第4試合は棚橋弘至&矢野通(3勝1敗)vsグレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ(3勝1敗)。11.6大阪の「KOPW 2021争奪戦 アマチュアレスリングマッチ」で矢野に敗れたオーカーンにとっては、早くもリベンジの機会が到来。19~20年と二年連続で『WTL』にタッグを組んで出場した棚橋とヘナーレが、敵味方にわかれ遭遇するのも見逃せない。
棚橋&矢野はヤンキー座りでメンチを切る。オーカーンはゴング前に「矢野、来い!」と挑発。だが、矢野は棚橋に任せて下がってしまう。
先発は棚橋とヘナーレ。ロックアップで組み合うと、ヘナーレはロープに押し込む。だが、棚橋は体勢を入れ替えてクリーンブレイク。するとヘナーレはスキをついて打撃を連発。ローキックでダウンを奪う。
続いてヘナーレは串刺し攻撃を狙うが、棚橋は切り抜けてセカンドロープからフライングクロスボディ。そしてエアギターを披露。
ヘナーレは突進するが、棚橋はアームホイップ。そしてヘナーレにエアギターをパス。だが、ヘナーレはギターを叩き壊すポーズ。
次は矢野とオーカーンのマッチアップ。オーカーンはアマレスの攻防を要求するも、矢野は「やらねえよ!」とヤンキー座りでメンチを切る。
ならばとオーカーンは打撃で猛攻。そしてハンマースロー。しかし、矢野はロープにもたれかかって「ア~ア~ア~」と雄叫び。そして、突進してきたオーカーンの攻撃をかわすと、後頭部をひっぱたく。
だが、オーカーンは矢野を捕獲し、ヘナーレが打撃を連発。そしてオーカーンは背後から矢野にモンゴリアンチョップを浴びせ、ジャンピングボディプレスをお見舞い。
続いてオーカーンは矢野をリバースフルネルソンで捕らえ、すかさずヘナーレがパンチを食らわす。
ヘナーレは矢野に馬乗りエルボーからヒールホールド。矢野がロープに逃れると、スイッチしたオーカーンが矢野の背中にモンゴリアンチョップ。
続いてオーカーンは矢野に対し玉座を完成。そして棚橋を見据え、ヤンキー座りでタバコをふかすポーズ。
オーカーンは矢野に靴を舐めさせようとするが、逃れた矢野はローブローへ。オーカーンは切り抜けるが、矢野は辮髪をつかんでなぎ倒す。
スイッチした棚橋に対し、オーカーンはハンマースローを仕掛ける。だが、棚橋はその勢いでエプロンのヘナーレにエルボー。さらにオーカーンにフライングフォアアーム。
棚橋はオーカーンをボディスラムで叩きつけ、セカンドロープからサンセットフリップ。そしてカバーするが、オーカーンはカウント2ではね返す。
続いて棚橋はテキサスクローバー仕掛けるも、ヘナーレがキックでカットに入る。だが、棚橋はその蹴り足を捕らえてドラゴンスクリュー。
棚橋はスリングブレイドを狙うが、切り抜けたオーカーンは大空スバル式羊殺しホロバージョン。
スイッチしたオーカーンは棚橋に打撃を乱打。エルボーを執拗に打ち付けると、フライングメイヤーから背中にサッカーボールキック。そしてカバーするが、棚橋はカウント2ではね返す。
ならばとヘナーレはブレーンバスターの体勢に入るも、棚橋はこらえてエルボー。だが、ヘナーレは強烈なエルボー。そしてもう一度ブレーンバスターの体勢に入るが、棚橋はツイスト&シャウトで切り抜ける。
スイッチした矢野はコーナーパッドを外す。だが、ヘナーレが金具むき出しのコーナーにハンマースルー。矢野は踏みとどまり、突進してきたヘナーレの自爆を誘う。さらに矢野はエプロンのオーカーンにエルボー。
ここから棚橋&矢野はヘナーレにトレイン攻撃。さらに矢野がマンハッタン・ドロップからのシーソーホイップで、ヘナーレを金具むき出しのコーナーに激突させる。続いて棚橋はスリングブレイドを狙うも、ヘナーレは切り抜け、棚橋を矢野に衝突させる。すかさずオーカーンが棚橋に王統流二段蹴り。
今度はUNITED EMPIREが矢野にトレイン攻撃。さらにサンドイッチキックからヘナーレがカバーするが、矢野はカウント2ではね返す。
オーカーンは棚橋にモンゴリアンチョップの連発から地獄突き。そしてUNITED EMPIREは矢野に大空スバル式羊殺し・フブキを決めるが、棚橋がスリングブレイドでカット。
さらに棚橋がヘナーレの顔面に張り手を見舞うと、すかさず矢野が背後からローブロー。そして間髪入れずに横入り式エビ固めで丸め込み、3カウントを奪取。棚橋&矢野組が4勝目をゲットした。