試合後、オカダは相手を称えるような仕草を見せ、握手を求める。マシューズこれに応え、両者は抱擁。マシューズはオカダの右腕を上げ、リングをあとに。オカダはベルトを突き上げ、場内の歓声を煽る。すると、ここでウィル・オスプレイが、IWGP世界ヘビーと同じデザインのベルトを手に花道に登場。
オスプレイはリングに上がると、マイクを手にする。
■オスプレイのマイクアピール
「ひさしぶりだな、ビッグブラザー。『G1』優勝おめでとう。でもオマエが優勝できたのはこのオレが日本のリングにいなかったからだ、わかってるよな? だけど、優勝は優勝だ。つまりオマエはIWGP世界ヘビー級王者に挑戦する。でもオレは一度も王座から陥落していないぞ。だからこの”リアル”IWGP世界ヘビー級のベルトに挑戦させてやろうじゃないか。」
そして、オスプレイはオカダにマイクを手渡す。
■オカダのマイクアピール
「ウィル、オレは挑戦しないよ! 挑戦するのはオマエのほうだ!」
すると、再びマイクをつかんだオスプレイは以下のアピール。
■オスプレイのマイクアピール
「(観客のオカダコールに対し)黙れオマエら! オカダ、オマエが何を企んでるのかオレはお見通しだ。あの”死んだ”4代目のベルトを復活させてファンから支持を得て、ヒーローを気取りたいんだろ。いまさら4代目のベルトがなんだって言うんだ!“リアル”なのはオレが巻いてるこのIWGP世界ヘビー級ベルトだけだ! オレはずっと新日本にオレこそが真のチャンピオンだと言い続けてきたが、ここまできてしまったなら、オレからも提案がある。オマエが1.4で“フェイク”で“暫定”王者のタカギに挑戦すればいい。そして勝ったほうが翌日の1.5でオレと戦う! 真のIWGP世界ヘビー級王者はただ一人、このウィル・オスプレイだ!」
再び、オカダがマイクを手にする。
■オカダのマイクアピール
「オーケイ!(場内どよめき) 東京ドームでオレが金の雨を降らせてやるよ!」
そして、両者は共にベルトを掲げ、視殺戦を展開した。