試合後、セミファイナルでIWGP挑戦権利証を防衛したオカダが、権利証となっている4代目IWGPヘビー級のベルトを肩にかけながら花道から登場。リングに上がってマイクを持つ。
■オカダのマイクアピール
「鷹木さん、防衛おめでとうございます。そして、ご苦労さまでした。これからはIWGP世界ヘビー級チャンピオンに変わって、『G1 CLIMAX31』チャンピオンが新日本プロレスを引っ張っていきますので、ご苦労さまでした。(IWGPヘビー級のベルトを見ながら)まっ、これが1.4の挑戦権利証ですよ。『G1CLIMAX』チャンピオン、IWGP世界ヘビー級チャンピオン、どっちが本物のチャンピオンか決めましょうよ。IWGP世界ヘビー級チャンピオンとして、失礼、『G1 CLIMAX』Aブロック予選敗退・鷹木信悟として、このオカダ・カズチカにかかってこい、この野郎!」
今度は鷹木がマイクを持つ。
■鷹木のマイクアピール
「まさかお前から来てくれるとは思わなかったよ。呼び出す手間が省けたぜ。へへへッ、オカダ、確かに俺はAブロック予選落ちだ。俺が2位で、1位の飯伏が優勝決定戦に行った。だがしかし、オカダよ、仮に俺が決勝に行ったら、お前が優勝できたか分かんねえよな、オイ! それからお前、まだそのおもちゃのベルトを使ってんのか? 好きだなあ、お前。とは言っても、こいつも偉大な『G1』王者だ。それは間違いない。そして俺は今日、なんとかこのベルトを守った。オカダ、ここまで言ったら俺が何を言いたいか分かるよな? 分かるか? 『G1 CLIMAX』のチャンピオンか、このIWGP世界ヘビー級チャンピオンか、どっちが強いか決めようぜ。場所は1.4東京ドーム!」
鷹木とオカダの両者、IWGPのベルトを肩にかけて睨み合い。そして、両者ともロープ際でポーズを決めてアピールだ。これが終わるとオカダは引き上げていった。オカダが引き上げたのを見届けた鷹木は再びマイクを持つ。
■鷹木のマイクアピール
「中途半端な空気になったから帰ろうと思ったけど、せっかく最後の大阪のビッグマッチだ。もう一言だけ喋ってもいいかな? 改めまして、キタキタキターッ!(大絶叫)。いやあ、それにしても今日は本当にしんどい試合だった。本当にしんどかった。何度もギブアップしそうになったが、ここで負けるわけにはいけねよな、俺は。だが、ザック・セイバーJrは、これは間違いないよ。あいつは現時点で最強で最高のチャレンジャーだった。ということはそのザックを破った俺は、現時点でこの新日本プロレスで最強で最高のレスラーで間違いないよな? (観客の拍手を聞きながら)どうも! どうも! 盛大な拍手をどうも! いいか? 俺の夢と野心はまだまだこんなもんじゃねえからな。まだまだ上を目指す! ということで、1.4東京ドームに向けて、IWGP世界ヘビー級王者として、龍の如く駆け昇っていくぞーッ!」