第4試合の公式戦は真壁刀義&本間朋晃(1勝6敗)vsグレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ(5勝2敗)。G・B・Hタッグは12.2春日部で鈴木みのる&TAKAみちのくを下し、待望の一勝目をスコア。ここから白星を重ねていきたい。それとも首位争いに食い込んでいるUNITED EMPIREが、その勢いを示すか?
先発は真壁とヘナーレ。ロックアップで組み合うと、真壁がロープに押し込む。だが、スキをついてヘナーレは腹部にヒザ蹴り。そしてヘッドロック。ここからショルダータックル合戦となり、真壁がダウンを奪う。
続いてG・B・Hタッグはヘナーレにダブルのショルダータックル。そして本間がストンピングを浴びせ、ボディスラムで叩きつけると小こけしを狙う。だが、オーカーンがエプロンから妨害。
そしてヘナーレが本間にパンチを叩き込み、オーカーンも背後からモンゴリアンチョップ。さらにヘナーレのキック、オーカーンのジャンピングボディプレスとたたみかける。
続いてヘナーレは本間に馬乗りエルボー。さらに腹部にパンチとヒザ蹴りを浴びせてカバーするが、本間はカウント2ではね返す。
スイッチしたオーカーンは、相手コーナーの真壁にエルボー。そして本間をコーナーに叩きつけ、玉座を完成させて「いいイスだぜ!」と高笑い。
オーカーンは「終わりだ!」と叫び、エリミネーターを狙う。しかし、本間はオーカーンのアイアンクローを受け止めてキック。そしてDDTで突き刺す。
スイッチした真壁はオーカーンにショルダータックル、ヘナーレにエルボー。そしてオーカーンに串刺しラリアットを食らわせ、頭部にナックルを落とす。続くノーザンライトスープレックスはオーカーンが切り抜けてロープへ。すると真壁はカウンターのラリアット。
真壁はジャーマンを狙うが、オーカーンは一本背負いで切り抜ける。スイッチしたヘナーレは真壁にボディブロー&エルボー。そして挑発するように真壁の頭部にナックルを落としていく。
真壁はそのままヘナーレを担ぐが、ヘナーレは脱出。しかし、真壁はレフトアームのラリアットで浴びせ倒す。
スイッチした本間はヘナーレにショルダータックル。そして逆水平チョップを重ね、串刺しエルボーをお見舞い。さらにフェイスクラッシャーを決め、小こけしを繰り出す。だが、ヘナーレにかわされてしまう。
ここでオーカーンが本間を大空スバル式羊殺しで捕獲。そして大空スバル式羊殺しホロバージョンを決め、そこにヘナーレがカカト落としを合わせる。
ここからオーカーン&ヘナーレはIMPERIAL DROPを狙うも、真壁がカット。オーカーン&ヘナーレは真壁にダブル攻撃を狙うも、技の読み合いから真壁がラリアットで二人まとめてなぎ倒す。
続いてG・B・Hタッグはヘナーレにサンドイッチ式ラリアット。そして真壁の袈裟斬りチョップから本間がラリアット。続いて小こけしをヒット。
優勢のG・B・Hタッグは、真壁がヘナーレをハンマースローで投げると、そこに本間がこけしロケットを炸裂。カバーをオーカーンがカットすると、真壁が場外に追いやる。
本間はボディスラムからとどめ中こけしを狙うも、これはヘナーレがかわす。ここでオーカーンが本間にモンゴリアンチョップを連発。そしてオーカーン&ヘナーレはトレイン攻撃。
オーカーン&ヘナーレはサンドイッチ式キックで本間をダウンさせる。真壁が襲いかかるも、オーカーン&ヘナーレは大空スバル式羊殺し・フブキで捕獲。そして大空スバル式羊殺し・マリンにつないで排除。
オーカーン&ヘナーレはIMPERIAL DROPを狙うも、本間は切り抜けてDDT&コンプリートショットを決める。さらに本間はヘナーレにこけしロケットを叩き込んでカバーするが、これはカウント2。
ここを勝機と見た本間は雄叫びを上げ、こけし落としの体勢に。だが、ヘナーレは回避して縦ヒジのエルボー。本間もヘッドバットを返すが、ヘナーレはソバットからのヘッドバットでなぎ倒す。最後はオーカーン&ヘナーレがIMPERIAL DROPを決めて本間から3カウントを奪取。UNITED EMPIREが6勝をもぎ取った。
試合後、オーカーンは「ひれ伏せ! 山梨の愚民ども! “ワタリ”はわれわれが支配する!(場内拍手)。そう、これがグレート-O-カーン、そしてアーロン・ヘナーレ。そう、UNITED EMPIREの力だ!」と勝ち誇った。