ヘビー級のジュースとジュニアヘビー級のファンタズモが激突する異色のシングルマッチが実現。
試合開始前、ジュースが平手で自分の尻を連打してファンタズモを挑発。そこから試合が始まり、ジュースがショルダータックルを受け止める。するとファンタズモはサミングで不意打ちしていくが、ジュースがカウンターマンハッタンドロップで報復。そして、アトミックドロップからプランチャを食らわせる。
リングへ戻り、ジュースがショルダースルーでファンタズモを投げ飛ばし、頭部へパンチ連打を浴びせる。するとファンタズモは、張り手でジュースに報復。これをきっかけに両者がエルボーを打ち合い、そこからファンタズモがバックスピンキックでジュースのボディを撃ち抜く。
ここからファンタズモがペースを掴み、執拗なひっかき攻撃、スリーパーホールド、つま先を狙った踏みつけ攻撃などで攻め立てる。
さらにファンタズモは乳首をつまんで引っ張るが、ジュースが左の顔面パンチをお見舞い。そして、串刺し攻撃ラリアット、キャノンボール、フルネルソンバスター、セントーンと畳み掛ける。
しかし、ファンタズモがひっかき攻撃で流れを変え、セカンドロープからのフライングボディアタックを浴びせる。だが、すぐにジュースが立ち上がり、プリンスズスロウンで巻き返す。
続いてジュースはコーナーへのぼり始めるが、ファンタズモがトップロープへ体当たりして転落させる。そして、ジャンピングハイキックでジュースの動きを止めると、雪崩式フランケンシュタイナー、ダイビングボディプレス、スタイルズクラッシュ、Vトリガーと大技を連発していく。
次にファンタズモは片翼の天使を仕掛けるが、ジュースが脱出に成功。
そして、パルプフリクションを狙うが、ファンタズモが回避してレフェリーと衝突させる。
その直後、ファンタズモは首固めで押さえ込むが、レフェリーが不在でノーカウントとなる。するとファンタズモはサドンデスを狙うが、ジュースが身をかわし、パルプフリクションで逆転に成功。それでもファンタズモが3カウントを免れると、最後は新技のHHB(フィッシャーマンズドライバー)で勝負を決めた。
試合後、ジュースはマイクアピールを敢行し、IMPACT WRESTLINGのムースに対して宣戦布告。サンノゼ大会で対決することを要求した。
【試合後コメント】
ジュース「最初に簡単なことからだ。エル・ファンタズモ、あいつは本当にいいレスラーだ。あいつもよくやったんじゃないか。体重も90kgかそこらなんだろ? 次に、あいつがいかにいい選手であったとしても、ヘビー級は倒せない。ムース、お前にも言っておく。ムース、お前もジュースと闘いたいだろ? 俺もお前と闘いたいんだ。ジュースvsムースで試合をやろうぜ、ムース。ジュースには何の問題もないぜ、ムース。ムースはジュースと試合がしたいだろうし、ジュースもムースと試合がしたいんだ。それならサンノゼで開催される『BATTLE IN THE VALLEY』で闘おうぜ。ムース、お前は“レスリング・ゴッド”なんかじゃない。驚異的な身体能力を持った素晴らしい選手であるのは事実だがな。(※人差し指を左右に振り)しかし、“レスリング・ゴッド”ではない」
ファンタズモ「(※両手で後頭部を押さえて苦しそうに)俺は自分が簡単にヘビー級にやられるジュニアヘビー級の選手ではないということを示したかっただけだ。だが、俺は間違っていたようだ。まだ足りない。でも、あと少しのところだ」
NEW JAPAN SHOWDOWN 2021
- 日時
- 2021年11月7日(日) 開場 9:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第2試合 30分1本勝負