第5試合の公式戦ではYOH(6勝4敗)とSHO(6勝4敗)の遺恨対決が実現。両者は8月のROPPONGI 3K空中分解以降、9.4メットライフドームで激突。そのときはSHOがダーティーファイトで勝利を強奪した。今回は『BOSJ』ファイナル進出を懸けて対峙する両者。危険な匂い漂う一戦の結末は果たして……?
SHOはNEVER6人タッグのベルトを携え入場。YOHは今シリーズ身につけていた白いコスチュームではなく、以前の黒いコスチュームで花道を進む。
SHOはゴングを待たずに奇襲攻撃。だが、YOHは切り抜けてバックエルボーを連発。SHOが場外に逃げると、YOHは追いかける。SHOは鉄柵へのハンマースローを仕掛けるも、YOHは切り抜けて逆に叩きつける。
YOHはSHOをリングに投げ入れ、コーナーに詰めるとエルボーを乱打。さらにYOHはSHOをトップロープに固定してエルボー。そして場外に落ちたSHOに空中技を狙うが、SHOはヤングライオンを盾にする。
YOHは飛ぶのを踏みとどまると、場外のSHOを追いかける。だが、SHOはセコンドの藤田をYOHに突き飛ばして動きを止める。そして、YOHを鉄柵にハンマースローで二度にわたり叩きつける。
続いてSHOはイスを手にする。これはレフェリーが制止するも、SHOはターンバックルのカバーでYOHの口を塞ぐダーティーファイト。
それをレフェリーが取り上げたスキに、SHOはYOHにイス攻撃をお見舞い。そして「テメー、ケンカしたいんだろ? これがオレのケンカだ!」と不敵な笑みを見せてから、もう一度鉄柵に叩きつける。
YOHがリングに戻ると、SHOは喉元を踏みつける。そしてコーナーに叩きつけ、両足を喉元に押し付ける拷問攻撃。続いてSHOはYOHの腕を掴んだまま胸板と背中にキックを連打。さらにYOHの顔面を踏みつけて挑発。
怒ったYOHはエルボーで反撃。しかし、SHOは顔面かきむしりからハンマースロー。これはYOHがフライングフォアアームで反撃。
YOHは串刺しエルボーから、リストをつかみ引き込んでのエルボー。さらに馬乗りエルボーを乱打。
そしてブレーンバスターの体勢で持ち上げるも、SHOは切り抜けて顔面かきむしり。YOHも打点の高いドロップキックで応戦。SHOが場外に落ちると、ノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂する。
YOHはSHOをリングに投げ入れてファルコンアローを食らわす。そしてドラゴンスープレックスを狙うも、SHOは指を捕らえて回避。
そして突進するも、YOHはバク転で切り抜け、エルボーをヒット。ここから技の読み合いを経て、SHOはレフェリーをYOHに突き飛ばし、スキをついてスピアーを炸裂。
SHOは串刺しラリアットから、YOHの腕を掴んだまま胸板キックの速射砲。さらにトラースキックからカバーに入るが、YOHはカウント2でキックアウト。
SHOはYOHを引きずり起こし、クロスアーム・パイルドライバー を狙う。これはYOHが切り抜けるも、SHOはパワーボムの体勢で持ち上げる。YOHは脱出するが、SHOはショートレンジラリアット。
そしてSHOはラリアットを狙うが、YOHはカウンターのラリアット。ここでYOHは雄叫びを上げ、ファルコンアロー式の牛殺し。続いてとどめのDIRECT DRIVEを狙うが、SHOは切り抜けてYOHをレフェリーに叩きつける。
SHOはYOHを投げっぱなしジャーマンで投げつけると、ここでレンチを手にし殴りかかる。だが、YOHはジャンピングニーで迎撃。そしてドラゴンスープレックスを決めるも、レフェリー不在のため、幻の3カウントに。
ここでなんとHOUSE OF TORTUREの面々が乱入し、YOHにストンピングを乱打。すると後藤&YOSHI-HASHIが登場し、YOHを救出。後藤&YOSHI-HASHIはEVILに激烈一閃を炸裂し、YOHに檄を飛ばす。そして後藤&YOSHI-HASHIはHOUSE OF TORTUREをバックステージに連行。
YOHは気合いの雄叫びから、SHOにトラースキック。だが、SHOは切り抜けてローブロー。そしてショックアローを狙うも、YOHはショルダースルー。そして今度こそトラースキックを決めると、ついにDIRECT DRIVEを炸裂。この一撃でSHOに借りを返すと同時に、優勝決定戦進出に可能性を残した。