第2試合の公式戦はDOUKI(2勝0敗)vsエル・ファンタズモ(0勝2敗)。ここまで開幕ニ連勝を好調のDOUKI。対するファンタズモは実績ならDOUKIに勝るも、今回の『SUPER Jr.』はここまでニ連敗。DOUKIが連勝を伸ばし波に乗るか? それともファンタズモが巻き返しを図るか?
まずは手を差し出すファンタズモ。当然、DOUKIは拒否する。そしてロックアップから両者、リストの奪い合いを展開。ファンタズモはヘッドロックにDOUKIを捕獲すると、突き放そうとするDOUKIの髪の毛を掴んで離さない。
さらにショルダータックルでふっ飛ばし、DOUKIのティヘラも回転して立ち上がってみせる。ならばとDOUKIはロープ間を往復して改めてティヘラ。ファンタズモがたまらず場外に逃れると、すかさずトペ・スイシーダで追撃だ。
そしてファンタズモをリングに戻すとラ・ランサで一撃。ファンタズモにショルダースルーで投げ飛ばされるが、エプロンに着地してデイブレイクを仕掛ける。しかし、ファンタズモはこれを見透かして、攻撃をスルーすると土手っ腹にソバット。腹に一撃食らったDOUKIは異様な苦しみを見せる。
腹にダメージを負ったと思われるDOUKIに対して、ファンタズモはバックブリーカーからストマックブロックで追撃。さらにコブラツイストを極めていく。そして、DOUKIを場外に放り投げるとラ・ケブラーダだ。
しかし、DOUKIはこれを自爆させることに成功。ダメージを負ったファンタズモをリングに戻すとスワンダイブ式のフットスタンプを投下する。さらにデイブレイクを仕掛けたDOUKI。ファンタズモがこれを踏ん張ると前方回転エビ固めに切り替え、続けてイタリアンストレッチNo.32で逃さない。
ファンタズモが逃れ、スピニングネックブリーカードロップを仕掛けてきても、切り返してノーザンライトスープレックスだ。そして必殺のスープレックス・デ・ラ・ルナへ。しかし、ファンタズモはサムソンクラッチで切り返して脱出だ。
だが、DOUKIもファンタズモの動きについき、延髄斬りを食らわせて流れを譲らない。そしてコーナートップへ上がったDOUKI。しかし、ファンタズモはロープを揺らして攻撃を妨害。DOUKIの股間を強打させると、下からキックを放って動きを止める。
そして、雪崩式ブレーンバスター、スピニングネックブリーカードロップと大技を立て続けに決めたファンタズモ。そして、トドメは必殺のCRⅡ。DOUKIもついに力尽き3カウント、連勝がストップしてしまった。一方のファンタズモは待望の公式戦1勝目を上げたのだった。