第2試合の公式戦はマスター・ワト(4勝6敗)vsDOUKI(2勝8敗)。昨年はワトが6月の凱旋帰国試合、そして『BOSJ』公式戦とDOUKIに連勝。メキシコ経験のある新日本の選手に強いライバル心を持つDOUKIが、最終公式戦で意地を爆発させるか? それとも負け越しは決定したものの、ワトが有終の美を飾るか?
開始のゴングと同時に共に突進。そして激しくエルボーを打ち合う。続いてロープワークを使ったルチャ流の攻防に経て、ワトが打撃のコンビネーション。最後にローリングソバットでダウンを奪う。
続いてワトはティヘラで場外に追いやり、フェイントからプランチャ。しかし、DOUKIは地獄突きを迎撃。
DOUKIはワトを鉄柵に叩きつけ、さらに場外マットにDDTで突き刺す。ワトはカウント18でリングに生還。
DOUKIは逆水平チョップ一発でダウンを奪う。そしてボディスラムで叩きつけてラ・ランツァ。DOUKIはワトの頭部を蹴りつけて挑発。そしてブレーンバスターを狙うも、ワトはこらえる。
するとDOUKIは顔面かきむしりからロープに走るが、ワトはケブラドーラ・コンヒーロで迎撃。さらにドロップキックで場外に落とし、トルニージョアタックを炸裂。
ワトはDOUKIをリングに戻し、スワンダイブで飛びかかる。DOUKIは切り抜けるが、ワトはソバットから打撃のコンビネーション。トラースキックからカバーに入るが、DOUKIはカウント2でキックアウト。
ならばとワトは旋風脚を繰り出すが、DOUKIはかわしてバックを取る。切り抜けたワトはスワンダイブのエルボーを放つ。だが、DOUKIは飛びかかってきたところをイタリアンストレッチNo.32で捕獲。
ワトがなんとかロープに逃れると、DOUKIはスープレックス・デ・ラ・ルナの体勢に。しかし、ワトはディフェンス。するとDOUKIは技の読み合いから延髄斬りを決めてロープへ。だが、ワトはカウンターの旋風脚を炸裂。
ワトは気合いの雄叫びからレシエントメンテを食らわす。しかし、カバーはDOUKIがカウント2ではね返す。ならばとワトはコーナー最上段からRPP。これはDOUKIに寸前でかわされてしまう。
ここから両者はヒザ立ち状態でエルボー合戦に突入。さらに顔面に張り手を打ち合う。競り勝ったDOUKIはロープへ。ワトは攻撃を切り抜け、技の読み合いから高角度のジャーマンを炸裂。
続いてワトはTTDを狙うも、DOUKIは回避して摩利支天の体勢に。ワトも逃れるが、DOUKIは土遁の術・改を炸裂。続いてDOUKIはデイブレイクで突き刺してカバーするが、ワトはカウント2でなんとかキックアウト。
だが、最後はDOUKIがスープレックス・デ・ラ・ルナで3カウントを奪取。最後に3勝目をゲットした。