第3試合の公式戦はYOH(0勝2敗)vsBUSHI(1勝1敗)。YOHは昨年6月の『NEW JAPAN CUP』一回戦でBUSHIに敗北を喫すると共に、左ヒザの負傷で長期欠場に。YOHにとっては因縁の相手との1年5カ月ぶりのリベンジマッチとなる。ここまで開幕ニ連敗と苦しい戦いが続いているYOHは、試合巧者BUSHIをどう攻略するか?
まずはBUSHIがガットショットで先制。しかし、YOHもロープ間の攻防から低空のドロップキックをBUSHIの顔面に炸裂させる。ならばと一旦場外に出たBUSHIは、YOHが走ってきたところをカウンターの低空のドロップキックを膝にぶち込んで反撃だ。
そして場外でいたぶってからリングに戻すと、着ていたTシャツを使ってのチョーク攻撃。続けて、ショルダーネックブリーカードロップ、チンロックでYOHの首に集中攻撃を加えていく。ここはYOHもたまらずロープエスケープだ。
YOHもエルボーで反撃するが、BUSHIはサミングでこれを遮断。コーナーに詰めるとチョップから串刺し式のエルボーアタック、さらにミサイルキックも炸裂させる。しかし、YOHもドロップキックでようやく反撃。続けてエルボーアタックを連発して流れを引き戻す。
そして、腕を掴んでのエルボーでBUSHIをダウンさせると、ブレーンバスターの体勢に。BUSHIが防御すると、トップロープの上に引っ掛けて、下からニーリフトを連発する。そしてBUSHIが場外に落下すると、すかさずプランチャで追撃だ。
リングに戻ってエルボーで攻撃を続けるYOH。しかし、BUSHIもYOHの攻撃をかわしてDDTでマットに串刺し。続けてコードブレーカーを発射する。だが、YOHはこれをかわすとグラウンド式のドラゴンスクリュー。さらにスターゲイザーを仕掛けていく。
ここはBUSHIがロープエスケープ。ならばとYOHはドラゴンスープレックスの体勢に。BUSHIは後方に下がってコーナーにぶつけて脱出。さらにYOHの蹴り足を掴むとロープに引っ掛けて、その体勢からコードブレーカーだ。
続けてフィッシャーマンズスクリューで追撃したBUSHI。コーナーに上がると、狙うは必殺のMXだ。しかし、YOHこれをトラースキックで迎撃。さらにYOHはトラースキックからトドメのDIRECT DRIVEを狙う。
しかし、BUSHIはこれをなんとブシロールに切り返して、電光石火の3カウント。YOHに勝利して2勝1敗と勝ち星を先行させた。一方のYOHは3連敗と早くも崖っぷちに立たされる状態となってしまった。