オープニングマッチは中島佑斗vs大岩陵平。中島は今年2月14日の後楽園の上村優也戦でデビューしたが、試合開始早々に左肘を負傷。約8カ月半の長期欠場を経て、先シリーズの10.31郡山での大岩戦で復帰を果たした。これまで二度にわたり時間切れ引き分けに終わっている両者。三度目の対決の結末は?
開始のゴング、大岩はタックルを狙うが、中島は切り抜ける。そのままグラウンドの展開になるが、一旦両者は離れる。
続いて中島がロックアップからヘッドロックで捕獲。そして首投げからグラウンドに持ち込むが、大岩はヘッドシザーズで切り抜ける。
今度はリストの取り合いに。大岩は足を取ってグラウンドに持ち込むも、中島は腕ひしぎ逆十字を狙う。大岩は切り抜けるが、中島はハンマーロックで捕獲。大岩はカニバサミで切り返し、ヘッドロックで捕らえる。
中島は力ではねのけ、ここからリストの取り合いに。中島は足を取ってレッグロック。大岩は腕ひしぎ逆十字を仕掛けるが、中島は上から押さえ込んで脱出。中島はアームロックを狙うも、大岩は足でロープエスケープ。
続いて大岩は腰投げ。そのまま袈裟固めで締め上げる。これは中島が足でロープエスケープ。今度は激しいエルボーの応酬に。大岩は中島の左腕にエルボーを落としてから脇固めへ、中島は足を伸ばしてロープに逃れる。
大岩はハンマーロックで中島の左腕を痛めつけていく。中島はなんとかロープに逃れる。しかし、なかなか大岩は離さない。
中島は両足タックルで馬乗りになると、上からエルボーを乱打。そしてストンピングとエルボーを食らわせ、ヒザ十字固めへ。大岩は必死にロープに手をかけるが、中島はさっきのお返しとばかりになかなか離さない。
中島はヒザへのストンピングからアキレス腱固めへ。これは大岩がロープエスケープ。中島はヒザへの追撃ストンピングから、今度は逆片エビ固め。そのまま腰を落とすが、大岩はどうにかロープエスケープ。
中島はストンピングからエルボーを叩き込む。大岩もエルボーを返し、激しい打撃戦に。競り勝った大岩はドロップキックを炸裂するが、自身のヒザを痛めてしまう。それでもカバーに入るが、カウントは2。
大岩は気合いを入れ、腕ひしぎ逆十字へ。しかし、中島は足でロープエスケープ。大岩は首固めを決めるが、中島は跳ね返す。ならばと大岩はもう一度首固めを仕掛けるも、中島が返したところで10分時間切れのゴング。三度目の対決も引き分けに終わった。
試合後も両者はにらみ合いを繰り広げた。