現地時間の8.14『RESURGENCE』で行なわれたジェイvsフィンレーのNEVER選手権後、同大会に参戦していた石井がリングに上がって、防衛したばかりのジェイに宣戦布告。ジェイが石井の挑戦を受け、NEVER王座の2度目の防衛戦を行なう。
試合前、指をピストルのように石井の額に突きつけたジェイ。これに怒った石井はジェイの革ジャンを掴んで早くも臨戦態勢だ。ゴングが鳴るとジェイは両手を広げて石井に近づいて攻撃。だが、石井はこれをかわすと、お互いにロープに走ってタックル合戦だ。
しかし、ジェイは低空ドロップキックで流れを変える。そしてコーナーに追い詰め逆水平チョップからのストンピングだ。さらにコーナーホイップを放ったジェイ。しかし、すぐさま石井はやり返し、ショルダータックルでふっ飛ばす。
ジェイはたまらず場外に逃亡するが、石井はすぐさま追いかけてリングに戻す。ならばとジェイは反対側からまたも場外に逃亡。これを追いかけた石井はもう一度リングに戻す。しかし、ジェイはまたも場外に逃げようとする。
ならばと石井も足を掴んでこれを阻止。ジェイはこれを足で突き放すと、ロープ際で石井を捕獲。ファイヤーマンズキャリーで抱え上げ、トップロープにスタンガンだ。そのまま場外に出ると鉄柵に2度叩きつけていく。
そして場外で逆水平チョップを放ってから石井をリングに戻したジェイ。ストンピングから左足をグラウンド式のドラゴンスクリューで捻り上げると、無理やり立たせて逆水平チョップだ。さらにコーナーに追い詰めて逆水平チョップを連打するジェイ。
続いてショルダーネックブリーカーを放ったジェイは、寝っ転がった石井の頭部を踏みつけていく。立ち上がった石井は逆水平チョップで反撃。ならばとジェイは膝裏にタックルを食らわせて反撃を許さない。
さらにジェイは右足を掴んで逆片エビ固めだ。続けてグラウンドのドラゴンスクリューで追撃すると、膝立ちの石井に向かって逆水平チョップを連打。さらにニークラッシャーを食らわせていく。
しかし、怯まない石井はそのままショルダータックルを食らわせて反撃。バックを奪ってジャーマンを狙う。ジェイがこれを阻止するとロープに飛んだところを捕まえてパワースラムだ。そして、コーナーにジェイを追い込むと逆水平チョップとエルボーのコンビネーションを食らわせる。
さらにジャーマンを狙う石井。だが、コーナーのロープを掴んで阻止したジェイは逆に石井を捕まえてDDTでマットに串刺しだ。そして、串刺し式のバックエルボーアタックからデスバレーボムを放ったジェイ。続いて裏投げの体勢に入る。
しかし、これを阻止した石井は逆水平チョップで反撃。コーナーに追い詰めて逆水平チョップを喉に叩き込んでいく。そしてコーナートップにジェイを上げた石井。だが、ジェイはサミングで石井の動きを止めると、コーナーから降りてハーフハッチでコーナーに叩きつける。
続いてブレードバスターを放つと、裏投げの体勢に。石井が踏ん張ると逆水平チョップで黙らせる。そしてコーナーに追い込むと石井のお株を奪う逆水平チョップとエルボーのコンビネーションだ。
一度は倒れた石井だが、立ち上がるとジェイの攻撃を食らっても仁王立ち。エルボーを打たれながらもジリジリと前進し始める。そして、お返しの強烈なエルボーで一撃。ジェイもたまらずダウンだ。
そしてコーナートップに持ち上げた石井。ジェイもエルボーを打って反撃するが、石井は受けても受けてもびくともしない。そしてエルボーでジェイを黙らせると、雪崩式のブレーンバスターだ。
さらにパワーボムを狙う石井。ジェイはナックルを叩き込んでこれを阻止。ならばと石井は逆水平チョップで倒してラリアットを狙う。しかし、ジェイはこれをカウンターで捕まえて裏投げを発射だ。
そしてジェイはキーウィークラッシャーの体勢に。だが、石井もこれを踏ん張って阻止。ならばとジェイはエルボーを放っていく。石井もエルボーで応戦。エルボー合戦を優勢に進めていく。ジェイはたまらず場外に逃亡だ。
戻ってきたジェイは再びエルボーで攻撃。またも石井とエルボー合戦を展開する。しかし、これも石井が上回りジェイはダウン。だが、立ち上がったジェイは張り手とエルボーのコンビネーションで石井の動きを止めるとバックドロップだ。
ならばと石井もすぐに立ち上がってバックドロップでお返し。しかし、ジェイはロープ際で近づいてきた石井を捕まえると、場外に放り投げてしまう。石井はエプロンの角に腰をぶつけて、場外でダウンだ。
その石井を無理やりリングに戻したジェイはキーウィークラッシャー。さらにSSSを狙う。だが、石井は後頭部をジェイの顔面にぶつけて阻止。ラリアットをお互いにかわし合う中、石井が投げっぱなしジャーマンを決める。
そして石井はスライディングラリアットを発射。ジェイはこれをかわしてブレードランナーと見せかけてもう一度捕まえるとSSSだ。しかし、石井はすぐさまラリアットでやり返す。そして、ロープを走ってもう一度ラリアットを発射だ。
だが、ジェイはこれをラリアットで迎撃。続けて掟破りの垂直落下式ブレーンバスターだ。石井はカウント1で意地のキックアウトするが、ダメージも大きくすぐにダウンしてしまう。その石井にジェイはエルボーで一撃。石井は前のめりにダウンしてしまう。
さらにもう一発エルボーで追撃したジェイ。しかし、石井は立ち上がってヘッドバット。続けてジャンピングハイキックを叩き込む。そしてラリアットを放った石井。ジェイはこれを捕まえてカウンターのコンプリートショットだ。さらにSSSで追撃すると、トドメのブレードランナーへ。
しかし、石井も許さずヘッドバットで一撃。続けて左のラリアットでジェイをダウンさせる。そしてスライディングラリアットで追撃した石井。雄叫びを上げてトドメの垂直落下式ブレーンバスターへ。しかし、ジェイはこれを阻止して許さない。
そしてもう一度石井が垂直落下式ブレーンバスターを仕掛けたところで後方に着地。振り向きざまに石井を捕まえてブレードランナーの体勢だ。だが、石井もすぐさまこれを逃れて逆にフルネルソン。投げっぱなしのドラゴンスープレックスだ。
さらにジェイのラリアットによる反撃もかわしてラリアットで一撃。今度こそトドメの垂直落下式ブレーンバスターを炸裂させ3カウントを奪取。石井がジェイに勝利し、NEVER無差別級王座を獲得したのだった。
試合後、6度目のNEVER無差別級王座獲得となった石井はそのベルトを倒れているジェイに見せつけると、肩にかけて無言で花道を引き上げていった。