞け。アスーカの時代は終わったんだよ。俺たちにもう1度やられる前に、この業界から引退しろ」
アイザックス「ロッキーだろうが、“ダレン”(ロッサー)だろうが関係ない。TEAM FILTHYは自分たちの任務を遂行するだけだ」
ネルソン「ほかに言うことはないか!?」
ローラー「ちょっと待て。まだ言うことが残っていた」
ネルソン「トムがまだ言いたいみたいだ」
ローラー「“ダレン”、お前が言っていたことを聞いたぞ。俺の家に来て家族の前で俺を痛めつけるだと!? “ダレン”正直に言おう。お前は俺の家に来ることができる器じゃない」
ライムライト「そうだな」
ローラー「俺の家族の前で俺を痛めつけることができる器じゃない! お前がそれほどの器だったらよかったのにな! そもそも俺のことを倒せるヤツなんてこの世に存在しないんだ!! “ダレン・ヤング”お前のことはよく知っている! お前はそれができる器じゃねえんだよ! もし、俺がお前の家に現れたら、お前は一生隠れ続けることになる! 俺を前にしてお前は隠れることしかできないんだ。そして、最終的には俺がチャンピオンとして君臨し続ける(※と言ってSTRONG無差別級ベルトを示す)。お前は誰にも気にされない5年前と同じクソ野郎のままだ!」
ネルソン「いまにわかるな」
ライムライト「唯一無二で史上最長の在位期間を誇るチャンピオン様だ」