3勝6敗(勝ち点6)のマスター・ワトと、4勝5敗(勝ち点8)のBUSHIによる『BOSJ28』公式戦。二人は昨年の公式戦と今年の2.10広島大会でも一騎打ちをしており、いずれもBUSHIが勝利している。
ゴングが鳴るとロックアップすると見せかけてワトは足を払ってタックル。BUSHIとロープ間の攻防を繰り広げて、BUSHIが仕掛けてきたティヘラも立ち上がってみせる。BUSHIが場外に誘ってきても返り討ち。逆に叩きのめしてリングに戻すとスワンダイブだ。
しかし、BUSHIはワトのスワンダイブを避けてコーナーに誘うと逆上がりキック。さらにコーナートップからミサイルキックを発射し、ワトが場外に落ちたところでトペ・スイシーダを放ってみせた。
これで優位に立ったBUSHIはワトを鉄柵に叩きつけていたぶっていく。そしてワトがリングに戻ってくると着ていたTシャツを使ってチョーク攻撃だ。さらにショルダーネックブリーカーで追撃すると続けてSTF。ワトにギブアップを迫る。
ワトがロープエスケープするとコーナーに詰めてチョップ攻撃。しかし、ワトもボディブローとエルボーで反撃。BUSHIにサミングを食らうも、すぐさまニールキックを食らわせて流れを変える。BUSHIが場外に転落するとトルニージョで追撃だ。
そしてBUSHIをリングに戻すとスワンダイブ式のエルボースマッシュを発射。さらに立ち上がったところでキックのコンビネーション。最後はトラースキックで撃ち倒してみせる。そして、レシエントメンテを仕掛けるワト。だが、BUSHIも踏ん張って決めさせない。
ワトが仕掛けてくる技をことごとく防いだBUSHIはDDTで反撃だ。ワトがエルボーを打ってくるとエルボーで応戦。フロントキックを食らっても、すぐさまドロップキックで反撃し、さらにエプロンへのハングマンDDTを炸裂させる。
だが、ワトも続くBUSHIのフィッシャーマンスクリューを回避して、ハイキックで一撃。これで両者ダウンという状況となった。先に立ち上がったワトがエプロンに出ようとすると、BUSHIはドロップキックでこれを封じ、さらにバッククラッカーを炸裂させる。
続けて蹴り足を取らせての回転キックを食らわせたBUSHI。だが、ワトも続くBUSHIのコードブレーカーを防いでキックからレシエントメンテだ。そしてTTDでマットに叩きつけてから、必殺のRPPを投下。3カウントを奪い、BUSHIから初勝利を上げた。