NJPW連合軍vsTEAM FILTHYの6人タッグマッチ。
上村とアイザックスが先発し、上村が腕を取って絞る。すると、アイザックスはショルダータックルを浴びせるが、上村がすぐにアームホイップで投げ飛ばした。
フィンレー対ネルソンとなり、フィンレーがダブルスレッジハンマー、ランニングローキック、フィストドロップ、ブレーンバスター、逆水平チョップと畳み掛ける。
続いてコグリンが登場し、逆水平チョップ、カウンターフライングショルダータックルでネルソンへ追撃。そして、替わったクレイトスにはエルボー連打
を浴びせ、ショートレンジドロップキックから串刺しラリアット、逆水平チョップへ繋ぐ。
だが、クレイトスがコグリンに張り手を食らわせ、カウンターフライングラリアットで逆転。そして、豪快なブレーンバスターで追い討ちをかけると、ネルソン&アイザックスと共にポーズを決める。
しかしコグリンは、ジャーマンスープレックスホイップでアイザックスを投げ捨て、赤コーナーへ帰還。タッチを受けたフィンレーが、アイザックスにカウンタージャンピングエルボースマッシュ、ネルソンにドロップキック、クレイトスにプランチャを食らわせる。
次にフィンレーは、串刺しエルボースマッシュ、ダイビングエルボースマッシュをアイザックスにお見舞い。そこから上村の出番となり、エルボー連打、逆水平チョップ、串刺しドロップキック、ボディスラム、ジャンピングエルボードロップ、閂スープレックスでアイザックスに追撃していく。
ここから混戦となり、フィンレーがネルソンに飛びつきネックブリーカードロップ、クレイトスがフィンレーにジャンピングパワーボム、コグリンがクレイトスにボディスラム。そして、ネルソンがポップアップ式パワーボムでコグリンを叩きつけてシーソーホイップへ繋ぎ、待ち構えていたアイザックスがパワースラムを食らわせる。
その直後、上村がアイザックスにエルボー連打を浴びせ、ショートレンジドロップキックでネルソンを吹き飛ばす。そして、アイザックスの2段階式ジャーマンスープレックスを切り返し、前方回転エビ固めで押さえ込む。
さらに上村は首固めを繰り出すが、アイザックスがキックアウトし、今度こそ2段階式ジャーマンで投げ捨てる。その直後、ネルソンがコーナー2段目からの飛びつきダイヤモンドカッターで叩きつけ、最後はアイザックスがエビ固めで上村から3カウントを奪った。
第1試合終了後、エキサイトしたコグリンがクレイトスを襲撃。乱闘が勃発し、両者の因縁が深まった。
【試合後コメント】
クレイトス(※イスを投げるフリをして)今回はやらないぞ」
ネルソン「やらないぞ」
クレイトス「なぜだか知りたいか? 今日は俺たちが勝ったからだ。TEAM FILTHYがフィラデルディアで勝利だ」
アイザックス「ここは“フィルシー”ラデルフィアだ」
クレイトス「いい響きだな」
アイザックス「俺たちが勝利を掴んだ。TEAM FILTHY、ウェストコースト・レッキングクルー、そして一匹狼のJRクレイトスと闘うとどうなるかがわかっただろ? 石板のようなJRクレイトス、筋肉のカットが出ているジョレル・ネルソン」
ネルソン「(※IWGPを指さし)そしてコイツが“マイル・ハイ・サムライ”だ。TEAM FILTHYだけじゃなく俺たち3人のことも覚えておけ」
アイザックス「(※指折り数え)1、2、3で俺たちの勝ちだ」
クレイトス「瞬きするなよ」
上村「ひとつだけ言っときますけど、この“ニュージャパン・オブ・アメリカ”、タイトルマッチ(が組まれたり)とか、ほかにトップ選手が出てたりしますけど、常に俺がメインイベントっていう気持ちで、俺がこの“ニュージャパン・オブ・アメリカ”を盛り上げてやります。ありがとうございました!」
コグリン「(※後頭部を押さえ)クレイトス! あいつとは今日初めて闘ったわけじゃない。『GCW Bloodsport』で首のケガからの復帰戦を、お前と闘った。(※ビデオカメラを指さし)お前は俺が敵わないと言ったが、お前をリングに叩きつけてやった。ほぼ1年越しの今回の対戦を予想していたか!? 俺はいま、完全にケガから回復した! お前ともう1回やらせろ!!(※カメラへ近づく) クレイトス、お前をマットに沈めてやる。また会おう」
フィンレー「(※指折り数え)クレイトス、トム・ローラー、ウエストコースト・レッキングクルー、ダニー・ライムライトにどうやって対処すればいいんだ。タッグマッチか…。俺のことを誰だと思っている!? 俺は世界最高のタッグチームの1人だぞ! (※指折り数え)元IWGPタッグ王者、『WORLD TAG LEAGUE 2019』優勝、そして元IMPACT世界タッグ王者だ。すなわち世界最高のタッグチームが、いまこの『NJPW STRONG』にはいるということになる。そこで、ステップアップをしたいヤツのためにオープンチャレンジなんてどうだ!? 俺のパートナーは、いまリングで試合をしているご存知のとおりの“あいつ”だ。“フィンジュース”にやられたいヤツらは誰でも歓迎する。俺たちを倒せるものなら倒してみろ。(※人差し指を立ててカメラへ近づき)お前たちの思い通りにはいかないだろうけどな。なぜなら俺たちこそが世界最高のタッグチームだからだ!!」