第6試合は内藤哲也&SANADA(1勝0敗)vs鈴木みのる&TAKAみちのく(0勝1敗)。L・I・Jタッグとしては息の合ったチームプレーで開幕ニ連勝を飾り勢いに乗りたいところ。鈴木&TAKAは11.15後楽園の初戦でタイチ&ザックと同門対決。試合はさながら鈴木軍を約2年半離れていたTAKAの“禊マッチ”となり敗北。だが、試合後に軍団の絆を確認し合った。ここから鈴木&TAKAは、どこまで星を伸ばすか?
内藤はリング下まで歩を進めると、鈴木にロープを開けるよう要求し、早くも心理戦を仕掛ける。そして内藤がガウンスーツを脱ぎ始めると、鈴木は「早くしろ!」と声を荒げる。内藤は「王様、トランキーロ」と挑発。続いて内藤はヒザの屈伸運動。
鈴木軍はゴングを待たずに奇襲攻撃。場外戦に持ち込み、鈴木が内藤、TAKAがSANADAを痛めつける。鈴木は内藤を鉄柵に叩きつけ、打撃を浴びせていく。TAKAはSANADAに顔面かきむしり。鈴木はペンを内藤の顔面に突き立てていく。
鈴木は内藤をリングに戻し、ストンピングを乱打。スイッチしたTAKAの攻撃を内藤は切り抜けると、SANADAと共にサンドイッチ式低空ドロップキック。
SANADAはTAKAにアトミックドロップ。さらにパラダイスロックを狙うが、TAKAは切り抜ける。するとSANADAはロープに走るが、鈴木が妨害し、ぶら下がり式腕ひしぎ逆十字固めで捕獲。ここからまた鈴木軍は場外戦に持ち込む。鈴木は鉄柵を用いてSANADAの腕を痛めつける。続いてTAKAがSANADAにエプロン際で変形のダブルアームバー。
鈴木はリングに戻ると、SANADAの腕を多彩な関節技で攻め立てる。SANADAは足でロープエスケープ。
今度はTAKAがSANADAの腕にアームブリーカーを連発。さらに両腕をクロスしてのアームブリーカー。
スイッチした鈴木はSANADAの後頭部を蹴りつけていく。SANADAは胸板への張り手を返すが、鈴木は左腕にキック。そして内藤をにらみながらアームロック。
続いて鈴木はSANADAにアキレス腱固め。SANADAは必死にロープに手をかける。すると鈴木は突進するが、SANADAはカウンターのドロップキック。
スイッチした内藤は鈴木にバックエルボーから低空ドロップキック。TAKAにも同じ技を決める。さらに鈴木にはマンハッタン・ドロップからショルダーネックブリーカーを決め、右腕を突き上げてポージング。
勢いに乗る内藤は鈴木にコーナーミサイル。そしてカバーするが、鈴木はカウント2ではね返す。内藤はネックロックで捕らえるが、鈴木は切り抜けてスリーパーで捕獲。
ここから鈴木軍はトレイン攻撃を狙うが、内藤は切り抜けて鈴木には低空ドロップキック。TAKAにはティヘラをお見舞い。
スイッチしたSANADAは場外のTAKAにプランチャ。そしてリングに投げ入れ、スワンダイブで飛びかかる。TAKAがよけると、鈴木がSANADAをスリーパーで捕獲。
SANADAはエルボーで応戦するが、TAKAがバイシクルキック、さらにジャストフェースロックを決めるが、SANADAは切り抜けてジャパニーズレッグクラッチホールドの体勢に。だが、TAKAは回避してジャストフェースロック。
内藤がカットに入るも、TAKAはキックではねのける。スキをついてSANADAはTAKAにオコーナーブリッジの体勢からスタンディングのドラゴンスリーパー。しかし、TAKAはサムソンクラッチで切り返す。
SANADAが返すと、TAKAはSANADAの顔面にニー。続いて鈴木軍がSANADAにフロントキック&スーパーKの合体攻撃。そしてTAKAがカバーするが、SANADAはカウント2ではね返す。するとTAKAはみちのくドライバーIIを狙うも、SANADAはスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲。そこからスイングし、Skull Endで捕獲。内藤は鈴木をネックロックで捕らえる。最後はTAKAがギブアップ、L・I・Jタッグが勝利を収めた。
試合後、内藤は勝ち名乗りを受けると、レフェリーの首根っこをつかみ、場外に放り投げる。そして、SANADAの右腕を上げ、最後はグータッチをかわしてから退場。